アルペンアウトドアーズのAOD-4を見てきてレビュー
先日、新宿のアルペンアウトドアーズフラッグシップストアに行ってきまして。
2023年の新テント、AOD-4を見てきましたよ!
このAODシリーズはアルペンアウトドアーズのオリジナル商品で、2022年新製品のAOD-3はハピキャンの2022年キャンプ大賞・ファミリーテント部門にもノミネートされた商品。
4になってどんな進化を遂げたのか、早速見ていきましょう!
AOD-4 詳細をチェック
こちらがAOD-4の全体像です!かっこいいですね~。
ポール3本を湾曲させて張る、トンネル型テントです。就寝対応人数は3名。
この写真では分かりにくいですが、左右にはインナーテントが吊られていますよ。
真っ先に目が行ったのは、左右の端。切り詰められたような形になっていますね。
他では見ないオリジナリティあふれる形状。
ひさしを外側に張り出し、内側は通気メッシュになっています。
左右は低くなっており、出入り口はありません。
空力性能が高そうなフォルムですね。
多少雨が降っていても換気が可能です。
ひさしは外に張り出さず、巻いて留めておくことも可能。
当然ですが、寒い時には閉めて気密性を高められます。
テント内側からは閉められませんが、例えば就寝中にそう何度も形を変えたくなることも無いので、気温と天候次第で寝る前に変形させておけば問題ないでしょう。
こちらは正面から見て右側に吊るされていた、1人用インナーテント。
前面はメッシュで、写真のように大きく全開にできます。
そのためインナーテントを吊るしていても空間が狭くならず、圧迫感がありませんね。
奥側はメッシュにするかクローズするか、好みで開閉できるようになっています。
1人用インナーでも奥行は110cmあり、寝袋の他に手荷物も置くだけの余裕があります。
正面から見て左側に吊るされていたのが2人用インナーテント。
奥行は155cmありまして、子供が小さいなら親子3人でも寝れそう。
ちなみに2人用と1人用のインナーテントですが、両方が標準で付属します。
ソロでも家族でも使えるテントですね!
2人用インナーも前面はフルメッシュで全開可能、かつ奥側はメッシュ・クローズ開閉可能。
2人用インナーテントの側面は、縦に細長く開けてメッシュにできます。
メッシュ部分の左上に、三角形のポケットがありますね。
ここに充電式のファンを仕込んで、強制的に換気ができます!
側面をメッシュにせず、閉めることもできます。
写真では半分ぐらいしか閉めていませんが、上まで閉め切れますよ。
前面パネルは跳ね上げ、リビングスペースを広く取れます。
跳ね上げ用キャノピーポールも付属。
普通なら別売にして販売価格を下げるようなモノも、ことごとく付属してくれています!
跳ね上げなければこんな感じ。
巻き上げて大型メッシュにしていますが、締め切ることもできます。
テント外周部はスカートが付いており、雨風の吹き込みを防いでくれます。
このスカートは暑い夏には巻き上げて留めておくことで、通気性を良くして涼しくできます。
屋根にはT/C素材のルーフフライが付きます。
遮光性をUPして、直射日光下での温度上昇を抑えることを重視しているんですね。
フライシートの下、つまりテントの天井はこのように4つの大型メッシュ天窓。
もちろん締め切ることも可能です。大雨でも安心ですね。
ここにもファンを仕込んで強制換気できるメッシュポケット付き。
天井に沿って伸びるデイジーチェーンも標準付属品です。
左右にインナーテントを吊るしていても、リビングスペースにテーブルとチェアが置けて、奥にはクーラーやギアコンテナを置けるだけのスペースも確保。
メッシュになる面積がとても多く、通気性にこだわっているのがよく分かります。
気になるお値段は…
それだけ高機能で、付属品も多いならさぞお高いんでしょう?
とお思いの奥様。ご安心ください!
税別価格は99,990円!
10万円切ってます!税込みで109,989円。
現在の相場からすると、とてもお買い得です。
アルペンアウトドアーズ公式サイトで予約受付中ですので、気になる方はお早めに!
かつてオリジナルブランドのサウスフィールドを展開し、ユーザーのお財布に優しいアルペンさんは健在です。
私も学生の時に購入した初テントはサウスフィールドでした。
AOD-4は、かっこよくなりすぎてサウスフィールド感は皆無ですが。
気になったらお店へGO!
どこかで見たパクリ品じゃなく、説得力のある性能を備えながら、お値段は控えめ。
これはかなり良いですね~。
ライバルとなるのはサバティカルのアルニカあたりでしょう。
通気性や細かな機能は格段にAOD-4が上でして、通気性はトップクラスでこれ以上を求めるのは無理じゃないかと。
1~3人用ですので「基本はソロだけど、たまに友達や家族も誘って行く」という方にも良いのではないでしょうか?
インナーテント2つで寝室を分けることができるのも、使い方の応用が広がります。
年頃のお子さんとかね。
現物を見たい方はアルペンアウトドアーズ店舗へ!
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