これで無料はお得!大津谷公園キャンプ場・弾丸ソロキャンプ
先週、仕事で愛知県に行っておりました。
基本は日帰りのつもりだったんですが、あわよくば普段行かない地域でキャンプして帰れねーかなー
と思いまして、あえて翌日の予定は空けておきました。
当日まで翌日の予定は入らず。イケる!と判断。
そして愛知までキャンプ道具を積んだ車で向かいました。
(大体いつも積みっぱなしなんですけど)
休憩しながら、片道5時間。
事前に目星を付けていたキャンプ場はありました。
犬山市の、桃太郎公園 栗栖園地。
仕事先から30分~1時間ほどの距離にあり、平日は料金も無料。
夕方に仕事を終え、急いで向かいましたが…
なにこのホラー感。
既に日はとっぷり暮れ、神社の周りはライトアップされていますが、キャンプ場は真っ暗。
併設するお土産屋さんやレストランも営業しておらず、駐車場、キャンプ場にも車は1台も無く。
昼間に受付をして入れていれば、まだ何とかなったかもですが…
初めてのキャンプ場。無人。真っ暗。
心臓の強さが試される場面ですが、無断キャンプになります。
多分、朝になって受付すれば許してくれそうな気はしますけど。
そこまで勇気を出して泊まって、怒られでもしたらもう意味分かりません。
(怒られても自分のせいなんですけどね)
別にビビってねーし!?
急遽、別の方法を検索!
東海地方のキャンパーさんのブログを、片っ端から検索します。
ここから東京の自宅に帰ると、無休憩でも5時間以上。
既に早朝から、5時間以上運転しているのでできるだけ避けたいところ。
何より長距離運転する心の準備もありません。途中で寝そう。
寝袋などはあるので、最悪の場合は道の駅などで車中泊は可能ですが…
夜でもチェックインできそうな、近くのキャンプ場を探しまして…
利用料金無料、チェックイン・アウト自由というキャンプ場を岐阜県に見つけました。
揖斐郡池田町の、大津谷公園キャンプ場です!
関西~東海のキャンパーから、「谷」と呼ばれる有名キャンプ場。
料金はかかってもいいんですけど、何時でもチェックイン可能というのが素敵。
真っ暗じゃねーか!ですって?
いやいや場内に照明があって明るいですし、他に利用客もいます。
犬山市の桃太郎公園から約1時間半と、地味に距離はあったんですが来た甲斐がありました。
砂利のサイトに、さくっと設営。テントはサーカスTCです。
地面は固めでしたが、ステンレスペグとパワーで解決。
少し腕は疲れますが、しっかり刺さります。
言うまでもなく、ハンマーも金属ですよ。
もう21時、何も食べていなかったので急いで夕食にします。
ガソリンバーナー、ストームブレイカーに火を入れまして。
鍋に野菜と水を入れて、茹でていきます。
こちらのプチっと鍋、スンドゥブチゲ味を入れます。1つじゃ足りないので2つ。
豆腐は忘れてしまいました。
寒い冬キャンプに辛い鍋は大定番ですよね。
豚バラ肉も入れて、煮込みます。
5分ぐらい煮込みながら、我慢できずにつまみだします。
味は美味かったんですが、もう少し辛くてもいいかも!
ストームブレイカーは火力が強く、弱火でコトコト煮込むのには向いてないですね。
うどんも用意していましたが、野菜の量がけっこうありまして。
全部は食べきれず、翌朝に持ち越しました。
体が冷える前に、寝床作り。
サーカスTC内にカンガルーテント、冬ソロ定番のスタイルです。
他のソロテントの方が若干楽に設営できますけど、外が雨でも強風でも寒くても、この組み合わせは快適に過ごせるんですよね。
イスやテーブルもテント内に入れて、中でくつろぐことにします。
当初予定していた桃太郎公園は焚き火NGでしたし、焚き火の準備は何もしてませんでした。
暖を取るのは灯油ストーブです。
フジカハイペットに火を着けて、ストーブファンを自分に向けて回して暖まります。
暖かいんですけど、顔がパッサパサに乾燥します。
カンガルーテントの方には、熱がいかないよう反射板を入れています。
お酒をちびちび飲みつつ、PCを使ってこの日の残務処理も。
電波も問題なく入りまして、本来は帰ってからやる事を先に済ませられました。
月も出てきました。
景色はあまり期待していませんでしたが、予想外に夜景が綺麗です。
一番下流のあたりの方が綺麗に見えるのですが、この日は他のお客さんがいました。
結局日付が変わるぐらいまで仕事を片付けて、就寝。
翌朝。寒さは全く感じず、ぐっすりでした。
夜の最低気温は2℃。
寝袋は快適温度-7℃のモンベルバロウバッグ#0でしたので、当然といえば当然です。
昨夜は暗くて分かりませんでしたが、景色も良好!
川には小さな人工滝があり、近ければ水の音も楽しめます。
私が張っていたところは、全然気になりませんでした。
水深は浅く、夏なら川遊びもできそうです。
春には桜が綺麗だそうですね。またその時期に来てみたい。
無料キャンプ場とは言え、設備はけっこうしっかりしています。
こちらは屋根付きバーベキュー場。無料で、予約も不要とのこと。
このすぐ近くは、テント張ってはダメみたいですね。
トイレも新しくて綺麗なものが。
場所によっては古めのところもありますが、それでも普通の公園のトイレという感じ。
これで無料は全然アリじゃないですか。
朝食は前日に食べきれなかった、うどん。
まぁまぁ寒いので、ストーブで暖まりながらです。
気温が上がってきたので、開放して乾かしながら後片付け。
テントはスカートが少し湿っているぐらいで、すぐ乾きました。
2人用のカンガルーテントを入れると、椅子は1脚しか置けません。
他の荷物を入れなければ置けますけど。
デュオキャンプなら、コットを使ってベンチがわりにした方がいいですね。
洗い物は鍋1つだけですので、水につけておいて、拭き取って終わり。
家に帰ってからお湯と洗剤で洗います。
無料で使わせてもらっての恩返し?に、撤収後にゴミ拾いして帰ります。
無残に折れたプラスチックペグが。
ここは鍛造ペグ推奨です。
金属ペグでも、アルミやジュラルミンは厳しいかと。
今回私が泊まったあたりは下流の方で、川沿いの上流側にも細長くキャンプ可能です。
地図で見ると右の方の、ステージの近く。
場内に照明などありますが、できれば明るいうちに到着していい場所を抑えたいですね。
またこちら方面に来る時には、利用してみたいと思います!
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