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いつの間にか村の鍛冶屋とユニフレーム以外は無くなった手持ちペグの話

今回のテーマはキャンプに必須の道具の一つ。

地味だけど絶対必要なものです。

 

ペグ

 

テントやタープを張る際、地面に打ち込み固定するための杭です。

ワンポールテントなど非自立式テントでは、ペグがないと建てられません。

本日はこのペグの中で、過去に自分が使ってみて良いと思った商品を紹介する記事です。

 

村の鍛冶屋 エリッゼステーク

言わずと知れた大人気商品、村の鍛冶屋さんのエリッゼステーク28cm。

鉄素材の鍛造ペグです。

これを使っている方は多いですよね!

 

私も5~6年以上は使っていますが、圧倒的に信頼できるペグだと断言します。

 

まず1つ、地面を選ばない固定力

柔らかい砂&固まっていない砂利だけは苦手というか硬い層まで届かないと固定できないので、28cm以上長いものが必要になるのですが。

それ以外の地面では確実に食いこみ、固定してくれるので安心感があります。

溶岩混じりの本当に硬い地面でもしっかり刺さってくれました。

 

エリッゼステーク独自の楕円形状が効いてます。

アンパンマンのアップではないですよ。

赤い楕円がエリッゼステークを真上から見たものだと思ってください。

ペグの断面が楕円形状をしており、地面に打ち込んでいる時に風の影響などで回ってしまうことはありません。

断面が丸い場合に比べ、左右の回転方向への動きは接触している土の抵抗が大きくなるので、動きにくくガッチリ固定してくれるわけですね。

 

続いて抜きやすさ

エリッゼステークを抜く時は、回すことで抜けやすくなるのですが素手では回りません。

ハンマーのペグ抜きや他のペグを差し込んでクルクル回してあげると、楕円が穴を広げてくれるので抜きやすくなります。

刺したい時は確実に刺さって抜けず、抜きたい時にはさっくり抜ける。

圧倒的に信頼できるペグで、タープのメインロープを張る時などはもっぱらコレです。

 

欠点をあげるとすると、少々重いということですね。

28cmの場合、1本あたり190g。

ファミリーサイズのドームテント用に揃えますと、12本ぐらい使うので2.28kg。

2ルームテントだと倍の24本ぐらい使うので、4.56kgです。

ソロ用テントより重いですねw

 

車を使うオートキャンプ以外では持ち運びが厳しいペグと言えます。

重さを取るか信頼性を取るか、これは悩みどころです。

 

 

ユニフレーム パワーペグSUS300 & 250

鍛造ペグ並の強度があって、もう少し軽いペグは無いもんか...

と考えていた数年前に購入したのが、ユニフレームのパワーペグSUSです。

SUS、つまりステンレスですね。

300と250を主に使っておりまして、250はWILD-1とのコラボモデル。

一応400も持っていますが、この長さは刺すのも抜くのも大変になるのであまり使っていないです。

 

硬い地面への貫通力、刺さる力はエリッゼステークと遜色ありません。

それでいて重さは300の場合、1本あたり100g。

24本揃えても2.4kgとおおよそ半分にできます!

強度もこれまで一度も曲がったことがないので、強靭で問題ないですね。

 

一つ難癖をつけるとすれば、地面に打ち込む際はエリッゼステークの方がハンマーが当たる面が広いので、打ちこみやすいです。

あまり考えず打っていけるエリッゼステークに比べて、しっかり狙わないとうまく刺さっていきません。

ハンマーを当てる位置をミスっても、ペグが曲がるわけではないです。

 

私はオートキャンプで、このパワーペグSUSとエリッゼステーク両方を使っています。

 

ユニフレーム ジュラパワーペグ250&200

電車やバイクでソロキャンプに行く際、ステンレスのパワーペグSUSでもまだ重いです。

身体を鍛えるという選択肢はありませんので、より軽いペグを求めて行き着いたのがユニフレームのジュラパワーペグです。

素材は超超ジュラルミンA7075。

20cmぐらいの中国製チタンペグもAmazonで買って試したんですが、固定力が弱く感じて1回使ってお蔵入りですw

サイズは主に20cmの200を使っていましたが、最近になって250も発売されました。

この250サイズがソロ用途には絶妙かつ最適です。

200はソロ用テントでしたら問題なく使えますが、風が強い時のタープにはちょっと怖いところも。

 

ジュラルミンって結局アルミですから、鉄やステンレスほどの強度はないはずで心配でした。

しかし使ってみればまぁ丈夫で、硬い地面でも曲がらず入ってくれます。

断面が平打ち加工されており、ただ丸いよりも強度が出ているんですね。

エリッゼステークやパワーペグSUSのようにズブズブ刺さっていく感じではなく、ジワジワいきます。

 

重さは250が1本39g、200が17gと格段に軽くなっています!

エリッゼステーク28cmが24本で4.56kgのところ、ジュラパワーペグ250なら24本で936gです。

ソロキャンプならテントに12本、タープに8本で20本ぐらい。

ソロ用テントは毎回違うのを使いがちな私ですが、ペグだけはジュラパワーペグを使いまわしています。

 

ヘッドはパワーペグSUSと同じ「くの字型」なので、やはりエリッゼステークよりは打ち込みにくいと言えます。

しかし軽くて実用に耐える強度がある、信頼のユニフレームブランド商品ですよ!

 

200と250をミックスで持つのが一番ですね。

 

ニッチ・リッチ・キャッチさん別注でブラックというのも出たようです。

すでに足りているけど欲しいw

 

キャンプスタイルによってペグを使い分ける

村の鍛冶屋とユニフレーム、いずれも日本の新潟県燕三条のメーカーです。

高い金属加工技術で日本のキャンプシーンに合致する優れた商品を作る、どちらも頼もしいメーカーですね!

 

オートキャンプ:エリッゼステーク or パワーペグSUS

車以外のキャンプ:ジュラパワーペグ

というのが現在の私のペグ使用パターンです。

 

抜群の信頼性、エリッゼステーク。

軽くなり使い勝手が良い、パワーペグSUS。

超軽量だけど十分強い、ジュラパワーペグ。

どれも優れていておすすめできるペグですので、あとは運搬手段と好みです。

どれを選んでもらっても間違いないです!

 

 

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