【2024春】雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場にソロキャンプツーリング
前回の施設紹介に続いて、ソロキャンプツーリング本編です。
今回はエンジンのボアアップ後、初となる長距離キャンプツーリング。
キャンプ場まで距離は200kmちょい。移動は高速道路がメインです。
家から一般道のみでは6時間半かかりますが、高速道路を使うことで4時間ちょっとに短縮されます!
バンザイ!!
途中の有料道路はETCが使えず現金払い。
バイク160円を2回支払いました。
積載はこんな感じ。
延長スライドリアキャリアにSHAD 48Lボックス、その上にDODクーラーバッグ。
リアキャリアの前よりにPLANOフィールドトランク。その上にテント。
フロントキャリアに防水バッグに入れた寝袋や洗面道具、着替えなど。
センターキャリアは空荷、お土産などが増えたらここに収めます。
普段より後方に長く、全体的に重くなっているため、慣れるまで怖かったです。
10分ぐらいで慣れましたが。
アクセルをひねり続ける右手と、肩と背中が疲れますね。
こまめに休憩を入れ買い物もしながら、約6時間で到着。
途中軽い渋滞もあり、思ったよりも時間がかかりました。
車体が長くなっており感覚が掴めないので、渋滞でもすり抜けはせず。
無理なく余裕をもってコントロール可能な速度は75~85km/hぐらいなので、左側車線を大型車に混じってのんびり走ってきました。
チェックインして利用料金5,000円をお支払い。
私のほかに2組の利用者がいて、いずれも上段の海側に陣取っているとのこと。
私も少し間を開けて、海側のサイトにしました。
日が傾いてきているので、早く設営しないといけません。
テント張ってイスとテーブル出して、ひとまず設営完了。
細かいものは随時出してきます。
少し風がありましたので、ペグを打ちながらの設営になりました。
今回のテントはogawaのステイシーST-II。タープも持ってきていますが、風があるので張りません。
夕陽にもなんとか間に合いました。
この日の夕陽はこのへんが下限で、太陽のすぐ下に雲があるので海に沈む様子は見られず。
バイクの位置を動かして、良い位置を探ります。
風向き、イスに座った状態からバイクの見え方などですね。
QOC(Quality of Camp)向上には欠かせない作業ですw
最終的にこのへんで落ち着きました。
左に海を見て、右を見ればバイクがあるという位置。
リアキャリアのボックス、クーラーバッグなどは車体に付けたまま下ろしません。
下ろさなくても開けて中身を出せるように縛ってあります。
(そのうち積載について詳しく記事化するかもしれない。しないかもしれない)
日が暮れて暗くなってきたので、米を水に浸しつつ焚き火を開始。
薪は管理棟で買った針葉樹、1束だけ。お値段600円でした。
風があるのでよく燃えます。
米は飯盒2型で水蒸気炊飯。
熱源はガスバーナー、SOTO ST-340です。
天気予報では風速4~5m。風防も頻繁に倒れます。
焚き火台にグリル網をセットして、温めておきます。
焚き火で温める=ススだらけになるのですが。
家から炭を持ってこようと思っていて忘れたので、薪での調理になりますよ。
本日のおかず、1品目はこちら。
キャンプ場に来る途中、西伊豆の「フードストアあおき」で買ったキンメダイの干物です。
もう1品はこちら、カツオの刺し身。タタキではないです。
西伊豆で塩かつおが名物のようですが、特に塩要素は無い刺し身です。
炎が出ていない熾火の薪の上で、皮の方から焼いていきます。
炭だと深く考えなくても大丈夫なんですが。
ひっくり返して身の方も焼きます。
うっすら焦げていますが、もう少し炙っても良かったかもしれません。
薪が針葉樹で熾火が無くなるのも早いので、網の手前側では火を絶やさないように新たな薪を追加していきます。
いい感じに焼けました~。
ホクホク温かいうちにいただきます!
