軽量コンパクトでモバイルバッテリーでも使える!電気カーペット・Gee Camping 4-way Ultra Edition
冬キャンプシーズン到来です!
冬のキャンプに欠かせないものとして、ストーブや暖かい寝袋、湯たんぽなど色々ありますが...
電気毛布もまた、底冷えを防ぎ快適に眠るための便利アイテムです。
電源サイトならホットカーペット、そうでなければポータブル電源と電気毛布。これが最強です。
しかし電源サイトは冬の週末などは予約が取りにくいことがありますし、ポータブル電源の容量が大きいものはそれなりのお値段がしますね。
かといって安いポータブル電源では、電気容量が足りず寒くて眠れないなんてことも。
今回ご紹介するのは、そのへんの悩みを全て解決できる画期的な電気カーペットです!
※発売前の商品をお借りしてのレビューになります。
Gee Camping 4-way Ultra Edition
こちらの小さな包み、実は電気カーペットです。商品名はGee Camping 4-way Ultra Edition。
韓国で人気を博した製品で、日本でも2021年11月29日からクラウドファンディングを実施し、予定金額を大きく上回って大盛況のうちに終了しました。
電気毛布自体それほど大きくはありませんが、この製品はさらにコンパクト。
収納サイズがわずか25×Φ9cmほどの小さな電気カーペットです。
展開サイズは90×50cm。パーソナルサイズです。
身体のサイズぐらいなくて良いのか不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、全くもって大丈夫です。
このサイズでも重要臓器のある胴体と腰あたりは十分温められまして、安眠できます。
足が冷える方は、足元に使うこともできますよ。
素材表面は綿とのことですが、ふわふわスベスベして手触りが良いです。
発熱体は中にあるのですが、柔らかくて薄いので中に入っているのがあまり気になりません。
何かあるというのは触ると分かりますが、身体の下に敷いてもボコボコ感など感じません。
使い方は簡単で、付属するUSB Type-CケーブルでUSB電源と接続。
電源スイッチを長押しすると、赤く光ります。これが強、55℃。
電源ボタンを短く押すと、温度が切り替わります。
青色は中、45℃。
緑が弱、35℃。緑点灯からもう1回押すと、赤に変わります。
スイッチを切りたい時はボタン長押しで消灯します。
USBケーブルは取り外せますので、洗濯する際は抜きましょう。
防水仕様で、洗濯機での丸洗いも可能なんです。
最大の特徴は消費電力の少なさ!
Gee Camping 4-way Ultra Editionは丸洗いができる、すぐ温まるといった特徴があります。
キャンパーにウケるであろう最大のポイントは、消費電力が小さいこと。
これに尽きます!
モバイルバッテリーでも使えてしまうぐらい消費電力が小さいんですよ。
ポータブル電源じゃなくて、モバイルバッテリーですよ。手のひらサイズのアレ。
実際消費電力がどのくらいか、測ってみました。
計測に使ったのは消費電流計付きのポータブル電源・BLUETTI EB70です。
ボタン赤色の強で8W。
ボタン青色の中で5W。
ボタン緑色の弱で2W。
環境によっては多少プラマイあるでしょうけど、倍に増えたりはしないでしょう。
ホットカーペットが200~500W、電気毛布で40Wぐらいですから...
いかに小さい電力で温まるかよく分かりますね!
強 | 中 | 弱 | |
温度 | 55℃ | 45℃ | 35℃ |
消費電力 | 8W | 5W | 2W |
駆動時間 (バッテリー10000mAh使用時) |
2.5時間 | 5時間 | 7時間 |
当たり前の話ですが、バッテリー容量が大きいほど使える時間は長くなります。
使用できるモバイルバッテリー
モバイルバッテリーは出力2Aが必要です。
試しに出力1Aのものを使ってみましたが、電源スイッチは3色切り替わり点灯するものの、その後消灯し電源を入れることができません。
最近販売されている製品で出力1Aというものは減っていますけど、古い製品やタダでもらえるノベルティ品などではありますね。
故障しているんじゃないかと疑う前に、一度違うバッテリーでお試しください。
実際にキャンプで使ってみて
実際にキャンプでGee Camping 4-way Ultra Editionを使ってみました。
まず軽量コンパクトなので、持ち運びがとても楽。
バッグの隙間に忍び込ませることができます。
バッテリーも小さくて済みますので、荷物を軽くする必要がある徒歩キャンパーの方でも持ち運べます。
まずひざかけとして使用。電源を入れなくてもそれなりに暖かいです。
電源を入れてから約3分ほどで、設定温度まで温かくなります!
これは速いですね~。発熱体に「グラフェン」という新素材を使っているおかげです。
AC電源を使う電気毛布でも、ここまで速くない気がします。
続いて寝袋の下に敷いてみました。
寝る前に強で温めておいて、寝る時は弱か中に変更して底冷えを防ぐという使い方になるでしょう。
暖かいんですが、もっと電力消費を抑えて暖かくなる使い方がありますよ。
一番のおすすめの使い方ですが、Gee Camping 4-way Ultra Editionをバッテリーごと寝袋に入れてしまいましょう。
横幅50cmですので、横幅が狭いマミー型シュラフに入れても邪魔になりません。
体の上でも下でも、どちらにでも使って大丈夫。
肌に近い位置で使うことで、設定温度は弱や中でも十分に暖かく眠れます。
設定温度が低いほど長時間使えますので、朝までぐっすりというわけですよ。
寝袋内で使う利点がもう一つ!
バッテリーの性能をフルに引き出せます。
モバイルバッテリーやスマホに使われているリチウムイオン電池は、低温に弱いという特性があります。
スマホを寝袋外の枕元に置いておいたら、電池がすごく減るというのは冬キャンプではよくあることです。
バッテリーも寝袋内に入れてしまうことで保温ができて、本来の性能を発揮できるというわけです。
最近は寝袋にスマホ収納ポケットが付いている商品もありますよね!ブチ込みましょう。
購入情報&まとめ
モバイルバッテリーの低消費電力で使える電気毛布(カーペット)というのは、これまであまり無かったですよね。
あってもあまり暖かくないとか、ヒーター部分しか温かくならないとか、温まるまで時間がかかるといったことが多いかと。
洗濯ができないものも多いです。
足元やオフィスでも使えて、丸洗いもできる汎用性の高いGee Camping 4-way Ultra Edition。
冬キャンプのおともに、ご検討ください!
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