軽量コンパクトなNaturehike ネイチャーハイク R値3.5 エアーマットのレビュー
夏真っ盛り、毎日暑い日が続いております。
去年に続いて、今年も暑さが長く続きそうですね~。
秋が長いのが一番いいのですけど。
さて本日は、先日の電車キャンプでデビューしたマットのご紹介です。
Naturehike ネイチャーハイク R値3.5 エアーマット

これまで車やバイクがキャンプに行くメイン移動手段でしたので、マットはさほどコンパクトさ・重さは重視しておりませんでした。
電車で行こうと従来のキャンプギアでパッキングしていると、どうしてもマットがサイズ的に嵩張るのが気になってしまいまして。
今回のネイチャーハイクのエアーマットは収納サイズ10×10×18cm。重量は約440gでございます。

ネイチャーハイクのエアーマットですが、形やサイズなどいろいろと選択肢があります。
私が選んだのは楕円のマミー型、レギュラーサイズ(184×58cm)、厚み約8cm。
断熱性能を示すR値は3.5のものになります。
関東圏なら真冬でもこのぐらいのR値があれば大丈夫。

外側のカバー、スタッフサックから出したところ。
エアーポンプ兼用袋、ポンプサックの中にマット本体が入っています。

さらに中身を引っ張り出して、やっとマット本体のお目見えです。
パンク修理パッチも同梱されていました。

こちらがエアーバルブ。2重キャップになっています。
造りが雑だとこういう点に表れるものですが、そういった気配はありませんね。しっかりしてます。

2重キャップの外側だけを開くことで、外から内側への片方向吸気が可能になります。
中から外方向へは、逆止弁になっており空気が流れません。
マットの中の空気を抜きたい時は、もう一段階キャップを開きます。
スポンジ的なものが中に入っているインフレータブルマットですと、エアーバルブを開けておけば多少膨らんでいきますよね。
今回のエアーマットはそういったものを省き、軽量化にステ振りした商品ですので、空気は人力で入れる必要があります。

私は普段は電動ポンプを使うのですが、今回はせっかくなので付属のポンプサックを使ってみます。
エアーマットのバルブに、ポンプサックのバルブを合体させます。
隙間なくハマるようにできていますよ。

ポンプサックの片側は縫われておらず開放されていますので、口を開けるようにして空気を取り込みます。

ポンプサックの開いている方を閉じて、くるくる巻いて空気を絞り出しますと、エアーマットの中に空気が移っていくという仕組みです。
エアーバルブは逆止弁になっているので、空気は中から外へ逆流してきません。
一度ではちょっとしか膨らみませんので、何度か繰り返して好みの硬さにします。
私はもちろんパンパンに硬くしますよ。

空気が入ったらバルブキャップを閉めて、ひっくり返して使います。
エアー漏れ初期不良が無いか確認する意味でも、購入後は自宅で一度膨らませる練習をしてから持ち出した方がいいですね。
収納状態から膨らませるまでは、10分かかるかどうかぐらいです。5分以下は相当急がないと難しい。
実際に使ってみた感想、寝心地について

実際にキャンプで寝てきました。
季節は夏なので、3.5のR値は高すぎですね。マットの厚みでR値を稼いでいる分には夏に使っても問題ないのですが、今回のネイチャーハイクはフィルム構造。
マット内に薄いアルミを挟んで体温を反射して暖かさを確保できるようになっており、直接寝ますと体温の反射で暑くなってきます。
寝袋を敷いてしまえば気になりません。どんなに気温が暑くても、寝袋は敷いたほうが涼しくなりますw
寝心地はエアーマット独特のポヨンポヨンした感じ。
好みが分かれる部分で、芯材のあるインフレーターマットの方が個人的には好きですね。寝返りなどで動かない限りはそれほど気にならないですが。
短期のキャンプ旅なら十分に身体を休めることができます。しかしこれで半年間寝ろと言われたら嫌です。
肘をつくなど一点に荷重をかけると地面を感じますが、横になって寝ると底付き感もないです。
まとめと購入情報

ネイチャーハイク製品は初めての購入でしたが、けっこう良いですね!
NEMOやSEA TO SAMMITなどと遜色ない造りの良さで、お値段は数段階安い。R値3.5なので冬もいける。
軽量コンパクトさも価格に対して満足できまして、これ以上を求めると費用が3倍ぐらいになってしまいます。
記事作成時点では、Amazonより楽天の方がちょっと安くなっています。
色やサイズの選択間違いにご注意ください。
登山ならSサイズでザックをマット代わりに併用という選択肢もありますが、キャンプならM以上ですね。
バイクキャンプでも荷物はコンパクトになる方がうれしいので、今後も使っていきたいと思います!
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