ソロキャンプに最適なコンパクト電源!EBL ポータブル電源 MP500
近頃は暖かくなってきまして、冬キャンプシーズンも終わりが近づいておりますが。
山の夜から朝などは、まだまだ寒く冷え込むので対策が必要です。
今回はEBL様から、コンパクトなポータブル電源をご提供いただいてのレビューになります。
EBL ポータブル電源 MP500 概要
最近紹介してきたポータブル電源に比べると、ずいぶん小型かつ軽量です。
しかし容量は140400mAh/519whと、私が持っている同じぐらいの大きさの電源Suaoki PS5B(120000mAh/400Wh)と較べても容量は上。
あちらは2016年の発売ですが、やはり7年も経つと進化しているんですね~。
EBL ポータブル電源 MP500のスペックはこちら。
容量 | 140400mAh/519wh |
定格出力 | 500W (瞬間最大1000W) |
出力波形 | 純正弦波 |
サイズ | 約 292×202×194mm |
重量 | 6.8kg/付属品含む7.8kg |
AC入力 | 100-240V |
ソーラー充電入力 | 12V-26V |
シガーソケット入力 | 12V/8A |
AC出力×2 | 110V±10%/60Hz |
DC出力×2 | 14V/8A |
USB Type-A出力×3 | QC3.0/18W |
USB Type-C出力×1 | PD60W |
シガーソケット出力×1 | 14V/8A |
ワイヤレス充電器×1 | 10W |
充電温度 | 0 ~ 40°C |
操作温度 | -10 ~40°C |
充電時間 | AC電源:約6~7時間 100Wソーラー:約7~9時間 12Vシガーソケット:約7~8時間 |
容量と出力ポート数的に、ソロキャンパー・ソロ車中ハッカーにちょうどいい感じではないでしょうか。
夏場のキャンプなら動かすのは扇風機とスマホぐらいですから、ファミリーキャンプでもいけますね。
ACアダプタが小型で、充電所要時間はちょっと長めです。
また、AC出力が60Hzなので東日本(50Hz地域)にお住まいの方は、家庭の電子レンジなどは動かせない可能性があります。
500W電源で電子レンジを使う人もいないと思いますが、念のためご認識ください。
EBL ポータブル電源 MP500 詳細
細かい点を見ていきましょう。
まずは前面。操作系、入出力のポートは全てこの前面にあります。
電源スイッチを入れると、液晶が表示。
出力ポートの上にあるDC・USB・ACという部分はボタンになっており、押すと緑色に点灯し出力可能に。
操作後、しばらくは液晶が青くバックライト点灯。
一定時間すると、消灯します。
液晶にはバッテリー残量と、出力電力量が表示されます。
DC,AC,USBそれぞれ別に出るのが良いですね。
充電中の電力量も見れます。
側面は吸気・排気口になっていますので、塞がないようにしましょう。
出力負荷が大きい時や、気温が高い時に回転します。回転音はタワー型デスクトップPCぐらい。
冬キャンプ中、電気毛布程度の消費電力では回転しません。
天面はワイヤレス充電器になっており、対応スマホをケーブル無しで充電可能です。
これはけっこう便利で、よく使います。
背面側はロゴのみで、特に操作部や機能はありません。
4つの角はゴムのような素材になっており、衝撃吸収性を高めています。
付属ケーブル。左から順にソーラー充電ケーブル(MPPT)、シガーソケット充電ケーブル、ACアダプター。
実用的な3点で、これ以上も以下も要らないです。
ユーザーマニュアル、説明書です。
英語と日本語の2言語で記載。怪しい日本語ではなく、ちゃんとしています。
前面の上部にはLEDライトが仕込まれており、電源ボタン横のボタンで点灯・消灯が可能。
電源が切れていても、このライトだけはボタン一つで点灯・消灯できます。
暗闇でまさぐって点灯させる時に、ありがたいですね。
EBL ポータブル電源 MP500 実際にキャンプで使ってみて
冬のソロキャンプに持ち出して使ってきましたよ!
バッグは付属品ではなく、FOSSOポータブル電源収納バッグです。
少し余裕がある感じで収まり、上にACアダプターやケーブルも同梱できます。
ちなみに製品付属のパッケージも、梱包材など最小限でそれほど大きくない箱なので、箱のまま持ち運んでもいいと思います。
天気が良いので、いきなりソーラー充電!
日当たりの良いところに置く=盗まれやすいので、目を離さないよう注意です。
コンパクトなので移動は楽。重量6.8kgですが、ごついハンドルもあり片手で余裕です。
充電しながら給電可能なパススルー充電に対応。
イスやテントとの対比で、電源のコンパクトさが伝わるでしょうか。
バイクだと少し厳しめですが、決して無理ではないサイズ感。車なら余裕。
コンパクトであることは、狭いソロ用テント内でも有利です。
小さすぎたら紛失の可能性も出てきますが、そこまで小さいわけでもないですし。
テントの床サイズ270×270cmで、こんな感じです。
ちなみに何をしているかと申しますと...
撤収の時にテントを乾燥させつつ、テレビを見ているんですね~。
音量は小さく絞って、他のお客さんの迷惑にならないように。
夜、寝る前にスマホとモバイルルーターを充電するために使用。
一応電気毛布も繋ぎましたが、寝袋が暖かかったのでそちらは朝起きてすぐのみ使用。
たったの1%しか減っていません!
夜通し電気毛布を使ったとしても、連泊も余裕。
-10℃まで使えますので、最低気温-6.2℃でも特に減りが速くなったりせずに使えました。
もちろん何を繋いで使うかにもよりますが。冬のソロキャンプ、余裕ですね!
また別のテスト環境。
2人用のogawaステイシーST-IIのインナーテント内で、電気ストーブを使っています。
これは消費電力も大きいので、連続で使えても1時間強ですね。
朝起きてすぐや、夜寝る直前に10分ぐらい手足を温めるという使い方が良いでしょう。
他の電化製品の使用
電源が無いところで、電動工具を使うのにも便利。
写真のジグソー(300W)やリューターは大丈夫で、サンダーはモノによります。
私が持っている電気丸のこは600Wなので、試しに使うと安全回路が働いて止まってしまいました。
止まったとしても特別な復帰操作は必要なく、ACボタンを再度押すだけです。
充電式工具のバッテリー充電は、消費電力も小さいので余裕です。
電源が開通していない工事現場などで役立ちます。
ヘアードライヤーも使ってみました。
ソリスの旅行用ドライヤーは、冷風設定ならそのまま使用可能。
温風は220Vスイッチに切り替えると使えました。
関連記事:ポータブル電源でも使える!キャンプに最適なドライヤー・ソリス オンザゴー
まとめ・EBL ポータブル電源 MP500はソロキャンプにジャストサイズ
価格はAmazonで42,800円!
700~800Wクラスのポータブル電源の、おおよそ半額です。
Amazonでは色々なポータブル電源が売られていますが、電池容量あたりのお得さはトップクラス。
ソロキャンプやソロ車中泊の場合、さほど大きなバッテリーは使いません。
1000Wクラスの大型ポータブル電源だと、調理器具も電気のオール電化キャンプでない限り持て余してしまいます。
コンパクトで片手で持てるMP500は、取り回しやすいちょうどいいサイズと言えますね。
防災・非常持出し用としても、機動力が高いことはメリットですよ!
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