CT125 ハンターカブのシートを交換したら最高だった!K&H そら豆ローシート
ちょっと久々のバイク関連記事。
CT125ハンターカブはよくできたバイクですが、いくつか問題点がありまして。
純正シートの固さというのも、その一つです。
長時間乗っているとお尻が割れた・割れそうになった経験は、100人中98人があるかと。
私も短時間ならいいのですが、1時間も乗るとジワジワとした痛みを尻肉に感じておりました。
ほんと硬いんですよね、ツーリング後もですが街乗りでも。
※純正シートはヘタりにくさが最重要なので、仕方ないと言えばそうなんですが
そちらの問題を解決するため、シートを交換です!
K&H そら豆ローシート CT125
K&Hさんの、そら豆ローシート。
K&Hさんはバイク用カスタムシートを作っているメーカーで、職人さんが車種に合ったシート形状・硬さなどを研究し設計、造り出しています。
熟練の職人の手で造られたシートは、まさに珠玉の逸品。
お値段も他社製のCT125用カスタムシートの2~4倍です。
K&Hさんのシートにかける情熱は、ブログなどを見て頂くとよく分かるかと。
外部リンク:血と汗と涙のシート製作記
この美しいツヤ、そしてフォルム...
丁寧に縫製されたシート表皮とともに、見る人が見ればすぐに「コレはいいものだ」と分かるはず。
見えない裏面までもが美しい仕上げ。
脱いだらガッカリ、パネルマジック、そういった苦い経験を経て少年から大人になった貴方も大満足。
滑り止めラバー、シートのロック金具など付いておりますので、純正から流用して使うのは取付ゴム&ワッシャー類ぐらいです。
左が純正シート、右がそら豆ローシート。
高さは純正比-1cmですが、体感できるローダウン効果はもう少し大きいです。
この写真も左が純正、右がそら豆ローシート。
シート前方の脚を下ろすと太ももの下に当たる辺りにご注目。
角がはっきり角ばっている純正に比べ、そら豆の方は丸くスッとしていますよね。
これによって脚付きは1cm以上向上します。
純正シートからの交換
早速取り付けますよ!
カラー写真入りの説明書も付属しているので、誰でもできるはず。
まずは純正シートを開いて、外します。
10mmのナットを2本。
これは何も難しいことはありませんが、外した時に付いているゴム、ワッシャー、カラーは取っておきます。
そら豆ローシートに付属するボルトを使い、ワッシャーとゴム、カラーでシートステーを挟むように。
先に写真の状態のようにボルトを2セット通しておくと、シートが付けやすいです。
あとはプラスドライバーで締め込むだけ。簡単ですね。
ちゃんとまっすぐになっているか、ロックが効くか確認して終了。
純正のような見た目ですが、お好みでステッチやシート表皮、パイピングなどオーダー可能です。
後部の厚みが純正より減るので、タンデムライダーはキャリアの前のパイプをグリップしやすくなります。
そら豆ローシートでどのくらい足付きが向上するか
私は純正シートで両足かかとが付くので、身長166cmの長男氏に試してもらいます。
こちらはシート交換前の写真。かかとが浮いていますね。
そら豆ローシートに交換後。ベタ付きです!
両かかとが浮いていた純正に比べ、そら豆ローシートでは両足べったり付きます。
私も両足付いてはいたのですが、渋滞時などはもうちょっと低い方が安定感あっていいかな~と思っていました。
足つきを良くしたい方は、これだけでも効果がありますね。
しかし、足つきを良くしたいだけであればもっと安いシートもあります。
そら豆ローシートならではの良さは、走ってなんぼなんですよ。
走行してみての感想
さっそく取付後に1時間ぐらい走ってみましてのレビューです。
まず信号待ちで停まっていると、足つきが良くなった以上の良さは分かりません。
シートが純正に比べ特別に柔らかいわけでも硬いわけでもないので、長時間跨って足を出して停まっていると普通に痛くなるかと。
純正シートより太ももの裏にかかる負荷は減りますが、完全に無になるわけでもないです。
このシートは走った時こそ真価が発揮されます。
走り出して両足をステップに乗せると体重がシートで分散して受け止められ、痛む気配はたちどころに霧散します。
これはとても不思議な感覚で、初めてだと「んおほおぉっ!?」と変な声が出るでしょうw
そして減速時も身体が前に滑ることも滑りそうになることもなく、車体に身体が無理なく追従できている感じに。
そら豆ハイシートの方は「カブでもニーグリップできるシート」と言われておりまして、その思想がローシートの方にも反映されています。
本当にヒザで挟めるほどの出っ張りがあるわけじゃなくて、太ももの下の方の筋肉でうっすらコントロールできる感覚。
この感覚は乗ってみないと分からないので、ぜひ乗って試して頂きたいです。
乗ったら間違いなくこのシートが欲しくなるはずですw
運転もより楽しくなりますよ。
そして以前は1時間乗ると痛み始めていたお尻が、全く痛くありません!
これだけでも私は買って良かったと言えますね。
購入情報&まとめ
まずK&Hさんのオンラインストアで、そら豆ハイとロー、表皮の色、パイピングや硬度などけっこう細かくオーダーできます。
(標準以外の構成は追加料金が必要です)
デザインにこだわる方はこちらの公式ストアで頼みましょう。
純正で足つきが問題ない方は、そら豆ハイの方がおすすめらしいです。
標準デザインは楽天などのネットショップでも購入可能。
ステッチは下にスッと下がるBステッチと、横に伸びているAステッチ。
私が頼んだのもポイントが使える楽天で、Bステッチです。
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職人さんがオーダー順に作っていますので、公式ストア・楽天とも発注してすぐ来るわけではありません。
私も3ヶ月半ぐらい待ちました。待つだけの価値はあります。楽しみに待ってください。
他社に比べるとかなり高いシートですが、間違いなくお値段以上の価値があります。
足つき向上、尻の痛み改善、運転操作も楽しく。
長距離ツーリングに行って気づくことがあれば追記しますが、今のところ最高ですよ!
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