ウォータージャグ小型化!MSRドロムライトバッグ・コック改造
キャンプで使うと便利だけど、かさばるものと言えば!
そう、誰が何と言おうとウォータージャグとバケツですね。
他にもいろいろありますけど、今回はこのウォータージャグの小型化にスポットを当てます。
ウォータージャグの恩恵として、ちょっと手を洗いたい時など、わざわざ水道のあるところまで行かなくても済みます。
水場が遠いキャンプ場などだと、これが無いと往復でけっこう疲れます。
キャンプでは火を使うので、緊急消火用にもなります。
今使っているジャグはコレです。
タイガーの昭和レトロなジャグ。
水受けに、マーキュリーのブリキバケツ。
せめてどちらかにスタッキングできればいいんですけど、途中で引っかかります。
ちなみにバケツは水はね防止ですね。
便利だけど場所を取るので、どうにかならないかと長らく思っていました。
たためるウォーターコンテナとかでもいいんですが、お世辞にもオサレとは言えないですよね。
実用性だけなら十分ですけども。こだわりたいところです。
ソロキャンプの時は、ジャグそのものを持たず、2Lペットボトルでした。
今回やっと、デザイン的にも良さそうなものを見つけました!
MSR ドロムライトバッグ
MSRのウォーターキャリー、ドロムライトバッグです!
サイズは2L、4L、6Lの3種類ありますが、私は4Lにしました。
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水場から持ち運ぶ時の重さと、1日に使う水の量を考えたら4Lで十分でしょう。
2Lだとギリギリ無くなるぐらいで、調理に使わなければ十分かと。
兄貴分にドロメダリーバッグという商品もあります。
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生地が1000Dと分厚くて色が黒っぽく、ヒモの取り回しが外周になって強度が上がり、どんな気温にでも対応するそうな。
お値段もドロムライトより若干お高くなっております。
サイズも4L、6L、10Lの展開で、2Lはありません。
畳んだ時のサイズの小ささと軽さならドロムライト、耐久性重視ならドロメダリーです。
水を入れて横たえると、イモムシ風でかわいいです。
サイズは25.4×46.5cm、厚みは入れる水の量次第。
パンパンに入れても15cmぐらいですね。
たたむと手のひらサイズのコンパクトさ。
重さは145g、ベリーライトです。
消臭について
このドロムライトバッグとドロメダリーバッグ、いずれも水を入れておくと臭くなるという特性があります。
独特のゴム臭というか、シリコン臭というか。
内部がポリウレタンコーティングされているためでして、特に人体には影響しません。
そうは言っても、臭い水と臭くない水なら、誰だって臭くない方がいいですよね!
キャンプ誌Famの編集長ケヤキさんのツイッターで、有益な情報を頂きました。
酸素系漂白剤に一晩漬けておくと、水に臭いが着かなくなると。
私もやってみましたが、確かに臭いが着かなくなりました!
酸素系というのがポイントですよ。塩素系だと強すぎて、PUコーティングがどうなるか分かりません。
酸素系の場合も、自己責任でお願いします。
お礼の意味もこめまして、Famのアフィリエイトを貼っておきます。
新刊まだかなー。
ジャグとしての使い勝手について
水の補充はキャップを開けて、黒い樹脂部分を持っておけば縦になるので入りやすいです。
これはまぁ見た目通りといいますか、適当にやっても大丈夫ですよ。
基本的には吊るして使います。
私はトライポッドにしてみましたが、タープポールでもいいと思われます。
またキャンプでポール立てた時に試してみます。
標準で付属するキャップは、3-in-1キャップというものです。
水を出したい量に応じて、3種類調整できます。
実際にジャグとして使うとすると、一番小さいストローみたいな注ぎ口ですね。
他だとあっという間に水が無くなりますから。
とはいえ、寝ているストローを爪で起こすような動きになりますので、若干やりにくいです。
手も必ず濡れますので、手袋は脱がないといけません。
あとは水の弾道が横方向なので、使いにくいです。
水受けバケツを使わず、そのへんに撒き散らすなら何とか大丈夫かな?
泥ハネがちょっと気になりますけど。
コック化して使いやすく!
ジャグとしての使い勝手向上には、やはりコックがあるといいですよね!
ただし純正の「スピゴットキャップ」はけっこう前に販売終了しており、どうしても純正が良ければメルカリなどでボッタ値で売られているのを買うしか無さそうです。
純正にこだわらない方は、こちらが代用できます!
キャプテンスタッグの、ボルティーウォータータンク用コック。
これじゃないと駄目です。
65mm灯油タンク用なども試しましたが、外径が太すぎて駄目でした。
キャプテンスタッグのボルティー用コックも、無加工だと使えません。
裏返したところにある、スチロールっぽいパッキン。
これは外してください。
接着されていないので、簡単に外せます。
爪や小さいマイナスドライバーなどでこじってください。
代わりに使うのがこちらのゴムパッキン。
品番PC-65Gです。2枚入りなので、1枚は予備に。
はめ込むだけ。ちょっとたわむんですけど、締め込んだら安定します。
ゆるいと水が漏れますので、けっこう強めに締め込んでください。
逆さまにする前に、本体を手で絞れば空気漏れするかどうかで、チェックができます。
あとはもう、レバーで自由自在に出したり止めたり。
コックの角度は調整できます。
普通は真下に向けますよね。
まとめ
加工は必要ではありますが、積載量がかなり減らせるのは嬉しいところです。
特にソロキャンプでも、積載量を増やさずジャグを使えるのはありがたいところ。
使用後の乾燥についてですが、内側ポリウレタンということは直射日光NGじゃないかと思います。
試していませんが、紫外線で加水分解してベタベタになるんじゃないかと。
私は今のところ陰干しするようにしていまして、特に問題ありません。
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寒い時期はお湯を保温できる今までのジャグを使うと思いますが、それ以外の季節はこっちでいくつもりです!
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