ポータブル電源でも使える!キャンプに最適なドライヤー・ソリス オンザゴー
わたくし毎日洗髪後は、ドライヤーで髪を乾かします。
「え、その毛量で?」
という質問は受け付けておりません。
年々減りつつある髪を保護するためにも、長時間頭皮が湿った状態はよろしくないんですよ。
キャンプでのドライヤー問題・現状
キャンプ・アウトドアにおいて、ドライヤーをどうするか。
これは中々難しいテーマです。
1日ぐらいなら頭を洗うのは我慢できますが、2日目は痒くなります。
夏場は汗もかきますし、なるべく毎日洗いたいところ。
まずキャンプ場にドライヤーがある場合は、それを借ります。
家族で入れるような風呂があるところでは、ドライヤー設置率も高いです。
コインシャワーのみですと、無い場合も多いですね。
そういった場合はどうするかと言うと、タオルでできるだけ水分を吸収し、あとは自然乾燥で済ませるのがほとんどではないでしょうか。
私も吸水性の高いスイムタオルを使って、水分を吸い取っていました。
暖かい時期はこれでも良いんですけど、冬は冷えてしまうこともありまして、ドライヤーが無ければ風呂は我慢することも多くなります。
私ぐらいの毛量ならともかく、髪の長い方は深刻ですよね。
電源サイトを借りているなら、ドライヤーを家から持ち込むという手が簡単です。
ブレーカーのアンペア数を超えないようにだけ気を付けましょう。
大抵は電源ポストの中に何アンペアまでか書いてありますが、わからなければ管理人さんに聞くと良いです。
ここまでが、一般的な対応です。
大体どこの情報サイトを見ても、こんな感じで書いてあるはず。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する商品は自力で強引に解決するためのもの。
ポータブル電源でも使えるドライヤーになります!
Solis ON THE GO ソリス オンザゴー ドライヤー
Solis(ソリス)はスイスの家電メーカーで、100年以上の歴史がある老舗。
美容業界ではかなり有名な会社のようです。
ドライヤー以外にも、スイスらしい洗練されたデザインのコーヒーメーカーなどが日本でも販売されていますよ。
日本の家電も機能は全く負けてはいないんですが、デザインはちょっと後れを取ってしまいがちです。
そして今回のオンザゴー ドライヤー。洗練されてますよね~!
フォルム、カラーリング、コードの付け根部分までスタイリッシュ、しかし可愛さもある。
全盛期のオードリーヘップバーンのようです。私は何を言っているのか。
スペックはこちら。
サイズ | 241×151×77mm(本体) |
重量 | 422g(本体のみ) |
電源 | 切り替え式 AC100-120V/220-240V 50/60Hz |
消費電力 | 100-120V:900~1300W 220-240V:1350~1600W |
モーター | DC |
電源コード | 1.7m |
温風温度 | High:73℃ Low:54℃ Breeze:37℃ |
安全装置 | 温度過昇防止装置(サーモスタット・温度ヒューズ) |
生産国 | 中国 |
最小最軽量ではないけれど、モバイル用途に耐えうるコンパクトさと重量。
海外対応も可能な電圧切り替え式。
マイナスイオン機能も付いています。
消費電力を見ますと、900~1300W て。けっこうでかいですよね。
かなり大きなポータブル電源でないと使えないように見えまして、何がオススメだこの野郎と思われる方も多いでしょうが、後ほど説明します。
こちらもスタイリッシュな操作部分。
スイッチは下からオフ、Breeze(微風)、Low、Highと3段階の切り替え。
その下の丸いダイヤルが電圧切り替えで、マイナスドライバーなどで回します。
上の写真ではダイヤルの溝が向いている位置、100-120Vになっています。
今回Amazonで買ったんですが、こんなポーチが付いてきました。
これは嬉しす!ドライヤーのハンドル部分と同色というのも心憎い。
外に持ち歩くには、何らかのケースは欲しいですからね。
箱に販促品と書いてありまして、買ったら常に付いてくるかは分かりません。
ポーチのサイズは115×200×90mm。
開くとタオル掛けなどに引っかけられるフック付きで、化粧品ポーチなどにもできます。
ドライヤーを入れたらパツパツですが、ドライヤーを持ち歩くという用途だけでも十分。
ポータブル電源で使う方法
使う方法、なんて大仰に書いておりますが。
ただスイッチを220Vに切り替えて、100Vの電源で使う。それだけです。
そんなことしてドライヤーか電源が壊れないのか。
心配になっている方、ご安心ください。
しっかり試してから書いています。
100-120Vに切り替えた状態で、海外の220Vの電源で使う逆パターンは説明書でも警告されている通り、とっても危険です。
ドライヤーに安全装置は付いていますが、異常昇温の恐れがあります。
日本に居て、日本向けのポータブル電源を使う限りは大丈夫でしょう。
テストには消費電力を表示できるポータブル電源、BLUETTI EB70を使用。
(このポータブル電源は、近日詳細レビューします!)
