COOLER SHOCK!保冷力が長時間続く保冷剤
ここ数日、天気が良く暑い日が続いております。
キャンプするにはちょっと暑いですが。
本日は保冷剤について。以前も長時間持続する保冷剤を求めた記事を書いておりました。
関連記事:24時間持続する!?保冷剤を試してみた!
私の保冷剤選びの条件はこちら。
- 繰り返し使える
- マイナス16℃などの極低温タイプではなく、そこそこの冷えが長時間続いてほしい
- 1日以上は冷え続けてほしい
それほどぶっとんだ要求でもないのですが、意外に無いもんです。
かといってDOMETICなど、冷蔵庫タイプのクーラーは大きくて重いので導入は悩むところ。
今回テストする保冷剤はこちら!
COOLER SHOCK クーラーショック
COOLER SHOCK!(YouはShock!の感じで読んでください)
アメリカで人気となり、日本に上陸したのがおそらく2年ほど前。
日本の輸入代理店は、神戸の株式会社津田商会さんです。
もともと血液を低温で輸送するために開発された技術を使っているという、鳴り物入りメジャーリーガー。
私が購入したのは2020年の8月。
2021年6月の今日まで10ヶ月、使ってみた感想を書いていきたいと思います。
保冷の持続力(外部の情報)
まずは保冷力について。
前回のように自分で温度計使って実験することも考えたんですけど、使うクーラーボックスと使用状況によって大きく変わるんですよね。
津田商会さんでも実験されていますので、これが一番間違いないデータかと。
津田商会さんではROVRクーラー RollR 60にCOOLER SHOCK Lサイズ4個を入れて、外気温30℃前後での温度変化を記録しています。
リンク:COOLER SHOCK
60QT=56Lと大型なので、Lサイズ4個も必要になるんですね。
約30時間は5℃以下、冷蔵庫なみの低温を保つことが可能という結果になっています。
実験ではクーラーを開閉しない状況ですので、実際はもう少し短くなるでしょうね。
開閉しないなら持って行かなくてもいいですからね。
実際の保冷持続力
私が実際のキャンプで使った事例です。
DODソフトくらこ(10)にCOOLER SHOCK Mサイズ1個。
9月の最高気温35℃前後のキャンプで使ってきました。
ソフトくらこは10Lなので、M1個+S1個ぐらいが推奨量だと思うんですけどね。
大量の保冷剤で満たすとそりゃ冷えるでしょうけど、肝心の飲み物や食べ物を入れられなくなり本末転倒です。
日陰のラック上に置いて、必要時に開閉しての使用。
帰宅する2日目の夕方ぐらいまで、飲み物は冷たいまま。
COOLER SHOCKは溶けて柔らかくなっていましたが、冷たいままでした。
約20時間は冷たいまま保った計算になります。
冬キャンプですと、もっと長持ちします。
スタンレーのクーラーボックスで使用し、2日目の昼まで冷たい状態でした。
COOLER SHOCKはカチカチではなく柔らかくなっているんですが、一緒に入れていた冷凍うどんが凍ったままだったんですよ。
うどんじゃなく蕎麦だったかもしれませんが、冷凍食材が2日目も凍っているというのは初めてでした。
幕内でストーブなども使っていますからね。
私の体感で、前回の川合技研さんのネオアイスフロストより若干長持ちすると感じます。
時間にしてほんのちょっとなので、わざわざ買い換えるほどではないと思いますがw
一緒に入れたネオアイスフロストが完全に液体化していても、クーラーショックは芯がちょっと凍った部分が残っているという感じです。
使用前には水道水を自分で入れる
COOLER SHOCKは使用前に自分で水を入れる必要があります。
Sサイズ355ml、Mサイズ830ml、Lサイズ1660mlの水道水を入れます。
ユーザーからするとちょっと面倒ですが、輸送コストを安くする賢いやり方ですね。
軽量カップで正確に計って入れます。
漏斗は無くても、軽量カップの注ぎ口からこぼさず入れられました。
空気は勝手に抜けてきますので、特に振ったりしなくて良いです。
付属の青いシリコンのキャップ。
まずこれを中栓にします。
ギューギューに押し込み、キャップの口とツライチ(同じ高さ)になるまで押し込んでください。
これで中栓ができたので、溶けても内容液が漏れなくなります。
この上から白いキャップを締めて、冷凍庫に放り込んでください。
S、Mサイズは約8時間。Lサイズは約12時間の冷凍で、カチンコチンの保冷剤のできあがりです!
水を入れるのは最初の1回だけで、栓はもう開けません。
このまま繰り返し冷凍して使っていくことになります。
購入情報&まとめ
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サイズは3種類、S、M、L。
Sが単価792円ぐらい、Mが1,210円、Lが1,848円。
大きいサイズほど容量あたりの価格はお得ですし、個体が大きいほど溶けにくくなり長持ちします。
しかし小さいものを複数個の方が、色々なクーラーで個数を調整できますし、冷凍庫でも場所を取らないので悩むところです。
容量的にはS4個=M2個=L1個になりますが、Lが最も溶けにくくなります。
持たせたい時間とクーラーのサイズで必要個数が変わるので、ご確認ください。
って10LをM1個で使った私が言うのも何なんですけどね。
一般的なハードタイプ保冷剤よりちょっと薄くて、隙間に入れやすいです。
繰り返し使っていても、今のところ衰えもなく、液漏れもなく。
アルミニウムとポリエチレンとナイロンの3層構造で、強度と冷却力を併せ持つよう設計されています。
何年ぐらい使えるかはまだ不明ですが、多分私が生きている間は大丈夫じゃないかと。
最初の水入れだけは面倒ですが、最初の1回こっきりです。
凍結までの時間もそれほど長くなく、実用的なレベル。
それなりの保冷が長時間に渡って持続する、クーラーショック。
これはけっこう満足いく物でしたので、おすすめします!
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