24時間持続する!?保冷剤を試してみた!
本日は保冷剤のお話です。
夏場はもちろん、春と秋も食材を冷たく保つために必要なものですよね。
私も色々使ってみましたが、コレだ!という決定的なものはありません。
まず最近よく目にする-16℃になる保冷剤。
良いようにも思えますが、冷え過ぎて食材が凍るのはまだ許せるとしても、保冷力は半日ぐらいしか保ちません。
日帰りなら十分ですが、泊まりキャンプなら冷たいのはその日の夕方まで。
2日目も氷を補給することなく、そのまま突っ走りたいものです。
イエティなどの高価なクーラーを使えば解決するのかもしれませんが。
この手のクーラーは、値段が高すぎるのと、奥様や子供が開けにくいんです。
確かクマも開けられないって頑丈さですからね。
ヘタすると、クーラー開けるためだけに私が呼びつけられたりすることも考えられますので買えません。
普通にバックルやベルクロで開閉できる一般庶民向けクーラーでも長時間持つ保冷剤を探し求め、今回購入してみたのがこちら。
川合技研さんのネオアイスフロスト
-5℃が24時間持続という、ロングラン型の保冷剤です!
-5℃といえば、冷凍庫ほどではないものの冷蔵庫としては十分冷えすぎなレベルです。
食材を冷凍し続けたいわけじゃないので、キャンプならちょうどいいと思いまして。
メーカーさんの実験条件ですと、
- 室温20℃
- 厚み2.5cm・容量8Lの発泡スチロール
- 5度以下に冷えた350ml缶12本
- ネオアイスフロスト550mlを1つ
これで24時間に渡って、保冷剤は-5℃であり続けると。
しかし真夏のキャンプはもう少し過酷ですので、実験してみました。
クーラーはコールマンのアルティメイトアイスクーラーII、25L。
ソフトクーラーですが、ホームセンタークーラーより保冷力があります。
それでいて市場価格5,000円以下と、お求めやすい商品。
今回購入したネオアイスフロストは550mlを2つだけですので、25Lのクーラーには足りません。
これでは24時間は到底無理なので、0℃の物体を追加します。
凍らせて鈍器となった「伊藤園 健康ミネラルむぎ茶」ペットボトル。
十分に人を殴り殺せる硬さに凍らせてあります。
アフィリエイトは出来心で貼りました。
この氷柱と、ネオアイスフロストをクーラーに投入。
保冷剤には温度計のセンサーを貼り付けています。
こうやって保冷剤と鶴瓶師匠ペットボトルのサンドイッチだと、測定温度が-3℃ぐらいにしか下がりませんでした。
保冷剤で温度センサーを挟み、その上にペットボトルを載せて実験スタート。
外気温は28℃、プラスマイナス0.5℃です。
スタート時は-9℃。以後クーラーの開閉は無し。
温度の変化を記録していきます。
実験開始後、温度はゆるゆると上がってはいきましたが、15時間はマイナスの温度を保っていました。
これだけでも、なかなか大したもんです。
温度がプラスに転じてからの上昇は速くなり(ペットボトル氷が溶けるスピードも上がるからでしょう)、24時間経過後は、8.7℃。
ここまで来るともう冷蔵庫としては機能しないと言えますね。
鶴瓶師匠は「まだやれるやろ~」と言いたげですが、実験終了とします。
氷は溶けきらずに、半分ぐらいは残っていました。
まとめ
さすがに24時間は保ちませんでしたが、夏に15時間保てば上々ではないでしょうか。
朝7時に家を出発すれば、22時の消灯時間まで冷え冷えのビールが飲めますから。
保冷剤 -5℃が何と24時間持続 ネオアイスフロスト/エコ/節電対策/防災グッズ/ドライアイス/保冷剤 再利用
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24時間保つと言うのは、外気温20℃と割と涼しい環境でのお話。
保冷剤のベストセラー商品、ロゴスの「倍速凍結 氷点下パック」ではテストを30℃以上の環境で行っています。
ロゴスさんのは-10℃以下を6時間保つそうな。
ネオアイスフロストは、温度はそこまで低温にならないけど長時間保つ、といった特性になります。
結局この保冷剤は買いかどうかですが、超オススメできる!というほどではありませんでした。
単価は安いんですが、ネットで買うと送料もかかりますし。
というわけで、ベストな保冷剤を探す旅はまだ続きそうです。
2021年6月 追記
私の求める条件にピッタリな保冷剤、見つけました。
こちらの記事になります!↓
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