バーベキューグリル ロウリュに温度計を付けて自宅で燻製やってみた!
以前当ブログでご紹介した、無煙BBQグリル ロウリュの続報です。
煙を全く出さずに美味しくお肉が焼けるので、家でBBQを楽しむのに最高なグリル。
煙が全く出ない無煙バーベキューグリル・ロウリュでベランダバーベキューしてみた!
今回はあえての逆張り。煙をモクモク出す使い方です。
そう、燻製ですね!
無煙BBQグリルで燻製をするために
キャンプ場でやるには別に構わないのですが、ご自宅でやる場合。
まず室内では、換気扇の真下が推奨です。
そこ以外は室内が煙臭くなりますので、おすすめしません。
私はベランダで行いますが、ご近所に迷惑にならないようあえて雨の日や日没後にやっています。
雨の日は皆さん洗濯物を外で干さないので…w
今回ロウリュで燻製をするにあたって用意したのが、こちらの温度計。
ロウリュのオプションになります。
長らく在庫切れが続いておりましたが、入荷しています!
リンク:グリル用温度計 購入ページ
燻製やオーブン料理の際、この温度計があると温度管理がしやすくとても便利です。
開発にあたって温度計メーカー数十社と折衝の末、こちらの温度計に行き着いたというお話を伺いました。
Amazonなどを覗くと似たような温度計もあるのですが、こちらではどうしても誤差が出てしまうとのこと。
温度管理できないとつける意味が無いので、純正品をおすすめします。
温度計の装着は簡単で、フタの穴に蝶ネジで固定するだけ。
説明書が無くても、見た目でできるでしょう。
見た目も飛行機の計器のようでかっこいいですよね!
スチームパンク度アップです。
今回ロウリュで燻製に使うのは、スモークウッドです。
なので燻製の種類としては「温燻(おんくん)」になります。
スモークチップと熱源(ロウリュなら炭)を入れれば、熱燻も可能ですね。
スモークウッドはアウトドアデイジャパンで購入した、進誠産業さんの商品です。
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サクラとリンゴをミックスして使いました。
もちろんSOTOのスモークウッドでも可です。ホームセンターなどでも購入できるはず。
燻製した食材
今回燻製した食材ですが、すべて初心者でもほぼ失敗せず作れるものばかりです。
- 市販ベーコン
- ミックスナッツ
- カマボコ
- うずらのゆで卵
- 6Pチーズ
チーズ以外は高温になる熱燻でも大丈夫。
熱燻の場合、6Pチーズはアルミ箔を一面残せば溶けずにギリギリいけます。
いずれもキッチンペーパーの上で1時間ぐらい乾かして、水分を飛ばしています。
この水分を飛ばすのをサボると味にエグみが出るので、面倒でも乾かしてください。
温燻スタート
ロウリュの水皿は使いません。蒸し要素は無いので。
水皿を載せる下網は、アルミホイルを敷いて食材を載せるのに使いました。
一番下にはチーズとミックスナッツをセット。
スモークウッドは炭バスケットにアルミホイルを敷いた上に、割って置きました。
写真の状態だとウッド量がけっこう多いので、半分でも十分です。
左側は早い段階で抜いて、火消し壺で消しておきました。
もう1回遊べるドン!
2階、焼き網部分。
ベーコンとうずら、カマボコを食材同士くっつかないよう、隙間ができるように並べます。
温度をあまり上げない温燻なので適当にやってますが、高温になる熱燻の場合は肉から油が垂れるので対策が必要になります。
下段に置くか、受け皿やアルミホイルで油を受けるかなどですね。
スモークウッドに着火。SOTOのスライドガストーチを使用しています。
ガストーチならなんでもいいです。ただしAmazonの安い中華製は除く。
日本メーカー、SOTOやイワタニなら間違いないです。
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フタをして、ビールでも飲んで待ちましょう。
スモークウッド1本が燃え尽きるのに2時間ぐらいかかります。
つきっきりじゃなくても、温度が高くなりすぎていないかたまに見るだけで良いです。
スタート時は30℃ぐらい。外気温は20℃ぐらいです。
5分に1℃ぐらいのペースで、じわじわと上がっていきます。
50℃ぐらいで落ち着きました。
温燻にベストな温度は30~80℃と言われています。
私は温燻で80℃は食材に熱が通りすぎてしまうので高いと思いまして、50~60℃ぐらいがベストじゃないかと。
温度を上げたい場合はチップをふりかけ、下げたい場合は通気口を開けます。
今回はほぼ放置で大丈夫でした。
2時間経過。ウッドはまだ残っています。
色はちょっと薄めですが、空腹でもう待てないので終了w
すぐ食べるとエグみがでやすいので、終了後30分~1時間程度は我慢しておいた方がいいです。
燃え残ったスモークウッドは火消し壺に入れて密閉しておけば、また再利用できます。
実食!お味の方は
まず市販ベーコン。これは燻製後、フライパンでさっと炙りました。
元から美味いので、燻製後も間違いなく美味いです!
濃厚かつ芳醇な薫香で、ビールとの相性は最強クラス。ハイボールなどとも。
子どもたちにも好評で、一瞬で食い尽くされます。
少し取り分けておいて、細切れにしてチャーハンやスープに入れても濃厚さが残っていて美味かったです。
カマボコ。こちらも香り高く、やはりビール泥棒です。
もし熱を入れすぎてもまず失敗しない、優秀な燻製食材です。
元が淡白なのでベーコンほど濃厚じゃなく、毎日でも食べられますね。
チーズとうずら。
こちら2種は今回、時間が短かったようで中途半端な味でした。
チーズは不味くはないけど、あまり燻製感を感じず。
時間が許すなら、もっと茶色くなるまでやるべきです。
うずらはめんつゆ等に漬けて下味を付けるべきでしたね。
ミックスナッツ。
まず失敗しようがなく、これ絶対うまいやつです。
色々な酒に合いますし、何なら濃いめのコーヒーなどと一緒でも美味いです。
密閉容器に入れておけばしばらく楽しめます。
燻製後の後片付け
燻製をすると、どうしても内部が汚れてベタベタになります。
ロウリュから革のオプションハンドルカバーや温度計などを外して、メラミンスポンジで水洗いするときれいになります。
温度計は防水ではないので、水洗いNGです(文字盤の方は汚れないので、炉内側は湿った布で拭きましょう)。
連日連夜、何回もやる人は毎回洗わずとも良いかと。
私も燻製じゃない普通のBBQでしたら、いつも網だけしか洗っていません。
まとめ・やはり自宅アウトドアに最高のグリル
無煙バーベキューグリルのロウリュに温度計を付けることで、調理メニューの幅が広がりました!
最近は天気と仕事の都合が合わずキャンプ場に行けない日が続いていましたが、自宅でもがっつりアウトドア料理ができます。
キャンプ場に行ける時は普通の焚き火台で、自宅ではこのロウリュという布陣は最強です。
もちろんロウリュをキャンプ場に持ち出しても全く構いませんが、このかっこいいグリルはなるべくキレイに使いたいので、薪で焚き火はしたくないという個人的な気持ちですw
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