令和ファミキャン初め・城里町ふれあいの里【後編】
令和のファミリーキャンプ初め、城里町ふれあいの里の後編です。
前編はこちら。
大人の火遊び
サイトに戻って、火遊びを始めます。
ブッシュクラフトの麻の火口と、Magストライカー(ファイヤースターター)。
三郷のiLBFさんで先月買っていたものです。
麻の火口なんて、買わずに自分でヒモから作れよ!とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
全くおっしゃる通りなんですけど、150円でそこそこの量が入っていますので。
材料費はともかく、自分で作る時給を考えたら悪くないと思います!
時間が余っているソロキャンプなどで作っておくのが正解でしょうね。
焚き火台の上で薪を組んで、火口の麻を入れまして。
セッティング完了。
マグストライカーでシュバッ!と火花を飛ばして着火します。
なかなか火が着かず、カメラマンの奥様も何十枚も写真を撮りました。
あまりにも着かないんで、麻が湿ってんのかな?と思ってライターで付けてみると、瞬間的に燃え上がりましたよ(^^)
次回またソロキャンプで、じっくりやってみます。
晩ご飯は肉、魚、野菜
右にダッチオーブン、左では釣り堀で釣ったニジマスを焼いていきます。
薪で魚は火加減が難しいので、左の方では炭を使っています。
さばいて下味付けてアルミホイルで巻くまで、釣り堀でやってくれてますよ。
ダッチオーブンは自宅の近所で買ったベーコンと、来る直前に買った地場の玉ネギと長ネギのコンソメスープです。
玉ネギ、すごく甘くて美味でした。
ベーコンから塩気が出て、コンソメ以外の味付けしなくても全然いけます。
このスープは翌朝にも残して、パンを浸けてアレンジして食べるつもりでした。
訳あって、その望みが叶うことはありませんでしたが。
ニジマスは45分くらい焼いて、ふっくら美味しく焼けました。
次男が「自分で釣った魚はうめぇなぁ!」と、ボウズだった長男をチラチラ見ながら何度も言っておりました。
あとは卓上コンロで肉も焼いていきます。
我が家の場合、焼・即・食!なので全体が強火エリアです。
子ども夜遊び
食後はみんなで夜の散歩に。
管理棟前にかがり火が炊かれていました。
土曜の夜など、利用者が多い時は「子ども夜遊び」というイベントがあるんです。
夜遊びイベントは管理棟ではなく、天文台になります。
射的、1回2発100円。
枝にちょっとしたオモチャが載せられていて、落とせばゲットです。
兄弟で挑戦し、次男が2発とも命中で2個オモチャゲットしましたw
この男、数年前に夜店の射的で1等を当てたこともあります。
夜店でフロントサイトとリヤサイトの使い方を教えたんですが、それを今も覚えていたようです。
長男は2発ともハズレでしたが、残念賞でオモチャ1個もらっています。
他にやったのはこの、ボウリングビンゴ。
ボールを転がして、揃えるほど多くのうまい棒がもらえます。
力加減が難しく、これはノービンゴでした。
それでも、うまい棒3本はもらえます。
あとはお菓子釣りに挑戦。制限時間内に、釣れるだけ釣るというものです。
兄弟とも3個ぐらいという平凡な結果でした。
天気が良い時は、天文台で天体観測イベントがあるようです。
この日は曇りなので、中止という場内放送がありました。
就寝、しかし...
サイトを離れる時に焚き火は消していたので、サイトに戻ってからあえて焚き火はしませんでした。
しばし家族団らんの後、寝る準備をします。
消灯時間の22時を過ぎても、周りはけっこう起きているようでした。
私も22時に寝る訳じゃなく、テントの中でスマホをいじったりしていましたが...
