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煙が全く出ない無煙バーベキューグリル・ロウリュでベランダバーベキューしてみた!

2021-09-24

テントを買ったのにキャンプには行けない日が続いております。

これはコロナの外出自粛うんぬんじゃなく、主に仕事です。

そんなこんなで血中キャンプ濃度がどんどん薄くなっていた時に、とても嬉しいオファーを頂きました。

無煙バーベキューグリルのレビューの依頼です!

庭やベランダでも炭でバーベキューができる、ある程度の都会に住んでいるキャンパーには夢のような商品。

(ベランダでの火気使用に関しましては、住居の管理規約に従ってくださいね)

ロウリュ公式サイトはこちら。

無煙バーベキューグリル ロウリュ

さっそく使ってみた感想をレビューしていきますよ!

※商品提供頂いてのPR記事になります

無煙バーベキューグリル ロウリュ

こちらがロウリュ本体の外観です。シンプルで美しいですね!

スノーピーク製品に通じる、デザインの美があります。

フタの取っ手や足などは出荷時には付いていないので、自分で取り付けになります。

部品を+ドライバーと蝶ネジで付けていくだけの簡単組み立てで、組み立て式カラーボックスなどを作れる人なら全く問題ないはず。

取っ手に付いている茶色い革製カバーはオプション品です。

真上から。

革製カバーオプションですが、素手でフタを開けられるようになるのであった方が絶対便利。

焼け具合を確認するたびに、耐熱手袋をはめる手間が省けます。

フタの通気孔です。くるくる回すことで、開口部の大きさを調整できます。

大きく開けるほど中の温度は下がります。

フタの大きなボルトは、オプションの温度計を付ける穴を塞いでいます。

オーブンのように使うには、温度計もぜひ欲しいオプション。

両サイドの取っ手、革カバーはフタのハンドル用とセットです。

使用中に移動することはそんなに無いと思いますが、カバーが付いていると素手で触れます。

フタを開けた箱の底面。大きな通気孔があります。

全閉状態。フタと同じく、回すことで通気量を調整できます。

上も下も閉めると酸素が不足するので、そのまま火消し壺になるという機能も。

本体外側からは全然分からない溶接跡。

蝶ネジも箱の内側になります。

一度組み立てたらそのままで、特に折りたたみなどはしないと思います。

無煙バーベキュー実践!

実際に使ってみますよ。

まずは底の通気孔を開けて、土台になる網をセット。

底を開ける大きさは最大の状態にしていますが、もう少し絞った方が内部温度を保ちやすそう。

土台の網の上に四角いお皿を載せて、その上に焼き網をセット。

お皿には後で水を入れます。

※何度か使ってみての追記です。

四角いお皿をセットする向きですが、取っ手部分が横になっています。

縦でも横でもどっちでも良いんですが、ロウリュ本体を火消し壺として使う場合は縦にセットした方が良いと思います。

この取っ手をつまんでお皿を垂直に持ち上げる時、燃えている炭から距離を取れるので火傷リスクが低くなります。

どっちにしても耐熱手袋は必要ですけどね。

~追記ここまで

焼き網の上に、アルミホイルを敷きます。

これは汚れ防止目的です。

アルミホイルの上に、火起こし用の固形燃料をセット。

1個が20分前後燃えるので、ちょうど炭に火が回り始めるぐらいに消えます。

炭を入れたバスケットを載せて、固形燃料に火を付けます。

あとはしばらく待ちです。

使う炭によっては、この火起こし時に煙が出ます。

安いマングローブ炭や、着火剤付きの成型炭などはほぼ必ず出るでしょう。

私が使っているのは国産切炭の「鶴居木炭」です。これと固形燃料の組み合わせですと、全然煙は出ません。

こっちも使ってみましたが、ちょっと煙が出ました。

モクモクではないですが、固形燃料の方が出ません。

あとはオガ備長炭なども、安価な割に煙が出ないのでおすすめ。

形状的にバスケットにも入れやすいです。

オガ備長炭は火起こしに時間がかかるので、時間に余裕を持って着火しましょう。

ロウリュ本体の壁面が風よけになってくれます。

この時ですが、市販のチャコールスターターを使っても問題ありません。

むしろ使った方がこの後の工程が簡単かも?

