【保冷力UP&ボトルオープナー】安いクーラーボックス改造
我が家のクーラーボックスは、10年以上前にホームセンターで購入した安い24Lのハードクーラーです。
容量や保冷力にさほど不満は無いのですが、保冷力は無いよりあった方が良い!と言えますね。
とはいえ買い替え優先度は低く、壊れるまで使うつもりです。
今のクーラーの保冷力を上げる方法として、アルミシートを貼って保冷力を上げる方法を試してみようと思いました。
参考にしたページは、キャンプマスターK助さんのブログ
安物クーラーボックスをアルミシート貼り付けで保冷力アップの裏技DIYに挑戦
こちらになります。
他にも同様の改造をされている方はいらっしゃいますので、
「オレの記事パクられてる?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
パクったのはK助さんのブログなので、勘違いですよ!
道具の準備
まずは準備から!
アルミシートは、厚みの無いこいつにしました。
防災用のシート、お値段200円ほど。
厚さ0.02mmほどの、うすうす仕様。
いや数字は嘘です、計れませんが光にかざすと透けるレベルの薄さです。
ハサミで簡単に切れます。
厚みのあるアルミシートの方が当然断熱効果は高いと思うんですが、
組み立ての際にきつくなって入らないという事を恐れて薄くしました。
せっかくなんでプラスアルファ要素を、ということで。
ボトルオープナー、栓抜きです。コールマンのスチベルなんかにありますよね。
こいつも付けていきます。
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コロナはそんなに頻繁には飲みませんが、嫌いじゃありません。
プラのクーラーの外壁に直接ビスで栓抜きを付けると、
破損の恐れがあるので受けになる金具も用意。
「ステン一文字継手 5.5×10長穴」確か150円ぐらい。
厚みが0.5mmぐらいですね。
こうやってクーラーの外側を挟んで、点ではなく面で力を受ける感じです。
栓抜きに付いてくるのは木ネジなので、M5×15mmのボルトナットを用意しています。
工具はマイナスドライバー、穴あけ用キリ、ヤスリ、プラスドライバー。
あとは100均の両面テープを使いました。
分解
K助さんのブログに詳しくあるので、そちらを見て頂くと分かりやすいかとw
マイナスドライバーで爪を逃しながら、外装を外していきます。
爪の位置が分かれば、それほど難しくありません。
あまり力を入れすぎると壊れるので、マイナスドライバーは爪を逃がすだけ、
基本は手で外すようにしました。
分解していて思ったのは、発泡スチロールがびっくりするぐらい薄い!
大体平均して1cmぐらい、一番薄いフタの取っ手近辺は5mmぐらいしかありません。
これは大した保冷効果が期待できないわけですね~。
加工作業
まず発泡スチロールの外側に、アルミシートを両面テープで貼っていきました。
難しくはないですが、両面テープが手で切れないので地味に時間がかかります。
発泡スチロールの切れ目には、ハサミで同じような切れ目を入れておきます。
組み立て後は見えなくなるので、処理はざっくりです。
ボトルオープナーは右側面に付けることにしました。
好きなバンドのステッカーが貼ってありますので、そのまま活かします。
大体の位置に置いて、ペンで穴の位置に印をつけて…
キリで下穴を開けて、ヤスリでボルトが入るぐらいまで広げます。
柔らかいのでドリルを使うまでも無かったですね。
ボルトは皿ボルトにしましたが、他のものでも良いと思います。
表側は出っ張ったところで、何かの邪魔になることはないかと。
裏側です。ナットとワッシャーで挟みこんでいます。
ボルトはもう少し短くてもいいかもしれませんが、結果的に内側の発泡スチロールには干渉しなかったです。
これでうまく力が分散されるといいんですが…
内側も断熱しようと思い、内側のボックスにもアルミシートを貼ってみます。
やはり両面テープで、地道な作業が続きます。
外側に貼ると、暖気を遮断。内側に貼ると、保冷効果。
ということだと思い、両方やっときゃいいだろう!という安易な考え。
こちらも組み立て後は見えなくなるので、ざっくりです。
水抜き穴のところには、ハサミで穴を開けておきます。
フタの発泡スチロールも同様に、アルミシートで両面を囲います。
取っ手が付く部分の発泡スチロールが特に薄かったので、カバー側にも貼って二重にしてみました。
組み立て
外側から順に、
プラ外壁 → アルミシート → 発泡スチロール → アルミシート → 内側壁
栓抜きを付けたナットのところは、発泡スチロールに引っかかりますが、
手でたわませながら入れると無加工で付きました。
組み立ての逆の手順で、爪をバチバチと入れて完成です。
できあがり
栓抜きこそあるものの、基本的には同じですね!
フタの閉まりは、多少悪くなった気がします。
バックルでロックすればちゃんと閉まりますが。
ゴムや隙間テープでパッキンを作ると、なお良いかもしれませんね。
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さっそく栓抜きテストをしなくてはいけませんよね!
かなり横倒しの状態でボトルの頭を入れて、王冠を引っ掛けたら下方向にボトルを押し下げます。
ボックスの外壁に変な力が加わって歪まないか見るつもりでしたが、
一瞬であっさりと開いてしまいました。大丈夫そうですね。
王冠は下に落ちるので、キャンプ場では忘れずに拾いましょうね。
※実験に使ったハイネケンは、スタッフがおいしくいただきました
材料費はボトルオープナーが1,000円ぐらい。
アルミシート、両面テープ、ボルト・ナット、受け金具で500円ぐらいです。
肝心の保冷力のビフォーアフターですが…
改造前の7月のキャンプでは、2日目の朝までは凍らせたペットボトルのお茶が氷柱でした。
これが2日目の夕方ぐらいまで凍って飲めない状態だと、保冷力UP成功といったところですね。
次回のキャンプで試したいと思います!
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