ポリエステルのパップテント風・OneTigris スーパーシェルター試し張り
長めの梅雨が終わり、関東は一気に夏本番という感じです。
梅雨にできなかった、新幕の試し張りをしてきました!
OneTigris スーパーシェルター BLACK ORCA
先日のグラウンドチェアのレビュー記事や、Twitterの投稿にちらっと映っていたやつです。
ポリエステルのパップテントという風情の、中国製シェルターです。
商品名がシェルターと言っても床があるので、テントと言っても構わないでしょう。
「コスパに優れた遊べる幕」として、密かな人気が出てきております。
スペック
材質:PU3000mm防水仕様・68Dポリエステルタフタ
寸法:約200cm×125cm×115cm
折りたたみ:約40cm×20cm
重量:約1450g
付属品:収納袋、ガイライン×5、テントペグ×8
付属する収納袋ですが、ちょっと大きめになっています。
コンプレッションサックを使って小さくすることも可能ですが、一緒にグラウンドシートをしまえるので、あえて大きいまま使います。
グラウンドシートはDODの1~2人用が、W190×D120cmで大体同じです。
奥行きの120cmはピッタリすぎるので、若干前面方向にずらして張った方が良いです。
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後ろ側だけシェルターと一緒にペグダウンして、入り口側は打たずに引っ張る感じで張ると良いでしょう。
もちろん普通のブルーシートを折って使ってもいいです。
付属のペグはペラペラなアルミで長さも短かったので、全てユニフレームに入れ替えました。
付属ロープも細いので、パラコードに変更します。
まずは四隅をペグダウン。
角が90度になるよう、軽く引っ張りながらペグを打ち込みます。
続いてポール。付属はしません。
今回はこちらのトレッキングポールを使います。
この短くした状態で55cm。分解すると42cmまで短くできます。
最長の長さは125cm。
重さは1本約200gです。
もちろん普通のタープポールを使ったり、吊り下げて設営する場合は不要です。
あると徒歩移動の時に使ったりできますね。
私が使うかどうかは不明と言うか、たぶん徒歩で長距離の移動はしません。
足に魚の目ができて爆死しそうです。
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トレッキングポールを引っ掛けてみたところ。
ループが小さかったので、パラコードで延長ループをくくって立ち上げます。
トレッキングポールの上下の向きは、お好みでどちらでもいいです。
私のように持ち手を下にすると、土で汚れますね。
タープを建てる時と同じ要領で、メインロープを張るペグは先に打っておきます。
あとはロープをトレッキングポールに引っ掛けながら立ち上げ。
この時は探りながら張っているので、ポールは110cmぐらいに短くしています。
別角度から。
メインロープは二股にしていますが、これもお好みです。1本でも立ち上がります。
ポールを125cmまで伸ばして、前を開けてみました。
けっこう目が細かいメッシュになっています。
風の通りはあまり良くないですが、虫も通らなさそうです。
前面はクローズもできますし、タープのように跳ね上げて使えます。
跳ね上げに使っているのはFIELDOORの19φポール、4本継ぎで120cm。
赤とはいまいち合わないけど、オレゴニアンキャンパー色だと思えばオシャレに思えるかも。
メインポールは125cmぐらい無いと、前面の出入り口に立ち上がりができず、雨が入り放題になってしまいます。
フロアだけが耐水圧の高い素材になっているわけでもなく、屋根と同じポリエステル68Dです。
荷物は重くなりますが、グラウンドシートは敷いた方が良いですね。
左右には換気のためにメッシュにできる窓があります。
開閉は外側からしかできません。
あまり風の通りは良くないんですけど、無いよりは全然マシです。
ひさしの下にグラウンドチェアを置いたところ。
軽い雨なら、これでもしのげそうです。
150~180cm前後のポールでタープを張っておいて、そこにロープで吊り下げて使うというのが一番快適だと思います。
もちろん適当な木があれば、そこに吊ってもいいですね。
購入情報
Amazonで9,200円。ただしODグリーンは人気があるのか、よく売り切れます。
ブラウンなら大体いつもありますね。
待っていれば不定期に入荷するようですが、私は全く待てませんでした。
中国のAliExpressで購入し、送料込み76ドルぐらい。
在庫はたくさんありまして、注文後2週間ぐらいで届きましたよ。
まとめ
軍幕はちょっと気になっていたんですが、雨や虫が心配でなかなか買えずにいました。
そういった点では、このスーパーシェルターはなかなか良さそうです。
シームテープなども付いてますので。
縫製などはあまり強そうに見えないので、あまりテンションをかけて張るのは怖いところです。
今回は試し張りだけで泊まってないのですが、次回はタープ下に吊って張ったり、ちゃんと泊まってみたいと思います。
2019年9月追記
タープにぶらさげる感じで張って泊まってきました!
この方が張りやすいし、乾燥しての撤収も簡単。
ただし強風時はもっとポールを低くしないと、使えなさそうです。
タープ併用の場合は、まず吊って中心を出してからペグダウンがおすすめ。
通気性はいまいちで結露しますので、そこは我慢。
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