米も炊けていますよ。ソロなので0.5合です。
水蒸気炊飯だとまったく失敗しません。
水蒸気炊飯に使ったお湯が飯盒の本体に残っているので、再加熱してたまごスープに使います。
ちょっと金属の味が強め。カップのせいかもしれない。
焚き火で炙りたての地の魚、炊きたての米。まずいわけもなく、いとうまし。
野菜が不足していますね。次の日にバランスを取ればよし。
夕食を食べつつも、残った薪を燃やして使い切ってしまいます。
風があるので炎が流れていますね。
あまり炎を大きくしないよう、入れる薪の量は加減していきます。
車なら薪が残っても持ち帰ればいいのですが、バイクなのでその日のうちに使い切りたい。
針葉樹なので消費スピードが早く、21時には焚き火終了。
薪が完全に燃え尽きたのを見届けたら、貸し切り展望風呂へ。
真っ暗で特に景色は見えませんが、波の音は聴こえます。
排気ガスと焚き火臭くなった身体を清め、手足を伸ばして十分に温まりました。
車なら1日ぐらい我慢しますが、バイクだとなるべくお風呂に入りたいですね~。
ヘルメットを被り続けて頭も臭くなりますし。
もう焚き火はしませんので、風が防げるテントの前室に移動し第二部スタート。
寒くはないのですが、風があるので吹きさらしだと冷えてしまいます。
お酒もつまみも、来る途中に適当に買ったものですが満足感は十分。
夜が更けるにつれ、けっこう風が強くなってきました。
天気予報だと22時頃の時点で風速8km/h、このあとは3~6km/h。
テントは少し歪みますが、ポールが壊れるほどではなく。
前室のドアを閉めてしまえば、暖房がなくても寒くなかったです。
もしテントが潰れても車に避難ということができませんが、管理人さんは常駐しているので炊事場などに避難させてもらうことはできるでしょう。
風と波の音を聴きながら、良い感じに酒が回って眠くなったので23時に就寝。
夜中の2時くらいに急に目が覚めて、以来ぐっすりは眠れず浅い眠りのまま朝を迎えました。
翌朝、パパパパパ…とテントを雨が打つ音で目覚めます。
ソロだと荷物量も大したことないので絶望するほどではないですが、降らない方が良いのは間違いないですね。
それほど強い雨ではなく、降ったり止んだりを繰り返し。
雨が止む時にボックス類に中身を移動し、降ってきたら前室で休む。この繰り返しw
気温が高く風もあるので、止んだタイミングでは乾燥が進みます。
バイクがまるごと入るシェルターが欲しくなりましたw
朝ご飯は、前日コンビニで買っていたフィッシュバーガーとコーヒー。
1泊キャンプの朝食なので、腹の足しになればいいんです。
帰り道の漁港に、朝からやっている食堂もあります。
今回は天気が怪しいので、雨に降られる前にさっさと帰りたいという気持ちでしたw
テントも畳んで、積載完了。
走り出す前に軽く点検して10時頃、キャンプ場を後にします。
ごく弱く雨がパラついていましたが、雨雲レーダーによると15分ぐらいで止む模様。
荷物は全て防水対策済み、ジャケットも撥水なのでそのまま走り出します。
出発して1時間ほど、帰り道のコンビニ駐車場にて。
いつまで経っても雨が止みませんので、カッパを着るために停車です!
伊豆から家までは、北上。
雨雲も南から北へ、北上。
雨雲と一緒に走り続け、常に雨の中という状況でしたw
止まっていると雨を多少やり過ごせるものの、走るとすぐに追いつきます。
デイトナの大型風防のありがたみがとても良くわかりましたよ。
腕は濡れますが、上半身はあまり濡れずに行けましたので。
足は濡れます。これはレッグシールドでもなければ防げないですね。
高速のサービスエリアでゆっくり昼食を取っている間に雨雲は通過し、無事帰宅。
お疲れ様でした!
帰宅したのは夕方だったので、翌日は朝からテントなど濡れたままのものを乾かします。
大きなテントだと大変ですが、ソロ用だと苦になりませんね。
みーこさんも手伝ってくれましたよ。どこにいるかわかりますでしょうか。
雨に降られる場面はありましたが、雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場は景色も雰囲気も良くて、設備も必要十分以上。
また行きたいと思える旅になりました。
魚も美味しかったし、多少遠くてもバイクなら走ることを楽しみながら行けます。
首都圏から行くなら、伊豆半島だけで1日かけるぐらいゆ~っくり周るのがベストでしょうね。
いずれまたリピートしたいと思います!
Sponsored Link