23時になっても、うるさいグループが2つありました。
20代前半ぐらいの男グループと、小学生の子供がいるファミリーグルキャン。
若い男グループの方は、くだらない会話をしつつ、大声で談笑しています。
トランプ見つからないよー、とか大声で言ってて丸聞こえですよ。
ファミリーグルキャンの方は、大人は声を落として宴会しているんですけど、声変わり前の小学生男子の声がめっちゃ響く。
大人の会話に必死に声を張り上げて混ざっていこうとしている感じです。
しかもこのうるさい2グループが、隣り合っているんですよね。
軽く睨みながらトイレに行きまして、24時になってもうるさかったら注意しよう!と思って寝袋に入りました。
モメないようになるべく優しく笑顔で、すいませんけど声を小さく頼みますね、とか言えばいいかな~と考えているうちに。
「そろそろ起きろや~!」と奥様に起こされました。
時計は7時。普通に寝てしまってましたねw
結局彼らは静かになったのかどうか、定かではありません。
イレギュラー朝ごはん
朝ごはんですが、前日のコンソメ玉ネギスープに焼いたパンを浸して、チーズでも載せて食べる予定でした。
それがですね。ダッチオーブンのフタに、お玉が挟んであったんです。
当然ながら、フタにわずかに隙間ができまして。
何匹ものアリがこの隙間からスープにダイビングしておりまして、食えなくなりましたw
ドキッ!アリだらけの水泳大会の写真は自粛しますので、食べられた時の写真を再度貼っておきます。
「ワシがお玉挟んでたせいじゃ~...」と、珍しく奥様がしょげていました。
キャンプ中に限らず人生の失敗の9割は私のせいにする人なんですけど、これは自分の責任と思ったようです。
アリが多いのを認識しながら、食材を確認していなかったのは私の落ち度でもアリます。
パンは普通に焼いて、食材ボックスにお湯入れるだけのポタージュスープがあったのでそちらを食べます。
ちょっと寂しい感じですが、無いよりはいいでしょう。
家族で一番よく食べる長男は、ちょっと足りなさそうでした。
ダメ元で朝食販売に行って、予約していなかったけど購入できないか?お願いしてみました。
1食ぐらいなら大丈夫ですよ、とのことでしたので迷わず購入!
- 城里町キングポークジンジャーピタパン
- オニオングラタンスープ
- オリジナルポテト
こちらの3点で500円です。長男のハラも満たされました。
味も美味しい!との感想でしたので、次回は最初から家族分を予約しておこうと思います。
撤収作業
12時チェックアウトですので、のんびり片付けていきます。
ウォーターバッグ4Lですと、4人家族ではギリギリですね。
後半はかなりセーブしながら使っていたので、家族でしたらもう少し容量ある方が良さそうです。
グラウンドシートが濡れていたので乾かしていましたら、ちょっと雨がパラついてきました。
乾燥を諦めてビニール袋に入れたら、また少し晴れてきたので広げて乾かして...と無駄に時間を使います。
それでも12時アウトは、かなり余裕をもって撤収できますね。
次男は2日目、全く手伝わずにアスレチックのところで何か落書きをしていました。
黒板にチョークで落書きできるものがあって、そういうのが好きみたいです。
確か北軽井沢スウィートグラスでも、同様の黒板でずっと遊んでました。
近くの温泉、ホロルの湯へ
チェックアウト後は、車で2~3分の温泉施設ホロルの湯へ。
キャンプ場から歩いても行けなくはない距離ですが、シャトルバスが出ています。
ちなみにホロルというのはフクロウのことです。
~ホロルとは~
町役場にある城里町のシンボル大樹「スダジイ」(樹齢400年)に住むとされるフクロウです。地元の自然界の主であり、300年もの間、人びとの暮らしを見守り続けています。その昔、天保の飢饉の時には,スダジイにはたらきかけて椎の実をたくさんならせて村人を救ったという物語もあります。ホロルは人間も含めて自然を丸ごと愛していて、特に子どもたちが大好きです。
城里町では、このフクロウを「ホロル」と名づけ、平成12年1月28日に町の商標として登録しました。今では特産品のネーミングや、各種グッズのデザインなどに使われ、町内外の方に親しまれています。フクロウの人気は、最近若い女性を中心にブームを起こしています。もともと身近な鳥であり、どことなくまるみを帯びた体つきがユーモラスで愛嬌があるからかもしれません。さらにフクロウには知的で神秘的なイメージがあります。ギリシャ神話では福を招くという言い伝えまであります。
~ホロルの湯ホームページより
温泉で撤収の汗を流し、2階の食堂でお昼を頂きます。
手作りの味で、美味しかったですよ。
帰り道は全く渋滞も無く帰宅。
好アクセスで翌日に疲れも残さない、良いキャンプでした。
まとめ
子供向けイベントが充実していて、良いところでした!
スタッフの方も、見た目はいかつい人でも皆さんとても親切でした。
時期的なものもあると思いますが、一部モラルの無い利用者がいたのは残念。
炊事場に誰かの排水ゴミが詰まっている際に、自分のゴミ袋に無言でさっと掃除していた方もいらっしゃいましたので、みんながみんな悪い事は無いです。
キャンプ場側としては夜間の見回り・うるさいグループへの声がけをしてくれれば、尚うれしいところです。
アクセスが良くて遊べるものも色々あるので、もっとメジャーになっても良いところですね。
私もまたリピートしたいと思います!
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