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奥様もメロメロ?ありそうでなかったVENTLAX バネ入り焚き火トング

関東地方は今日から梅雨入り、しばらく雨が続きそうで、もちろんキャンプもおあずけです。

雨でも行けなくはないですけど、やっぱり後々の乾燥が面倒くさいですからね。

緊急事態宣言が明ける頃には…と期待しましょう。

 

さて本日レビューするキャンプ道具は、火ばさみ。

BBQにも焚き火にも、欠かせない道具ですよね。

 

VENTLAX TAKIBI TONGS 焚き火トング

VENTLAXの焚き火トングです!

VENTLAX(ヴェントラクス)は大阪泉州のアウトドアブランド。

日本で企画設計したキャンプギアは、現在の日本のキャンプシーンにぴったり合致。

このトング以外にミニテーブル、コット、マットなど高い評価を受けています。

 

今回の焚き火トング、スペックはこちら。

サイズ 約440×140×30mm
重量 約460g
素材 スチール、真鍮、天然木
標準価格 ¥4,980

詳細なレビューは次項からで。

 

焚き火トング詳細

箱の開封からいきましょう。焚き火トングはこんな渋い化粧箱に収まって届けられます。

まさかこの中に入っているのが火ばさみとは思いませんね。

ジュエリーやアクセサリーが入っていても不思議じゃありません。

 

御開帳!

クッションスポンジで保護された、焚き火トングと取り扱い説明書&ブランドメッセージカード。

焚き火好きなお父さん・お母さん・お兄さんお姉さんへのプレゼントにも良いですね~。

今年の父の日には納期が間に合わないので、敬老の日かクリスマスで。

 

フタの裏のブランドメッセージです。

今にも消えそうな小さく儚い火が育ち、
時に猛々しく燃え盛り、
やがて成熟し落ち着いた火となる。

灰になる最後の瞬間まで
輝き続けるその姿は
まるで人の生涯のよう。

炎のゆらめきに己の生を重ね、
物想いにふける。

そんな焚き火を愛するすべての人に
この1本を贈る。

どなたが考えたんでしょう、詩才ありますね!

そこまで深く考えて焚き火していない人も多いでしょうが、考えている方は「そうそう、そういうことだよね」と同意できるんじゃないかと。

もちろん私もそんな感じです。間違いない。

 

箱から抜きました。先端に付いているのは輪ゴムです。

手にとってまず、意外と軽いことに驚きます。

鉄器のずっしりする感じを想像していると拍子抜け、片手でも余裕で取り回せる重量です。

 

VENTLAX焚き火トング最大の特徴とも言えるのが、このバネ。

バネが無い薪バサミでは、自らの指を外側、手の甲方向に開く力で開きます。

操作としては、力を入れて握る→外側に力を入れて開く→握る→開く。

これがダメということはないですが、自在に扱うにはチンパンジー程の器用さが必要です。

このバネ入りトングですと、力を入れて握る→力を抜く→握る→抜くという操作になります。

器用さも力も不要で、誰でも使いやすいということにつながっているわけですね。

火バサミの金属自体にバネ効果を持たせた物は多くありますが、このハサミ型にバネを入れたのはありそうで無かったキャンプギアと言えます。

このバネは使っていて外れないよう、しっかり溶接されています。

 

持ち手は欅。硬く強く狂いが少ない、日本の木材。

使い込んだような塗装が施され、かなり高級感があります。

角は真鍮で保護されています。

キャンパーは真鍮好きですよね。金色の輝きも、経年変化のくすみも楽しめる素材です。

写真に写っている革紐は付属しています。

 

革紐は焚き火トングの指を入れるところに結んで、輪っかを作ってグリップが開かないようにしたり。

ぶら下げるのに使ったり、色々と好きに使ってください。

 

素手でも耐熱手袋をしていても、扱いは変わらず簡単。

分厚い手袋をしていると指は3本しか入りませんが、それでも特にまずいことはないです。

 

薪をしっかりホールド。

火バサミ先端にギザギザなどがないので滑るかと思ったんですが、私は全く気になりませんでした。

握力の無い奥様でも普通に使えてましたし、問題ないでしょう。

 

小さい木片も問題なく挟めます。

先端から外してしまうと挟めないですが、それは飲みすぎてない限りは大丈夫なはず。

使いにくさみたいな感じは微塵もありませんでした。

 

こちらの写真は以前から愛用しているテンマクデザインのキングトング。

これも良い道具ですが、太い(重い)薪を挟む時に先端の行き違いでグネることがあります。

今回のVENTLAXの焚き火トングですと、これがありません。

素材が鉄ですから、ずれようがないんですね。

 

実際に焚き火&BBQで使ってみましたが、バネがあるおかげでまぁ扱いやすいこと!

特にうちの奥様が気に入りまして、「これワシのにするけぇお前は使うな」と。

いや使いましたけども。

 

うちの奥様がなぜ気に入ったか、理由を考えてみました。

(本人に聞いても要領を得ないフワッとしたことしか言わないので)

まず前述の通り、操作が簡単。握るのと力を抜くのを繰り返すだけ。

チンパンジーよりは器用ですがそんなに器用じゃないうちの奥様でも、自在に扱えます。

 

そして薪を握った感じが、なんか不思議な心地よさを感じるんですよね。

恐らくは欅のグリップと、鉄のアームの適度なしなり。

これが薪の扱いやすさ、挟んだ時の心地よさに繋がっているんだと思います。

何言ってんだコイツと思われるでしょうが、実際に薪を掴んでもらうと「こういうことか!」と同意いただけるはず。

 

焚き火トングの収納について

普通に焚き火ツール収納バッグに入れています。長さが大体52cmのバッグです。

関連記事:アメリカ軍M-1ツールバッグで焚き火ツール収納ケースを自作

これもう4年も使っているんですね。

 

ちょっと別なパターンも試してみました。

これはホルスターです。ハンドガンを携帯するためのものですね。

銃をしまう部分の幅をベルクロで調整できるので、細くも太くもできます。

先端は開放型。

 

焚き火トングを収納すると、こんな感じに!

見た目はなかなか良いですが、実際はススで汚れる先端をカバーしたいのでこんな風に開いているとあまり意味が無いです。

先っぽだけ仕舞う前にさっと拭けば済む話ですが。

 

腰につけて携帯できます。それに意味があるか無いかは別。

もちろんトングを素早く抜けることに大きな意味はありません。

先端だけ入れられる、シース(鞘)のようなものがベストじゃないかと思います。

 

購入情報&まとめ

 

こちらのサンデーマウンテンさんの他は、ヴェントラクス公式オンラインショッピングサイトで予約受付中です。

Amazonでは今のところ見ないですね。

最短でも6月下旬~7月納品なので、今年の父の日には間に合わないんです。

ちょっと遅れるけど贈るよ、と一言伝えておくと良いかも?

プレゼントしたら喜ばれること間違いないですよ。ねぇうちの子供たち。

誰でも扱いやすくて見た目も格好良い、高級感あふれる焚き火トング。

おすすめできる道具です!

 

 

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