CT125 ハンターカブをSP武川キットで181ccにボアアップしてレビュー
キャンプにはあまり行けておりませんが、バイクネタはけっこう溜まっています。
今回は、昨年11月ついにやったったボアアップについて。
かかった費用やら走行感など、ざっくばらんに書いていきます。
SP武川のボアアップキットを使用
CT125のボアアップキットは、現在2社からリリースされています。
先発のSP武川と、後発でキタコ。
価格的には武川>>キタコですが、あまりネット上にはキタコの情報がありません。
ということで、事例が豊富な武川さんにしました!
SP武川のボアアップキットは何種類かありますが、Sステージアルファ181ccをチョイス。
バリエーションは他に4バルブ(高額だけどパワーアップ幅大)とか、ハイパー(ビッグスロットルボディー付き)、アルファなし(初期の製品で配線がポン付けできない)、143ccキットなどがあります。
これは自らが何を求めてボアアップするのかで変わってきます。
私の場合、速く走る事はそれほど重要ではありません。
キャンプに向かう時に高速道路を使いたい!というだけですから。
東京都心部の一般道は、走っていてストレスしか無いのでw
高速道路を走る訳ですから、荷物満載でも時速80~100km/h程度で無理なく走れること。
耐久性はなるべく落とさないよう、安定性を重視します。
ボアアップキット以外に同時装着したパーツ
公道を安全に走るには、ただ闇雲に排気量を上げるだけでは危険です。
すぐ壊れるような車両で走ってはいけませんので。
安定した走行を実現するため、それなりの追加パーツが推奨されます!
- SP武川 Sステージα181ccボアアップキット
- SP武川 クランクシャフトサポートアダプター
- SP武川 スーパーカムチェーンテンショナー
- SP武川 ダイハードαカムチェーン
- SP武川 スーパーオイルポンプキット
- SP武川 クラッチスプリング20Kキット
- SP武川 コンパクトオイルクーラー4フィンブレードホース
- その他、ガスケット類多数
- エンジンオイル
パーツ選定は自分である程度考えていましたが、バイク屋さんとも相談して追加したものもあります。
盛り沢山でしょう?もう2行目ぐらいで、自分でやる気は失せてバイク屋さんに頼む事にしましたw
自分でやったら終わる気がしないです。
エンジンは素人が下手な作業すると壊れますからね。
今回お願いしたのは、東京都足立区の横山輪業さん。
CT125のカスタム情報をネットで調べていると、ちょくちょく目にするショップです。
また、ボアアップ後は登録の変更が必要になります。
原付2種登録を廃車し、軽2輪として登録です。
これも横山輪業さんで一緒にできると伺ったので、お願いしました。
廃車は自分で役所に行って行い、廃車証明をバイク屋さんにお渡し。
バイク屋さんに頼んだ総費用
カスタムパーツ、工賃、登録代行を頼んだ総費用はこちら!
35万184円。
中古の250ccが買えちゃう値段ですが、あくまでもハンターカブが良いのですから仕方ない。
そもそも値段の安さを求めている人には、ボアアップ自体おすすめしません。125ccのままが超おすすめ。
あとガソリンがハイオクになるので、自走できるうちに入れておくと良いでしょう。
出来上がり、慣らし中
10日から2週間ぐらい預ける予定でしたが、割と早くに作業を終えて頂けました。
モリワキのマフラーはオイルクーラーのホースと干渉する恐れがあると事前に聞いていましたが、良い感じに引き回してくれました。さすがプロですね。
完成後、少し走った感想。
各ギアのパワーは確かに上がって、特に街中で混んでいる時は3速だけで事足りるぐらい。
当たり前ですが、加速感などは250cc単気筒には及ばず。
良い意味でハンターカブらしさを残しています。
それでもしっかりアクセルを開けた時には、今までに無いパワーがありますね!
今回FIコンのセッティング値に、武川マフラー使用想定のプリセット値を使っています。
このセッティングが、厳密には合っていないのかもしれません。
ここに手を付けるとしても、慣らしが終わってからですね。
早速タコメーターや空燃比計の追加が必要になります。
通常空燃比の計測はマフラーに穴開けたり面倒くさいのですが、キタコの新製品が割と簡単に付けられそうで良さげですね!
エンジンの振動はかなり増えました。これは当然ですね。
125cc用に設計されたフレームに、181ccを載せているので。
大きくとも不快な振動ではないので、特に対処はしません。
追記~慣らし運転終了して
500km走ってバイク屋さんにオイル交換してもらいましたが、オイルはあまり汚れていませんでした。
鉄粉で真っ黒というのも想像していましたが、武川キットの精度が良いのでしょう!
400km過ぎた頃にクラッチが少し入りにくくなったのですが、調整したら解決。
今のところ、至って好調です。
高速道路デビュー
慣らしが完全に終わってはいないうちから、高速道路にも乗ってきましたよ!
巡航速度は75〜85km/h。一番左側の車線を、遅いトラックなどと一緒に走りました。
このぐらいの速度域が、無理がなくてちょうど良い感じでしたね。
最高で98km/hぐらい出ましたが、そのぐらいになると安定感が薄れてきます。
エンジンもですが、フレームや足周りが追いついて来ない感じ。
風防を取るだけでも最高速は少し上がるでしょうw
燃費の著しい悪化
ノーマルですと燃費はリッター60kmほどですが、ボアアップ(高速走行含む)後は37〜38kmでした!
他のカスタム内容なども関係してくるので、私の現時点での場合です。
タンク容量が約5リットルなので、高速道路を走っているとゴリゴリ減りますw
満タンで300km近く走れていたのが、200kmもちません。
燃費を気にする方なら、ノーマル一択ですよ!
しかしボアアップして後悔しているかと聞かれれば、全く無いです。
燃費以上に、高速道路を走れるのは大きいので。
今後のカスタム予定
一つカスタムすると、また新たに手を付けたいところが出てくるのがカスタム沼。
ボアアップ後はこのウェーブが最上級にデカいです!
これからなるべく早く付けたいのはタコメーター、空燃比計、ETC。
ブレーキは下道だと特に不満も無かったのですが、高速に乗るならもうちょい効いてほしいです。
その他いずれやりたいのは、まずフロントフォーク。減衰調整できるようにしたいです。
フロントスプロケットは既に1T上げているので、リヤ丁数下げ。車速センサーが狂うので要補正。
チューブレスホイールにして、オンロード寄りチューブレスタイヤを履くなど。
先はまだまだ果てしないです。
それよりも早く、キャンプツーリングには行きますよ!
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