ドライヤー100V設定で、Lowで使った時、554Wの消費電力です。
この上にまだHighがあるのですが、EB70は出力が700Wなので上げられません。
電源側の安全装置が働いて停止すると思われます。
ドライヤーのスイッチを220Vに切り替え、Highで使用。
消費電力295Wで、ちゃんと動作します!
ただし、100Vの同じHighで使う時よりも風量・温度ともに下がります。
実際に私の毛量で、6月の湿度70%の環境で乾燥まで5分。
気温、湿度によって乾燥時間は変わってきます。
私の毛量じゃアテにならない?
...奥様にも試してもらいました。
肩より少し下ぐらいのロングヘア、毛量もずっと多い奥様の場合です。
10分ぐらいのタオルドライをした後、乾燥まで約20分。
普段使っているドライヤーの2倍ぐらいの時間がかかっています。
ドライヤーの音は割と静かなんですが、ご本人が「めんどくせー」とうるさかったです。
奥様が髪を乾かすまでに消費した電力量を計算します。
295W×0.33h(20分)=97.35Wh。
フル充電したEB70の容量は716Whですので、13~14%を消費したことになります。
充分使えるレベルじゃないでしょうか?
電池節約のためには、なるべくタオルで乾かしておくことも大事ですね。
特に冬キャンプでは、電気暖房に使う余裕も残しておきたいです。
もし家族全員がロングヘアだと、その分消費電力量も上がります。
1000Wh超えの大容量のポータブル電源は高いので、毎回電源サイトを抑えて頂くのがよろしいかとw
電源サイトでもたまに10Aとか電流量低めの場合がありますが、このオンザゴードライヤーを220Vスイッチで使えばまずブレーカーが落ちることはないでしょう。
ポータブル電源の場合も、電源サイトの場合もドライヤーは単独で使うのが望ましいです。
ホットカーペットなどと同時に使ったら、ブレーカーが落ちる恐れがありますよ。
オンザゴーはドライヤーとしては静かな方ですが、それなりに大きな音が出ます。
キャンプ場では消灯時間を過ぎたら使わないようにしましょうね。
副次的なメリットなんですが、低温で時間をかけて乾かすことで、いつも家で使っている高温・大風量のドライヤーよりも髪に良いと思われます。
私の髪がなんかサラサラ、トゥルントゥルン潤いがある感じがしてますから。
はい、誰得と言われればそれまでですが。
購入情報とまとめ
ポータブル電源でも使えることは分かった、でもお高いんでしょう?
そうご心配のあなた、ご安心ください!
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今ならなんと、Amazonで2,000円台で買えてしまいます!
タイミング次第でポーチも付いてくるw
ソリスのオンザゴー以外、例えばパナソニックやテスコムの海外使用可能なドライヤーだとどうなのか。
試していないので私は何の保証もできませんが、たぶんいけます。
1万円超えるような高級なやつじゃなく、アナログなスイッチ切り替え式の安いやつで試してください。
私は性能、デザイン、価格的にもソリス オンザゴーをおすすめしますよ!
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