テント開閉時の腰痛にサヨナラ!ANDY神の極楽棒
先日のソロキャンプ記事にちらっと出ていた便利グッズの紹介です。
サーカスTCのファスナー開閉を、楽にする棒。
略して「ANDY神の極楽棒」です。
そもそもANDY神とは
ツイッターのキャンプ界隈で一躍有名になった方で、現人神(あらひとがみ)として多くの方の尊敬を集めています。
私は残念ながら、まだお目にかかった事がありません。
私の友人がANDY神をたまたま撮影した写真では、オーブの光が鮮明に写っています。
これは覇王色でしょうか。
「ふもとっぱらの雨雲を気で吹き飛ばした」
「フラミンゴの姿で下界に顕現することがある」
「埼玉から千葉の有野実苑まで、信じられない速度で移動した」
などなど、様々な伝説をお持ちです。
今回の棒とANDY神に何の関係があるかですが、たまたまANDYさんがYoutubeなどを参考に作った棒がツイッターで有名になった、といったところですね。
ANDY神が創造し民に与え給うた、というわけではございません。
このへんはあまり掘っても面白くないので、そのままスルーして下さい。
インスタですとクラシンさんという方が最初に作ったようなんですが、詳しい出処は不明です。
このサイトではツイッターでの統一規格、「ANDY神の極楽棒」という呼称に倣います。
極楽棒があると何がいいの?
まずはこちらの図をご覧ください。
サーカスTCを横から見た図です。赤いところがファスナーです。
これを内側から開けてみましょう。
頭が壁に当たるので、屈んで手を伸ばさなくてはいけません。
1回ぐらいならいいんですけど、キャンプ中に何度もやっていると地味に腰にきます。
サーカスTCに限らず、斜めに切り立った屋根を持ったテント全般、開閉動作の時に疲れる部分です。
長い棒でファスナーを開閉できるようになると、あまり屈まなくても大丈夫ですね。
そうです!
これこそがANDY神の極楽棒です。
作ってワクワク
早速作り方を見てみましょう。
私が用意した材料はこちら。
- 木の丸棒 10×600mm
- ブロンズヒートン(丸くてネジが付いたやつ)
- ネオジム磁石
材料費はホームセンターで1,000円ぐらいでした。
ネオジム磁石だけが700円ぐらいと高いので、別にあっても無くてもいいです。
他の部品は100円しないぐらいです。
磁石の使い方ですが、カッターなどで丸棒を磁石がハマるように削ります。
こんな感じで、削った穴にはめます。
強い接着剤とかがあれば、くっつけちゃってもいいですね。
私は上からカモフラテープで巻きました。
サバゲーの銃とかを擬装するためのものです。
サーカスのファスナーは、コイルとビスロンの2種類が存在します。
どちらも磁性体ではなく、磁石にはくっつきません。
使わない時に磁石でくっつけて置けると思って付けたんですが、テント側に磁性体を何か付けておかないと無意味です。
ダブルクリップなどが有力候補ですね。
...なので、磁石は別に無くてもいいと思います。
気を取り直して、続けます。
丸棒の端に、千枚通しなどで下穴を開けます。
滑って手を怪我しませんように。
ヒートンを手でねじ込んでいきます。
木が割れないように気を付けるといっても、運要素もあります。
当然ながら、太めの丸棒ほど割れにくいです。
もう9割完成です!
あとはヒートンとサーカスのファスナーを、小さいカラビナなどで連結するだけです。
磁石とかを削って付けなければ、5分かかりません。
丸棒の長さが600mmですので、サーカスTCのポールと一緒に収納できます。
棒の長さと太さに関しては、お好みで自由に決めてください。
使ってみたよ
小さいカラビナを忘れたので、S字フックでファスナーと連結しています。
やはり屈まなくてもいいのは断然楽ですね!
手ほど細かい操作は難しく、ファスナー外側に付いている雨よけのフラップカバーを噛みそうな時などは、どうしても手を添える必要はありますけど。
そんなに頻繁に噛むわけじゃないので、あった方が断然腰が楽です。
特に開閉が多くなる寒い時期ほど、効果的かと思います。
まとめ
サーカス以外の斜め屋根のテント全般でも恩恵は受けられますので、キャンプが終わると謎の腰痛に悩まされている方にはぜひ試して頂きたいです。
工作もとても簡単、特別なスキルも要らないですし。
使う際は、ANDY神への感謝の祈りを忘れずにお願いします!
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