【2021秋】大人気ファミリー向けキャンプ場・キャンプ・アンド・キャビンズで平日ソロキャンプ!?
先月の下旬、平日休みにソロキャンプに行ってきました!
キャンプ場はあの超有名キャンプ場、キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原。
言わずと知れたファミリーキャンプのメッカ、基本的に子連れじゃないと利用できないキャンプ場です。
そこにソロとか気でも違ったのかこいつと思われるかもしれませんが、違うんです。
9月~12月の平日限定でソロキャンププランが出来たんですよ!
【9~12月平日限定】ソロ・デュオキャンププラン【初心者や女子も安心】
子供がけっこう大きくなった今でも、私も家族も好きなキャンプ場です。
有名キャンプ場の土日予約が取りにくい昨今、このビッグウェーブに乗るしかないですよね!
平日の下り高速道路は空いておりまして、さくっと到着。
那須高原は東京都心より少し気温が低く10℃ちょっとですが、超寒いというほどでもなく。
チェックインしてソロキャンプ料金2500円を支払い。
デュオキャンプだと4000円です。
特殊な囲炉裏サイトなどはプラン対象外で、対象はオートキャンプサイト3種類のみ。
全て電源付きサイトです。
オートキャンプサイトでも10m四方あるので、ソロなら十分すぎます。
いつの間にか薪のチケット自販機ができていました。
今までも深夜でも薪が買える自己申告後精算システムでしたが、より確実性が増しますね。
券売機が夜中に不調で購入不可でしたが、それはまた別の話。
ソロですがロッジシェルターを初張り。
パワーは全然要らないですし、手順さえ覚えれば1人でも簡単です。
初心者にもおすすめかと聞かれれば、答えに困りますが。
設営は簡単ですけど、重さや値段はあまり初心者向けではないですからね。
初めは普通にシングルルームのシンプルなドームテントが良いと思うのですよ。
薪ストーブ設置位置について、色々模索します。
これはロッジシェルター横のパネル真ん中。
これは後ろの上の窓。
用意した金具が短く、このまま使うと幕が燃えそうですね。
赤い矢印の金具。長さ52mmですが、倍の長さか同じ金具が2つあればいけそうです。
何種類か用意してくるべきでした。
フレームへの固定は、ミノウラのマウントです。
カーボンフェルトで断熱しても、ライナーシートへも影響ありそうで今回は止めます。
また長い金具を用意してからやりましょう。
後ろがドラフト効果が一番高く、煙突の熱でも幕内を暖められる位置ですからね。
というわけで、横から出します。
もちろんフェルトタイプのスパッタシートでの断熱も忘れずに。
薪ストーブと現物合わせで位置を調整して...
煙突3段目から曲げると、かなり幕側に寄せて設置しないと角度が合わず...
サイドパネル真ん中が、あまり上まで開かないんですよね。
地面からおおよそ145cmぐらい。
結局は2段目で曲げて、幕からこのぐらい離す位置で落ち着きました。
垂直部分が短くなると、ドラフト効果は薄いですけどね。
幕を燃やさないのが最優先にして絶対の目標です。
2段目から曲げると、煙突ガードの上に20cm前後の隙間が開きます。
3段目からですと、ほとんど開きません。ぴったり接触状態です。
この違いはとても大きいです。
ロッジシェルターへの薪ストーブ設置についてはまた別記事で...
先っぽにスパークアレスターも付けて、揺れ止め処置をして...とやっていると日が暮れてきました。
山小屋、まさにロッジですね!
これを見てソロだと思う人も少ないでしょう。だがそれがいい。
薪ストーブに火を付けて燃やし始めます。
枯れ葉がいっぱい落ちてますね。叩かれるでしょうかね~。
地面から距離があるので延焼はまずしませんが、一応ウォータージャグに水をなみなみと用意しています。
炊事場もトイレも近いので、本来なら要らなくて完全に緊急消火用ですね。
いい感じで燃えてます。
煙突ガードや幕よけ部分をチェックして、熱の伝播についても問題ありません。
このチェックは使用中に何度も行います。
奥様に設営写真をLINEすると、こんな返信が。
「1人で大きいテント張っとるって周りの人が悲しそうな目であんたを見とるよ」と。
そんなん栄誉でしかないですけど!
