CT125 ハンターカブ OPMID マルチメーター交換
相変わらずスッキリしない天気が多いです。
北関東にツーリングキャンプ行くつもりなんですが、ここのところ2日連続で晴れる日がほぼないような感じで。
こんな時は以前届いて寝かせていたパーツを付けます。
OPMID(オプミッド) マルチメーター CT125
本日取り付けるのは、OPMID(オプミッド)のマルチメーター。
一言で言えば、多機能なスピードメーターです。一時期は品薄でかなり入手困難でしたが、最近は解消されているようです。
タコメーター・ギアポジション・時計・油温計が追加されます!
それ以外にもシフトタイミングを知らせるライトや速度警告灯、温度警告灯も増えます。
JA55用とJA65用で商品が違うので注意。上のリンクはJA55用です。JA65用は後で張ります。
取り付け手順などは同じようです。
こちらが現物。まだ保護シールが貼ってある状態。
保護フィルムはオプションで、今回はそちらも購入しました。
反射低減タイプのフィルムを貼り付け。スマホと同じ要領です。
光沢タイプもありますが、どう考えても光沢がない方がいいような?
使い始めた後に貼ると100%ホコリが入るので、もし貼るなら新品のうちに貼った方がいいです。
取り付け難度は高くないけど事前カスタム次第
OPMIDさんではポン付けを謳って販売しておりまして、それは間違いではないです。
ただしノーマル車両に限るのですがw
私の場合はフロントキャリア、ヘッドライトガード、センターキャリア、ドラレコ配線、オイルクーラーなどが邪魔になりましたね。
OPMIDさんの取り付けYouTube動画はこちら。
日本語説明書も付いておりますので、両方見ていただければ問題ないと思います。
まずヘッドライトを開けて、ドライバーが入る隙間を作ります。
こういった狭い場所でも回せる板ラチェットドライバーがあると楽です。
先端は+ドライバーのビットを付けます。
私が使っているのは下記リンクの安いものです。
純正のスピードメーターからコネクタを引っこ抜いて、ビスを外します。
純正メーターが外れました。
これは捨てずに、メルカリなどでも売らずに取っておきます。
走行距離はこれに記憶されているので、交換すればごまかせてしまいますね。
防振ゴムブッシュは車体ステーに付いているものをそのまま流用して、新しいメーターを付けます。
載せて軽く押し込むとハマる感じ。
コネクタを挿入し、カバーを閉めてビス3本で取り付けます。これは純正ビスを使用。
フロントキャリアを外した方が作業性は良いです。
センターキャリアを外して、バッテリーカバーと左カバーも外します。
既に配線ぎっしり。
ビス2本をゆるめて、エアクリーナーのコネクティングパイプを外します。
引っ張れば抜けるので、特に難しくはないです。
シリンダーに付いている油温センサーのコネクタを外します。
爪が引っかかっているので、逃がしながら引っ張ります。
黒い保護プレートも外しまして、ケーブルをプレートに固定しているクランプを外します。
クランプは邪魔になるので、切って除去。
OPマルチメーター付属のケーブルを油温センサーに接続し、純正配線に割り込ませます。
プレートを取り付け、元と同じように配線。新しいケーブルタイが付属しているので、そちらで固定。
続いてはタコメーターの信号を取り出すため、赤い矢印のイグニッションコイルに配線を割り込ませます。
右カバーを完全に外そうとすると、マフラーも外す必要があって面倒です。
ビス2本だけ外して逃がし、カバーの隙間からやります。
こちらがマルチメーター付属の割り込み配線。
左上がイグニッションコイルの水色へ、下は元のイグニッションコイル水色に接続されていたケーブルを差し込みます。
このケーブルがどこにも繋がらずに余りますが、CT125では使いません。
後で余剰配線と一緒に束ねておきます。
イグニッションコイル水色のアップです。
けっこう周りが汚れていますが、そのままいきます。
ここらで一度、エンジンをかけずにキーONにしてメーターが通電しているか見ておいてもいいですね。
コネクティングチューブを戻して、ビスを締めて固定。
スロットルボディ側の凸部をチューブの凹で挟むようにして位置決めします。
エンジンをかけて、タコメーターが動くか。油温が上がっていくかを確認します。
問題なければ配線をタイラップやブチルテープでまとめて、カバーを閉めて終了です。お疲れ様でした!
