テンマクデザイン・炎幕DX EVOのレビュー
本日紹介するのは、すでに終売が決まってしまっているテント。
テンマクデザインの、炎幕DX EVOです!
テンマクデザインの炎幕シリーズですが、メーカー製パップテントといった風情の商品。
コットンの炎幕があり、それにスカートやサイドパネルが付いた炎幕DXも登場。
炎幕DXの背面と側面をポリエステルにしたのが、炎幕DX EVOです。
炎幕DX EVOをサイズアップしたのが、現行の大炎幕。
大炎幕は総コットンへ、2020年秋にリニューアル予定。
なかなか複雑な話ですけど、同じテンマクデザインのパンダほどじゃないですよね。
大炎幕以外はサイズも共通で、オプションも使い回せるので。
パンダファミリーはかなり複雑で、こんがらがっています。
炎幕DX EVO スペック
フライシート素材 | ひさし:コットン100%(撥水加工/防カビ加工) 背面・側面:ポリエステルオックス210D(PUコーティング/撥水加工) |
グランドシート素材 | ポリエステルオックス210D(PUコーティング/撥水加工) |
ポール | スチール製3本継ぎ(φ19mm×1.300mm)×4本 |
耐水圧 | 1,500mm(グランドシート) |
サイズ | 収納サイズ (約)570×220×220(高)mm 組立サイズ フライシート (約)3,300/2,000×1,900×1,300(高)mm グランドシート (約)1,870×930×100(高)mm |
重量 | (約)6,67kg |
付属品 | スチール製ペグ15本、張り綱(2m×7本)、収納ケース |
原産国 | 中国 |
重量は炎幕DXの7.6kgに比べ、約1kgの軽量化。
これがフルTCだったらどうだったんでしょうね?
バンドックのフルTCテント、ソロベースは4.4kgですので...
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ソロベースとも悩んだんですが、入荷がけっこう先になりそうだったので、炎幕DX EVOにしました。
炎幕DX EVOは在庫限りで終了で、安くなっていたというのも買うに至ったポイントです。
収納バッグです。サイズは570×220×220mm。
バイクの荷台にくくろうと思えばできるサイズです。ちょっと重いですけど。
ペグやポールは軽いのにしたいと思います。
ロープは1本2mなので、もう50cmずつぐらい長くてもいいかな。
バッグはジッパーなどはなく、横から入れる巾着袋方式。
設営は簡単。まずは広げます。
コットン面が正面になります。
メインポールのところにロープを仮置きして、45度くらい開けて伸ばします。
おおよそのところにペグを打ちこみ。
一人でタープを建てる際、先にペグを打つのと同じ要領です。
ポールを立てて、テンションをかけて自立させます。
繰り返しですが、タープと同じ。
背面側を伸ばして、ペグ2本打ち込み。
両サイドも引っ張ってペグダウン。
前面の両足元をペグダウン、ポールを入れて跳ね上げて完成。
普通にやって、ここまで10分ぐらいですね。
取扱説明書では先にテントの裾をペグダウンして、ポールを立ててからロープを張るやり方になってます。
どちらでもやりやすい方で。
ひさしの横のサイドパネル(三角部分)はコットンで、開閉可能です。
あと跳ね上げた部分のスカートが炎幕DXはポリエステルなんですけど、EVOではコットンです。
付属グランドシートは10cm立ち上がりのあるバスタブ型、サイズ1,870×930mm。
一人がゴロ寝して、荷物を置けるサイズ。
ただし奥の壁際は天井が低いです。
グランドシート手前側は、メインポールを突っ込むポケットになっています。
後ろ側はテントの背面に打ったペグに引っ掛け、テンションがかかります。
ポケットじゃなく面ファスナー(マジックテープ)とかだとポール外さずにセットできたのに。
高さ20cm弱のローコットを置いてみました。
コットの下にテントやシュラフなんかの収納袋を突っ込んでます。
ハイコットは手前側に置くなら、置けなくもないです。
左右のスペースにも荷物は置けますので、ぴったりソロ用という感じです。
グラウンドチェア他いろいろを置いてみました。
ヘリノックスのグラウンドチェアですと、頭上に少し余裕があります。
参考記事:高級チェアだよ!Helinox ヘリノックス グラウンドチェアのレビュー
ローコットをそのままイスがわりにしても良いですね。
コットンの下は日陰も濃くて涼しいのですが、ポリエステルの方は天気によっては暑い。
ひさしがコットンなので、雨の時でも焚き火できるのが特徴。
風向きを考えてうまく設置すると、テントが風よけにもなります。
ただしテント内は煙くなります。
普通は気にしないんですけど、寝袋は煙臭くない方がいいかな。
この日は晴れてましたし、普通にひさしからずらしてやってました。
全周にスカートがありまして、雨や風の吹込みを抑えられます。
シェルターがわりに使わないなら要らないですね。
ペグを引っ掛けるループがこのスカートに隠れていて、テントをペグダウンする際にスカートも誤って叩きやすいです。
スカートに穴が開いてしまうので、手で避けながら叩きましょう。
ペグを引っ掛けるところはゴムロープです。
一見安っぽいかな?と思ったんですが、よくよく考えるとヘタった時にユーザーが交換できそうですよ。
お好みで金属や樹脂のリングに変えたりもできます。
柔軟性がある、強めのゴムが風への耐性的に一番良いと思いますけどね。
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価格は税込19,800円。
オプションのインナーなどを付けると、もう少し高くなります。
真夏はメッシュ、他の季節はスタンダードインナーで。
大人の秘密基地といった感じで、なかなか楽しいテントです。
設営撤収が簡単なのが嬉しいですね。素材がTCだとなお良かったんですが。
今回は時間があまり無かったので、テント建てて焚き火して寝ただけです。
またソロキャンプで、カンガルーテントを入れたり色々遊んで追記します!
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