スポンサーリンク

お手軽タープを自宅使い。コールマン インスタントバイザーシェードII/M レビュー

先日屋上にウッドパネルを敷いて快適度を上げたのですが、まだあれで完成ではありません。

今のままですと近所の高いマンションから丸見えなんです。

さらに日当たりも良いので、夏場は灼熱となりくつろぐどころではありません。

主にそれを防ぐべく導入したのが、こちら!

コールマンのインスタントバイザーシェードII/Mです!

いわゆるワンタッチタープや簡単タープと呼ばれるもので、地面にペグが打てない場所でよく使われるタープになります。

自宅屋上で使う以外に、場合によってはキャンプに持ち出すことも想定していますよ。

スペックはこちら。

展開サイズ270×270×254/204/147(h)cm
収納サイズ90×19×19cm
重量約12kg
耐水圧約800mm
材質シェードスキン/150D ポリエステルオックスフォード
(UVPRO、PU防水、シームシール)
フレーム/スチール
付属品ペグ、ロープ、収納ケース

この商品に決めた一番のポイントですが、収納サイズです。

一般的にこういったワンタッチタープの類は、設営は簡単なのですが収納サイズが大きいです。

収納時の長さ100cm以上は当たり前、展開サイズが300cmクラスのものですと130cmぐらいになるものも珍しくありません。

その点インスタントバイザーシェードIIのMサイズは、長さ90cmなのでカテゴリ内ではコンパクト収納な部類になります。

主に自宅使用だとしても、収納サイズは小さい方がありがたいですよね。

ちなみにもっと収納サイズが小さいものが良いものをお探しでしたら、鹿番長のクイックシェード ライト 180UV-Sが74×18×18cmになります。


屋根部分が180×180cmと少し小さめなので今回はコールマンにしてしまいましたが、用途によってお選びください。

サイド面にハーフシェードが付いてくるようですが、サイドパネルを増やすことはできなさそうです。

インスタントバイザーシェードII/M 設営

大して難しくもなく、初心者でも簡単に建てられるのがこういったタープのメリット。

2人いれば楽ですが、1人でも建てられます!

まずは袋から出して、足を下にして立てたら少し開きます。

1人で建てたい場合は、足を1つ重りで固定しておくと楽です。

ペグが打てる環境なら、打っちゃってもOK。

この後は固定した足の対角線上にある足を持ち上げ、ゆっくり開いていきます。

まだ全開にはしないでください。

ある程度開きましたら、全開にする前に屋根となるシートを被せます。

4つ角に補強が付いたポケットがあるので、ポールを引っ掛けるだけです。

説明書通りに行くと、この赤いロックボタンがパチっと音を立ててロックがかかるまで屋根を持ち上げることになっています。

けっこう力が必要でした。

屋根の内側、この斜めの垂木に当たる折りたたみフレームが、徐々に伸びて完成時にはまっすぐになります。

この部分を手で持ち上げてまっすぐにした方が、四隅で持ち上げるよりも少ない力で屋根を展開できました。

テコの原理ですね。たぶん。

足を伸ばして高くする前に、屋根内側のベルクロをフレームに巻いて留めておきます。

手が届きにくくなりますからね。

足をカチッとロックがかかるまで伸ばします。

「伸ばさない・1段だけ伸ばす・2段伸ばす」といった3段階の高さに変更可能。

風が強い時は低くしましょう。あとは4隅の足の固定、キャンプ場ではペグ打ちですが。

付属のペグは短小かつ先も尖っていない棒ですので、ちゃんとしたペグを別途買いましょう。

足に開いた穴の直径的に、ユニフレームのパワーペグSUS300あたりがおすすめ。


足4本とロープ4本で、合計8本あれば良いです。

ロープは太いエリッゼステークでも良いですが。

側面に付ける横幕は別売オプションになります。


私も1枚買いました。フルフラップフォーバイザーシェード/M。

色はオフホワイトのみしか選べません。

これ4枚買って囲ったら冬も使えるんじゃないかなーと思いますが、頑張ってロッジシェルター買った方が幸せになれると思います。

装着は簡単で、足の上の方にある金属リングに金属フックを引っ掛けます。

フレームには樹脂フックを引っ掛け、パチっと留めます。

足フレーム、ペグを打つ穴のちょっと上にもフックを引っ掛ける穴があります。

足を最大に伸ばしていないと、この穴は出ません。

高さ低めでサイドフラップを付けたい時は、まくりあげることになります。

あとはフラップ横のベルクロをフレームに巻き付け、できあがりです。

見た目でいけますね。

このフラップに限らずワンタッチタープ全般ですが、誰でも見た目で大体張れてしまいます。

雑に消した背景部分にマンションがあるのですが、そちらからの視線を遮りやりたい放題になりました!

ビニールプールを置いてナイトプールパシャパシャしたかったのですが、これは奥様の反対に遭い実現できず。

実際問題、屋根の耐荷重的にプールは小さいものじゃないとダメそうな気がします。

逆側はテレビのアンテナが若干アレですが、お空はよく見えます。

キャンプに行けない時、くつろぐには悪くないですね。

さっそく家族でバーベキューをしました。

無煙バーベキューコンロのロウリュを使いましたが、この環境なら多少煙を出しても大丈夫な気がします。

モクモク出すとさすがに近所迷惑ですが。

遮光性と遮熱性

タープですので、遮光性も気になるところですよね!

よく晴れた日に確認してみましたが、けっこう濃い影ができます。

建物の影とインスタントバイザーシェードの影、濃さが変わりませんよね?

UVカット加工のたまものでしょう。

しかし遮熱性はそんなに無く、屋根近くは暑くなります。

ポリエステルの1枚布ですから、これは仕方ないですね。

より遮熱性の高いコットンやT/C素材、インスタントバイザーシェードII+(プラス)の方を選びましょう。

風に対してはやっぱり弱め

構造上仕方ないことなのですが、風に対する耐風性はやはり弱めになっています。

足が入れ子式に収納されるので、足を伸ばして高くすると下の方が細くなりぐらつきやすいんですよね。

風速2~3mでも、けっこうグラグラしました。

足を短く縮めれば、フレームの太い部分で接地するのでいくぶんか強くなります。

もちろん屋根が低い方が、高いよりも風を受け流しやすくなりますね。

強風の時は足を短くして、ロープを追加で張ったりしてフレームの破損を防いでください。

撤収するのもやむなしです。

まとめ・家でも使えて誰でも張れる!


色は2023年のコールマンカラー、グレージュにしました。価格は1万円ちょい。

来年あたりは、また別な新色が出ると思われます。

耐風性は多少弱くても、どこでも誰でも張れるというのは大きなメリットです。

特に屋上で使うには、これ以外にはオーニング設置など大掛かりになってきます。

手軽にアウトドアを楽しむにはピッタリの商品と言えますね!

Sponsored Link