カスタムしていればしているほど、ノーマル状態より外すものが増えます。
私の場合はオイルクーラーを逃がさないと、イグニッションコイル下のカバーが開かないなど。
オイルクーラーの接続ホースを外すほどではなく、マウントしているステーからクーラーを外して少し下に逃がす程度で大丈夫でしたが、普通より工程は増えていますw
走り出す前に設定が必要
説明書と取り付け動画にもありますが、使い始める前に設定が必要です。
動画の7:15あたりからを参考にしてください。
キーONしてマルチメーターのAとBボタンを、FULL表示が出るまで6秒以上長押し。
必要となる設定は以下の通り。
項目1.4のフロントスプロケット丁数、純正は14
項目1.5のリアスプロケット丁数、純正は39
項目1.7のリアタイヤ直径、純正は576
項目3.1の油温高温警告、CT125は145(目安)
項目4.4のオドメーター初期値設定、メーター交換前の走行距離を入力
項目4.6の電圧計補正、CT125は0.8
終わったらC表示までスクロールさせてBボタン
あと私は追加で1.1の速度警告灯を105に変更。初期設定の60だとすぐ出るので。
4.1の表示輝度を5から4に変更しました。
1.2のオイル交換距離を入れると、交換時期になった時にオイルLEDを点灯させられます。
時計も設定しておいた方がいいですね。時計表示中、Bボタン長押しで設定できます。
スプロケット丁数とリアタイヤ直径を入れるのは正確なスピード表示と距離計算をさせるためですので、そのあたりをノーマルからいじった時にABS警告が出る状態を防ぐような効果はございません。
車速パルス補正部品が追加で必要になります。JA55は下記の商品。
JA65用は下記のものになります。
実際に走ってみての感想
一般道と高速道路、両方走ってテストしてきました。
さすがに走行中は写真を撮れないので文章だけです。
まず時計表示は純正メーターにないので、地味ですがありがたい人が多いのではないでしょうか。
ギアポジション表示ですが、完璧ではなく目安の表示です。
低速、低回転で走っている時は正確に表示されません。出るけどズレていることが多いですね。
高速かつ高回転で走っている時はほぼ正確に出るので、幻の5速に入れちゃうことは無くなるかとw
私は今何速かあまり迷わないのでこれで十分ですが、複数のバイクを所有する方は正確に分かった方が運転しやすくなるでしょう。
高輝度で、直射日光下でもくっきり見やすいです!これが純正より大きく優れている、一番のメリットかもしれませんね。
タコメーターがこれまで無かったので、今どのぐらい回っているかな~、回しすぎてないかな~という目安になるのも便利。
特に高速でぶん回す時ですね。一般道でレブリミットまで回せる道は無いでしょう。
油温も大体の目安。ずっと見ていると危ないですが、やはり無いよりもあった方がいいものですね。
シフトタイミングを緑色の表示で教えてくれる機能は要らないかな?
ずっとメーターだけを見ていることがないので。なんか視界の隅で光っとるわ、程度です。
サーキット走行する人には良いのかもしれません。
速度、回転数、油温の最高記録を表示する機能があります。
Cボタンを何度か押していると表示が切り替わり、MAXという表示が右下に出ていると最高記録表示です。
Cを3秒長押しすると、記録がリセットされます。
エンジンチューニング前後の記録にもってこいです。
まとめ・高品質で満足度が高い社外メーター
前や横から見ても純正っぽい見た目で、イジっていることが全然わかりません。奥さんにバレずにカスタムしたい旦那様には最適。
目立たせたい人には、SP武川の大画面TFTなんかがいいかもですね。機能的にはOPMIDの方が多いです。
OPMIDマルチメーターは純正より段違いの見やすさ、時計、タコメーター、油温計など色々な機能があって、非常に満足感が高いメーターです。
迷ったらこれいっとけば間違いない、そうおすすめできるカスタムパーツです!
※2020~2022年 JA55用
※2023年~ JA65用
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