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冬も含む徒歩キャンプに適したテントを探す記事・軽量コンパクトなテント7選

冬みたいな寒さの日があったり、そうかと思えば台風が来たり、今年はなんとも変な気候です。

キャンプしやすい良い天候を探っていたら、秋が終わりそうなんですけど。

電車でキャンプに行きたい! は!?

さて本日は、徒歩キャンプのお話。

私自身は生まれも育ちも北海道・生粋のオートキャンパーですが、長男はそうでもありません。

電車が大好きなので、電車でキャンプに行きたい!と日頃から申しております。

維持費を払って車やバイクがあるのに、より大変で余計な交通費がかかる公共交通機関を使うのは意味がわからない部分もあるのですが、移動中に酒が飲めるなどのメリットも少しあります。

ほかは…なんでしょう、居眠りできるとか、移動しながら駅弁が食えるとか?

景色もじっくりよく見られるでしょうね。

発達障害がある長男を完全に野放しにすることは難しいため、まず親子2人で一緒に行ってみよう!ということで色々準備をしております。奥様はもちろん来ません。彼女は電車が嫌いな方ですw

これから寒くなってくる時期の徒歩キャンプを考えた時、手持ちで使えるテントが少ないんですよね。

2人で行くと言っても、テントは別々です。自分の分の荷物は自分で持つ。

パンダライト(重量1.94kg)とフィールドキャンプドーム100(2.2kg)が候補になりますが、パンダライトはメッシュインナーで寒い。フィールドキャンプドーム100はもう少し軽いとうれしい。

というわけで、新たな軽量テントを探しているのが本日のテーマとなります。前置き長い!

徒歩キャンプ用テントに求める条件

私が徒歩キャンプ用テントに求めている条件がいくつかあります。

  • 軽いこと、なるべく2kg以下
  • 収納サイズが小さいこと、長辺50cm以下
  • 1人が寝ていても、荷物もテント内に置いておける2人用
  • 靴が置ける程度の前室あり
  • 4シーズン使えるダブルウォールテント

こんなところですね。

リュックで背負うかキャリーカートかの人力で運ぶわけですから、なるべく軽い方がうれしい。

ただし1kg前後のULモデルになると居住性が悪かったり、インナーがフルメッシュで寒かったり、トレッキングポールで建てる感じになっちゃったりします。そこまでのULモデルは求めません。

背負って山を登ったりはしないので。駅から20分以上歩くようなところには行きません。

以上を踏まえて、条件に合う徒歩キャンプに使えるテント。その数、7選になりました。

スノーピーク ファル Pro.air 2

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Snow Peak(スノーピーク)ファル PRO.AIR 2
価格:66,000円(税込、送料無料) (2024/10/30時点)


スノーピークのファル Pro.air 2

創業者の山井さんはもともとは山屋さんですから、今もキャンプ用品ほどの量はなくとも山用品を作っております。

重量1710g(本体とフレームのみ)。付属品入れたら1.8~1.9kgぐらいかな。

収納サイズは本体ケース/φ17×33cm、フレームケース/11×50cm。フレームがちと長めだけど許容範囲。

テントの出入口が短辺にあるので、キャンプ用としては長辺にある方が過ごしやすいのではないかと。慣れですけどね。

価格は66,000円、山用テントとしては決して高いものではないのですが、グランドシートが10,560円もしますw

そう考えるとテントも値段相応じゃないのかしらん、と邪推してしまいますね。

永久保証してくれると思えば、そう高いものでもないですけど。

ファル Pro.air 2|スノーピーク

モンベル ステラリッジテント2

軽くてコンパクトなテントを探した場合、どうしても登山用が候補になりがち。

日本人が登山用品を語る上で、モンベルさんは絶対に無視できません。ステラリッジテント2

テント本体は0.88kg、別売のレインフライを含む重量は1.23kg。ペグとか袋を入れても200g増程度なので、とても軽いです。

収納サイズは本体がΦ14.5×30cm、ポールがΦ5×41cm。レインフライがΦ9.5×21cm。

レインフライは別売ですが、実質必須品です。4色から選べます。

こちらもスノーピークのファル同様、短辺に出入り口があります。長辺側にあるモデルはクロノスドームシリーズになり、重量が2kgを超えます。

価格的には本体36,300円、レインフライ17,600円。合計53,900円。

グランドシートが5,390円。

山のテン場では被るらしいですが、主戦場はキャンプ場なのでそのへんは気にしません。

ステラリッジテント|モンベル

アライテント ライペン トレックライズ1


登山用テントの老舗、アライテントのトレックライズ1

もう少し狭いトレックライズ0、もう少し広いトレックライズ2という商品もあります。私の条件だと1が一番合いそうです。

重量が1460g、ペグや綱は含まず。含んでも+150g程度じゃないかな?

