【初心者向け】春キャンプを楽しむための心がまえ!
昨夜は東北で震度6強という大きな地震がありまして、大変な思いをされた方も多いですよね。
被災された方に、謹んでお見舞い申し上げます。
私の住む地域は震度4、熱帯魚の水槽の水が少し溢れたぐらいでした。
近所でも停電がありましたが、こちらでは何もなく。
戸建てを購入しておいてから何なんですが、マンションの方が地震には強そうな気がしますね…
(もう後戻りできないですが)
さてキャンプの話題です。
本日は、キャンプにしばらく行けていないのでキャンプ知識的な記事です。
今の時期(3月)から5月の大型連休ぐらいまでの、春キャンプについて。
キャンプデビューされる方も多い時期なので、そういう方の参考になれば幸いです!
春キャンプの事前準備・情報収集
春キャンプに限った話ではないのですが、行く日が決まったら1週間ぐらい前からキャンプ地の天気予報をチェックしましょう。
雨や強風など、荒天が予想される時はスッパリ諦めてキャンセルしましょう。
今からキャンプデビューするの人の話でして、キャンプは何度もやっていて雨対策は万全・どうということはない!という方は好きにしてください。
初キャンプがいきなり雨、というのは過酷ですから。
多少の雨なら、人気キャンプ場でも空きが出て人も少なくて悪くないんですけどね。
帰ってからの道具の手入れ、掃除がかなり大変です。
キャンプ場によって「何日前からキャンセル料がかかるか」というキャンセル規定は変わります。
中止ではなく延期、日程を別な日に振り替えればキャンセル料は不要、というところもあるのでキャンプ場に問い合わせてください。
あとは行くキャンプ場や周辺の情報は、ブログや口コミサイト、YouTubeなどで予習しておくと良いですね。
夜と朝は意外と冷える!寒さ対策をしっかりと
行き先にもよりますが、昼間は暖かくとも早朝と夜は冷えることが多い時期です。
暖房器具が必須とまではいかないのですが、ある程度の防寒対策は必要です!
防寒着を用意
厳寒期用のモコモコのダウンまでは要らないとしても、厚手のアウター、靴下、下着は用意しましょう。
特に靴下やシャツなどは、平地の昼間を基準に選ぶと冷え込みの影響を直撃でくらいます。
アウターは風を通さないものが望ましいですね。
遊びで汚す可能性がある子供の着替えは一年中必要ですが、大人も余分に衣服を持ちましょう。
特に足元、靴が通気性の高いものだとけっこう冷えます。
寝袋は「3シーズン対応」以上のものでマットで断熱
冬用の寝袋があれば安心ですが、高価なので初心者のうちから持っている方は少ないはず。
選び方としては、寝袋には「快適使用温度」という表記があります。
行き先の予想最低温度から+5℃ぐらいになる製品を選ぶと、冷えを感じずに眠れます。
そして地面の冷たさを感じずに眠るために、断熱性のあるマットと併用しましょう。
参考記事:【コラム】キャンプの寝床づくり・ファミリーキャンプに最適なマットとは?
それだけで記事1本書けるぐらい、マットは重要な要素です。
快適使用温度が0℃~5℃前後の寝袋が、一般に「3シーズン用」として売られています。
このぐらいあれば大体乗り切れます。
寒がりの鬼嫁が居る、赤ちゃんが居るなど心配な方はキャンプ場の電源サイトを予約して、ホットカーペットなどの電気暖房をレンタルするのも良いですね。
カイロでお手軽に防寒対策
値段が安くて手軽にできる防寒対策として、カイロを用意しておくのがおすすめ。
写真の高温なマグマタイプじゃなく、普通のカイロで良いです。
冬キャンプだと高温タイプでもカイロだけでは全く足りませんが、春や秋なら十分に役立ちます。
日が暮れてちょっと寒くなってきたかな、ぐらいの時に使っておくと良いです。
貼るタイプを肌に直接触れないよう下着を挟んだ上、お腹や背中の衣服に貼っておきましょう。
焚き火は暖房にはならない
火を焚けば暖が取れる。それは太古の昔から間違いないです。
しかし常に焚き火で暖房効果が期待できるかといえば、答えはNOです!
風が強いと焚き火はできません。火の粉が飛んで、周りに延焼する恐れがあります。
風が強い時は気温低下以上に体温が奪われ寒くなるので、焚き火はせずテントやシェルター内に入って過ごします。
冬ほど冷え込まないので敷居は低いのですが、焚き火だけをあてにすると痛い目に合う可能性もあります。
前述の通り、衣服での防寒対策を万全にしておいてください。
焚き火に炭を少し混ぜて燃やすと、薪だけを燃やすよりも熱の放射が多くて暖かいですよ。
暖を取りながらついでに調理もしたり、キャンプの楽しい部分です。
でも風が強かったらできないんですけどね。
虫への対策も必要
暖かくなってきているということは、冬の間はあまり見ない虫も活動を始めるということが言えます。
人間を刺すような虫は夏ほどではないとしても、春にでてきます。
刺すような虫では、ハチなんかは活発になっていますね。
刺さない羽虫でもブンブン大量に飛んでいると、食事時などは皿にダイブして不快になることも。
虫除けスプレー、森林香、明るいランタンを虫寄せのおとりに使うという方法が効果的です。
一種類だけじゃなく複数の対策を同時にすると、より効果が高まります。
焚き火をすると煙が出るので、虫も寄りにくくなりますね。
風が強いと焚き火はできないと前項で申し上げましたが、そういう時は虫もあまり飛べないのでそんなに心配はないです。
関連記事:虫と共存しない方がキャンプは楽しい
春はキャンプを始めるのに良い時期!
暑すぎず寒すぎず、春は夏や冬キャンプに比べて過ごしやすいので初心者の方が始めるのにも良い季節です!
天気の変わりやすさ、花粉飛散などで秋の方がより最高ではありますがw
事前準備を怠らなければ、楽しいキャンプが実現するのはご想像の通り。
多少失敗しても、笑い話にしやすいのが春と秋キャンプだと思っています。
(もちろん失敗の内容が、軽い忘れ物など致命的じゃない場合に限ります!)
失敗も楽しむぐらいの気持ちで、過ごしやすいキャンプを味わってほしいですね!
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