ストーブファンは灯油ストーブにおすすめのオプション!
近頃めっきり秋めいてきて、冬準備に取り掛かっているキャンパーさんも多いでしょう。
本日は、ストーブのオプション品のご紹介です。
灯油ストーブにしろ薪ストーブにしろ、キャンプで使うストーブの多くは対流式です。
暖かい空気は上に上がると小学校で習いますが、この空気の自然な流れで空間全体を暖めるというもの。
使ったことがある方なら分かると思いますが、部屋の天井近くは暖か。
足元は寒いということになりがちです。
Signstek ストーブファン
今年の春頃に購入していたのが、こちらのストーブファンです。
それまではテントのセンターポールに、サーキュレーターとして充電式のUSBファンを下向きに付けて、強制的に空気を攪拌していました。
それもある程度の効果はあったのですが、発生源から放射させた方がより広く暖められるんじゃないかなと思いまして。
羽根がむきだしで危なそうに見えるのですが、角が丸めてありますし、そんなに高速回転しません。
回っていても、余裕で手で止められました。
試しにやっただけなので、移動させる際は上のワイヤーのような取っ手を持ちましょうね。
仕組みは底に仕込まれたペルチェ素子というものが、温められると電気を生み出します。
その電気でファンを回して、ストーブの暖かい空気を攪拌するというものです。
エコファンとも言われていますが、決してエコだね!とは思いません。
そもそもストーブで、化石燃料や薪を燃やしているではないですか。
風力や波力発電のファンがあれば、エコと呼んでやってもいい(何の話?)。
1つ注意点なのですが、このペルチェ素子。耐熱温度があります。
モノによってさまざまですが、低いもので200℃。高くても350℃。
私が2分ぐらいで調べた限りですので、もう少し高いものもあるかもです。
350℃って、キャンプでよく使われる鋼板や鉄の薪ストーブでは超えますよね。
もし薪ストーブで使う際は、壊れる覚悟で。
家庭に据え置かれる、鋳鉄の薪ストーブならそこまで高温にならないので大丈夫でしょう。
2019.11.15追記
ファンに付いたシールをよく見ましたら、最高温度340℃と書いてありましたわ!
薪ストーブで調子こくと余裕で超える温度ですね。
フジカハイペットで使いました。
天板に置いて1~2分もすると、フィーンと音を立てて回転します。
深夜のキャンプ場で使っても、周りの迷惑にならない程度の音です。
風は真正面にいるとけっこう感じますが、2mも離れれば良く分からないレベル。
真正面でも、ドライヤーになるほどではありません。
それでも乾きやすくはなるので、無意味ではないですけどね。
あるのと無いのでは大違いで、空気の流れが生まれることで遠くまで暖まりやすいです。
みんなでストーブを囲んだ際、一番寒がりの人にこのファンを向けてあげましょう。
けっこう乾燥して唇カッサカサになりますからw
ストーブファンがあると、灯油ストーブのみ使う場合、上からのUSBファンは使わなくなりました。
天板から下ろせば、数分で回転は止まります。
当然ながら熱いので、耐熱グローブをして触るようにしましょう。
私が購入したこちら、売り切れて在庫が復活しません。
同メーカーの後継らしき機種のリンクを貼っておきますね。
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Amazonでは中国製が4,000~5,000円前後から、楽天リンクのようにガード付きの商品もあります。
小さいお子さんがいる場合は、こっちの方が良さそうですね!
ファンで指をケガするより、火傷の方が心配ですが。
充電も不要ですし灯油ストーブを使う方には、おすすめできる商品ですよ。
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