収納サイズ30×φ14cm(42×φ14)。()内はポールもスタッフバッグに詰めたサイズ。十分コンパクト。

おおよそ希望を満たしてくれそうで、設営撤収も簡単。ポール差し込む末端が袋になっている感じです。

シームシール材を購入後に自分で塗布する必要がありますが、動画などで見るとそんなに大変でもないですね。

登山用としては入門者向けモデルになりますが、キャンプならオーバースペックなほど。

出入り口は長辺にあり、対角にベンチレーション。

価格は55,000円。ちゃんとした山用のやつはこのぐらいする、という目安になります。

トレックライズシリーズ|アライテント

ファイントラック カミナドーム2


同じく登山用テント、ファイントラックのカミナドーム2

重量1460g、ペグ付属品を含んでの重さです。とても軽い!

収納サイズは本体8×17×27cm、ポール39cm。とてもコンパクト。

設営撤収は簡単で、ペグ打っても10分あれば終わりそう。

お値段もアライテントのトレックライズ1より1段階上がり、74,800円。

弱点らしい弱点はなく、お値段がちょびっと高いだけですね。

ファイントラックは商品バリエーションが少ないのですが、裏を返せば「完璧なやつだけあれば他はもうええでしょ」ということではないかと。憶測ですがw

雪対応のフライやフォームカバーなど、オプションも豊富です。

カミナドーム2|finetrack

NEMO ATOM OSMO 2P


アメリカの登山用品ブランド、NEMO(ニーモ)。日本ではイワタニ・プリムスさんが輸入販売元です。

海外製品なのにそれほどお高くなく、それでいて品質も良いので日本でも人気が出ております。WILD-1でも取り扱ってますね。

私もマットを使っていますよ!

ATOM OSMO 2P(アトム オズモ 2P)は最小重量1590g、収納サイズは約44.5x17x15cm。

最小重量、という表記なのでペグ付属品なしの重量、最大は1800g前後になるかと。

従来より耐久性に優れるサスティナブル素材、オズモファブリックを採用。説明は省きますがなんかすごいんです。

機能はもちろんのこと、デザインがシュッとしていてかっこいいですね~。

価格は55,000円、オズモじゃない型落ちを狙えば3万円台あります。

NEMO ATOM OSMO 2P|イワタニ・プリムス

ムラコ RAPIDE X1-2P


日本のアウトドア製品メーカー、ムラコさんのラピードX1-2P

インナーテントがメッシュとファブリックインナー2種類から選べるのですが、もちろんファブリックの方です。

最小重量1630g、総重量1850g。総重量でも十分な軽さ。

収納時は49×16×19cm。ポール入れてこのサイズなら十分小さいですね。

これまで紹介してきた山岳テントよりペグ・ポール本数が若干多いものの、それでも十分に速い設営撤収ができます。

独自技術のZETAFrameと、あえて傾斜したデザインで高い耐風性と居住性を実現。

これは私、以前に現物を見たことがあるんです。

もう4年も前ですが、若洲でのテント展示会にて。

左奥でフライ半脱ぎなのがメッシュインナー版です。

当時、特にポール品質と技術がやべーなと感じた記憶があります。

価格は64,900円、実際に作りの良さを鑑みれば決してお高くありません。

RAPIDE X1-2P|Muraco

ゼインアーツ YAR-2

キャンプブームが終わっても大人気、ゼインアーツのYAR-2(ヤール2)

取り扱いはゼインアーツのECサイトのみ。画像もそちらからです。

2人用で最小950g、最大1250gというバカ軽さ。

収納サイズφ15.5×40cm、こちらは普通にコンパクト。

それでいて価格が39,930円とスペックに見合わない破格の安さになっております。普通は軽くなるほど、価格が高いんです。いい意味でイカれています。

ベンチレーションが小さめで、ちょっと通気性が低いかも?秋、冬用と考えればいいですね。

現在は売り切れですが、2024年11月中旬に再販予定なので狙ってみるのも良いかもしれません!

YAR-2|ゼインアーツ

まとめ

7選というのは多いようでいて、今の市場規模を考えると決して多くはないと言えます。

MSRがないやんけ!とお怒りの方がいらっしゃるかもしれませんが、決して嫌いなわけではなく。これから寒くなる時期にメッシュを閉めきれないMSRはキツいからです。春夏秋ならもちろんアリ。

フライシートで覆われる天頂一部だけが閉めきれないメッシュ、とかなら大丈夫です。

同じ理由で中華ブランドのNatureHikeも選外になっています。差別ではありません。安いので選びたいのは山々なんです。

日本の冬は通気性より暖気の確保が大事で、今回選出された日本のメーカーさんはそのへん分かってる感じです。

これは私の好みであって、メッシュインナーでも寝袋が対応していれば死ぬことはないんですけどね。

寝袋に入っていない時も、少しでも暖かい方がいいじゃないですか。

今回のテントはどれもハズレはなく、出入り口が短辺と長辺のどちらか。デザイン、色の好み。値段。このへんで決めちゃって間違いないでしょう。

実際の徒歩キャンプでどうなるか、11月中には報告できると思います!

もうしばらくお待ちください。

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