他人に道具マウントされるとか、キャンプスタイルを批判されるとか、私は全く気にならないです。
もし言われたとしても「ふーん」で終わり何の感情もわきません。
キャンプって自分がどう行動してどう感じるかが一番大事で、他人の意見は二の次です。
もちろん周りの迷惑になることはしないという大前提がありますが(長くなりそうなので以下略)。
夕方、ちょっとだけ場内の散歩も。
キャンプ場内は、土日は子供で賑わいますが平日は静かなものです。
クリスマスの飾りがあちこちにしてありました。
炊事場は風を防ぐ幕が付けられ、クリスマスツリーが。
もちろん蛇口からはお湯がでます。
クリスタルハンターなどはお休みです。
ソロのおじさんがクリスタルをハントしたら、それはちょっとした事件になりますね。
お風呂も無しですが、シャワーは24時間無料で使えます。
ただしドライヤーは有料、5分100円。
全て電源サイトなので持ち込むという手もありますよ。
100円ケチる人は、このキャンプ場に来ようとしないと思いますが。
受付前のイベントカレンダーは、既に次の日の情報になっていました。
謎解きクエストができるのか...やらないけど。
ピザハウスもお休み。営業していれば、500円で焼き立てピザやパスタがいただけます。
そして生ビールも500円。土日祝日のみです。
場内設備の色々なものはお休みですが、最低限以上のものは稼働してます。
ソロで高規格キャンプ場の一端を味わえるというわけですね。
ふたたび幕内、ストーブで暖まります。
別に寒くはないんですけど。
ストーブの近くにいると暑いぐらいなので、入り口を半分開けたままなぐらいです。
明るく見えるのは炊事場ですね。
炊事場もトイレも近く、Wi-Fiもよく入る理想的なサイトでした。
本燃焼しておりますと、煙突は真っ赤に。
煙突ガードとスパッタシートの状態も確認し、テントに熱が伝わっていないかチェック。
熱は伝わっていませんでしたが、少し排気ダンパーを絞りました。
吸気口を閉じ、排気も半閉すると炎がゆっくり揺れるゴーストフレイムに。
近いうちに薪ストーブのレビューの記事を作って動画で上げます。
夕食のおでんを準備します。
パックのみそおでんを鍋に入れて火にかけるだけ。
お隣はおでんとピッタリ合うであろうワンカップ大関。
味はもちろん、超絶うまいです。
冬キャンプで薪ストーブおでんは、約束された勝利のメシです。
日本酒も普段はあまり飲みませんが、おでんをつまみに炎に当たりながらだと最高にうまい。
家で飲むと、そんなにうまいとも思わないんですよね。
薪ストーブの棚、熱燗を揮発させない程度で保温できて良かったです。
ちびりちびりと薪を焚べながら、楽しみます。
余ったおでんのつゆに、うどんとたまごを入れてシメ。
ちょっと甘めの味噌煮込みうどんに。
ソロでもイスは2脚セット。
これは理由がありまして。
足を伸ばしてくつろぐ用に2脚です。
イスは炎が見やすい側と、薪が入れやすい側に置いてありますw
夜も更けてきまして、薪の投入も終了。
熾火になったのを確認してから、寝床に入ります。
完全消火までは見守らないです。熾火から急に燃えだしたり、急に一酸化炭素を噴き出すようなことはないので。
本当は寝る前に灰を掻き出しておくと、翌朝使う時に楽ですが面倒なのでそのまま。
もっと冷え込む時は寝る直前に薪を投入して、ゆっくり燃やしながら寝ることもあります。
ストーブは一瞬も目を離すことができないような、風のある時の焚き火ほど危険ではないです。
しっかり設置できていて天候が穏やかなら、ほぼ大丈夫。
寝る位置と近いなどの理由があれば燃やしながら寝ると危ないと思いますが、安全策を取っていれば平気です。
火の怖さと便利さを理解し、正しく怖がることが肝要ですね。
私は北海道で子供の頃から薪やら石炭に慣れ親しんでいましたが、今の子供はそういう機会も減っているでしょうね。
翌朝は雲が多めですが、青空も見えます。
曇っていることで放射冷却せず、そんなに冷え込みませんでした。
最低気温は4.6℃。
冬用寝袋のフードをコードを締めずゆるく被って、ちょうどよかったです。
薪ストーブの中は完全に灰になり、冷たく冷えていました。
ざっと灰を掻き出してから、着火します。
そんなに冷えこんでいないとはいえ、気温一桁ですから。
ほどなくして暖まりはじめます。
朝食はカップ麺。
日曜なら100円モーニングのフレンチトーストがあるんですけどね。
お湯を沸かしたケトルは、棚に置いて乾燥させます。
空焚きになるほど熱くなく、ほんのり温まるのでよく乾きますよ。
ここにタオルをかけるのはちょっと怖いですが。
一休みしたら、のんびり撤収作業です。
チェックアウト13時なので、かなりのんびりできます。
これは灰を掃除しているところですね。
煙突付近のチェックも。ノーダメージです。
今回も良い薪ストーブキャンプでした。
次回もがんばりましょう。
なんてのんびりしていると、雨がパラパラっと...
完全に油断していました。
幸い雨は降り続くことなく、1分ぐらいで止んでくれましたが。
新幕いきなり雨撤収は嫌ですね。
あとはテントを畳みまして、お昼には撤収完了。
雨粒も叩けばふっ飛ぶ程度で、10分ぐらいで乾きました。
普段よりお得な値段で高規格キャンプ場を満喫できる、とても良いプランでした。
私以外にも数組利用者が居ましたが、混雑も喧騒なども一切なく。
平日はお客さんが少なくてヒマだとお嘆きのキャンプ場経営者様は、ぜひこういったソロプランの導入を検討してみてはいかがでしょう。
キャンプ場とソロキャンパー、お互いにWin-Winで良いと思うんですよね。
家族全員が平日休みを合わせることは難しいですが、大人1人だけならどうにかなることもあるでしょうし。
キャンプ・アンド・キャビンズさんは12月で終わりにせず、ぜひまた次年度の平日にもお願いします!
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