炭火が熾きたら、耐熱手袋をしてバスケットを網の両側にセットします。

耐熱手袋をしていても、燃えている炭のすぐ横を持つわけです。

もしその状態で急にくしゃみが出たら、アツアツ炭入りバスケットを落としかねません。

なのでチャコールスターターで火起こししておいて、その炭を火ばさみでバスケットに移す方が簡単ですね。

ちょっと暗くて分かりにくいですが、網の両側に炭入りバスケットを配置しました。

網の下のお皿に水を入れたら、準備完了です!

水は大体500mlも入れれば良いです。

あまり入れすぎると、後片付けの時にこぼしがち。

ロウリュで焼く・でかい塊肉

ロウリュで色々と焼いてみたので紹介しますよ。

まずはこちら!

どどん!

でかい塊肉。サーロイン1kgです。

焼く30分前に冷蔵庫から出して常温に近づけておいて、軽く塩を振っています。

網の真ん中に置きます!網に油などは塗っていません。

網の下には水の入った皿があるので、肉から油が落ちても水に落ちます。

なので焼いている最中、煙はまったく出ません!

焼いている面をひっくり返したりする必要もなし。ただ待つだけです。

フタを閉めて、通気孔を調整。

閉めすぎると炭の燃えが悪くなり、開けすぎると炉内温度が下がってしまいます。

オプションの温度計があると、通気孔の開けすぎが分かりやすいですね。

本体の下の熱ですが、手を入れてもほんのり温かいぐらい。

足も触ってもかすかに温もりを感じる程度で、熱くなりません。

卓上でも使えますね。

焼け具合が気になるので頻繁にフタを開けて確認したくなりますが、温度が下がるのである程度我慢。

これはオーブンや燻製と同じですね。

ちなみにこのロウリュ、燻製器としても使えるでしょうね。その場合はもちろん無煙ではなくなりますが。

40分経過時の写真。表面はおいしそうに焼けていますね。

油が網の下のお皿に流れています。

ローズマリーは忘れていたので、途中で乗せました。

炭の上に乗せているのは、アルミホイルで包んだ野菜です。

野菜はこの位置だとすぐ火が通るので、5~10分ほどで大丈夫。

肉の中心まで火が入ったか確認するのは、どこのご家庭にもあるこちらの温度計。

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買うのが嫌な人は、串を刺して自分の唇に当てて温度を確かめる方法でも。

ローストビーフ作りでやるやつです。

なんで唇なんですかね。

表面は焼けているようでも、中心温度は38.7℃。

まだ生ですので、もうしばらく火を通します。

シュラスコのように外側から少しずつ削って食べるのもいいかも。

その後、中心が55℃ぐらいになるまで焼きました。

合計時間は約1時間。

よく焼きが好きな方は、中心温度60℃ぐらいまでやってください。

網から下ろし、アルミホイルで包んで少し休ませます。

5分ぐらいで良いかと。

1kgサーロインのロースト、完成です!

中心は少しレアですね。

ステーキカットではなく、あえてブツ切りでいただきます。

肉がとってもジューシーで美味しゅうございました!

これは直接焼くのではない、ロウリュならではでしょうね。

ソースはロゴスショップで買ったロゴスランドBBQソース

甘口で子どもでも食べられるのがウリですが、大人の口にも美味かったです。

大人はワサビなども使って、美味しくいただきました。

この厚みの塊肉にかぶりつくことなんて、普段の生活ではまず無いですからね。

子ども達も面白がって食べていましたよ。

ロウリュで焼く・スペアリブ

また別の日、スペアリブを焼いてみました。

ジップロックにスペアリブとタレを入れて、一晩寝かせています。

タレは市販のスペアリブソースを使用。

網にアルミホイルを敷いて、汚れ防止に。

スペアリブをくっつかないよう並べて、フタをして焼きます。

フタを閉めて30分ほど待って、できあがり!

もう少しカリッとしててもいいと思ったので、40分でもいいかも!

もちろん美味かったですが。

ロウリュで焼く・できあいのピザ

ロウリュでできあいのピザを焼いてみました。

溺愛じゃなく、出来合いですよ。

こんな感じで売っている、チルド食品のピザです。

こういった物でもキャンプで窯を使って焼くと美味くなりますよね。

網はそんなに大きくないので、一度に焼けるのは小さいピザ2枚ぐらいですね。

くっつき防止にアルミホイルを敷いています。

7分ほど焼いて、できあがり!

耳はカリッと、チーズはとろとろでこれも美味でした。

ロウリュで焼く・野菜など

野菜はアルミホイルに巻いて炭の上に乗せて放置するだけで、大体何でもうまく焼けます。

写真はタケノコです。

今は時季じゃないので、真空パックになっているやつ。

これはただ熱くなったタケノコでしたw

旬の時季だったら美味いでしょうね!

画像出典:ロウリュ

オプションで炭の上にもかぶさる全面網があるんですよ。

野菜だと炭で焼いても油がそんなに出ないので、この網を使ってアルミホイルを使わず焼いても煙は出ずに美味いはず。

消火と後片付け

まず消火に関してですが、ロウリュ上下の通気孔を全閉することで消えてくれます。

ただし底側の通気孔を閉めるには、水が入った皿を垂直に持ち上げる必要があり。

これがちょっと大変ですね。

水をなみなみ入れてしまっていると、大体こぼしてしまうと思いますw

火消し壺を使い、火ばさみで炭を移動させた方が楽かもしれません。

灰掃除の私のやり方ですが、底にステンレストレーを入れまして。

底の通気孔を開け、小さいほうきで灰をトレーに落とします。

野菜から落ちた水分などがあれば拭き取って、よく乾燥して終了。

キャンプ場ならもっと簡単で、網などを全て外してから灰捨て場で逆さまにするだけですね。

ステンレストレーは炭バスケットの一時退避や焼けた食材の移動など何かと使えるので、1つあると便利です。

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自宅で使う分には収納ケースなど不要でそのまま棚にしまえばいいと思いますが、キャンプに持ち出す時には欲しいですよね。

本体サイズW56 x D26 x H32 cm、ハンドルカバーを付けたら+1cmぐらい。

内寸60×30×33(h)cmぐらいの箱かバッグが必要です。

万能の鹿番長バッグで良いんじゃないでしょうか。

中で網などがガチャガチャしないよう、新聞紙でも丸めて入れておけばよし。

あとはフタを荷締めベルトで縛って、開かないようにするだけでもいいかも。

私自身は、自宅で使うことがほとんどになるかと思います。

ロウリュ 使ってみての感想まとめ

焼いている最中、煙は全く出ません!

これだけでも住宅地のベランダや庭でBBQをしたい人は「買い」だと言えます。

私も以前から使っていたガス式の炉端焼グリルは、油の多い肉を焼くと煙が出ていました。

ロウリュを使えば鶏皮でも豚トロでも、近所迷惑になりません。いい匂いはするので飯テロにはなりますけど。

肉は蒸し焼きのようなジューシーな焼き上がりで、ピザなんかのオーブン料理もお手の物。

焼きあがるまでには炭で直火焼きするより時間がかかります。

食べざかりのラグビー部合宿などには向きませんね。

大人が2~3人の少人数で、休日にベランダや縁側で。

一杯やりながら少しずつ焼いては食べ、飲むのを繰り返しウメェというのが理想。

大人数で使う時は早めに大きな肉を時間かけて焼き上げて、あとは薄くてすぐ焼ける肉や野菜を焼いていくと良いかと。

本体価格は消費税・送料込で43,450円。

普通のBBQグリルに比べたら3~4倍の価格です。

しかし無煙であること・素材が高級SUS304・デザインの美しさという点を考えたら、決して高すぎることはありません。

もしこれにスノーピークの*マークが入ったら、7万円ぐらいになると思いますw

~2023年6月追記~

商品スペックのマイナーチェンジがありました!

まず保証期間ですが、驚きの20年ですよw 製品の品質に対する自信の現れですね。

そして内側からしか開閉操作できなかった底面の空気蓋が、外側からも操作できるよう形状変更。

そして足の長さが長く変更されまして、底面の蓋の操作性が向上。

購入者の方には無償で送付されております!

~追記ここまで~

おすすめオプションは革カバー、温度計、全面網。

温度計と全面網は私は未使用なんですが、あったら絶対便利でしょコレというものです。

あえて付け足すとしたら横から引き出せる灰受けトレーや、底の通気孔の開閉具合を横から調整できる機構なんかがあっても便利かもしれません。

しかし美しいデザインが崩れるので、難しいところですね。

外観はシンプルな四角い箱、これがカッコいいんです。

今後もキャンプに行けない休日、ロウリュに活躍してもらう予定ですよ!

↓公式サイトへのリンク

無煙バーベキューグリル ロウリュ

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