ワークマンのイージス360°リフレクト透湿防水防寒ストレッチストロングジャケットとパンツをレビュー
どうもこんにちは。年末はソロキャンプすら行けなさそうな気配になってきました。
本業が忙しい、つまりは収入が増えるということなので良いことなんですけど。
さて今回は、冬のキャンプとバイクツーリング用に購入したワークマンの商品。
イージス360°リフレクト透湿防水防寒ストレッチストロングジャケットとパンツを紹介しますよ。
ワークマン イージス360°リフレクト透湿防水防寒ストレッチストロングジャケット & パンツ
まず一言、言っちゃっていいすか。皆さん感じたことかと思うのですが。
商品名がなっがい!!!!
イージスシリーズは毎年アプデして機能がちょっと進化したりするので、最初はシンプルだった商品名に付け足しを繰り返し、少しずつ長くなっていると思います。
もうやめてww ある程度まとめて言い換えてww
これはワークマン社外取締役サリーさんに言えばいいのかしら。
商品名が長すぎることで本気で迷惑を被っているわけじゃないから、たぶんお会いしても言いませんがw
こちらがイージス360°リフレクト透湿防水防寒ストレッチストロングジャケットとイージス360°リフレクト透湿防水防寒ストレッチストロングパンツです。
色展開はジャケットが全5色。インディゴネイビー、F.デニムグリーン、メタリックグレー、ミックスホワイト、F.レザーブラック。パンツはF.デニムグリーンが無く、4色です。
私が購入したのは上下ともメタリックグレーです。メタリックというほどギラギラしていないです。
上下で若干色味が違って見えますが、カメラのせいではなく実際に微妙に違います。
店頭でも気づいていたので、パンツだけ黒にするのもいいかと思ったんですけどね。
黒だけ性能が違うんです。透湿度がF.レザーブラックのみ500g/mm/24hで、他の色(8000g/mm)よりも低く、蒸れやすくなっております。
試着だけでもわかるぐらい黒だけすぐ暖かさを感じたのですが、それは透湿性の低さが原因と思われます。
実際にバイクに乗ってみての感想・ジャケット編
さっそくイージス360ストロング上下(略した)でバイクに乗ってきましたので、実使用レビューに入りましょう。
私は身長170cm/体重68kgでLサイズを選択。Mだとピッタリすぎて窮屈でした。
ワークマン衣類にありがちな細身サイズバグ、LがS~Mぐらいになる感じはないです。サイズ表記通り。
中に電熱ベストや厚いフリースを着込む余裕があります。
ワークマンの電熱ベストと合体して1枚にもできるようですが、合体しなくても機能的には変わらないので別に構わないのではないかと。
前ファスナーは二重構造。物理的に2ラインのファスナーがあります。内側がビスロンで外側はコイルファスナー。その上にはフラップが被さり、マジックテープでひっついてバタつきを抑制。
全て閉め切ってしまえば、風と水分を完全にシャットアウト。
着たり脱いだりはちょっと時間がかかりますが、防寒メリットの方が大きいです。
袖口はマジックテープで無段階に絞れて、ヒジ付近はアジャスターボタンで2段階に調整できます。
大きめサイズを買っても、ある程度調整ができます。
袖口はリブ形状でフィットし、風の侵入を防ぎます。
親指を引っ掛けて手のひらまで袖口を伸ばせるサムホール付き。
袖口まで覆えるガントレット型の冬用グローブを使っているので、引っ掛けていなくても風の侵入はありませんでしたが、バイクを降りた時に威力を発揮しそうです。
胴体サイド部分にもアジャスターボタン。ここを使う必用がある時は、かなりオーバーサイズ。
ポケットのファスナーは全て水が侵入しにくい止水ファスナーです。
裾にもアジャスターコードがあり、絞って身体に密着させることで風の侵入を防ぎます。
両脇にあり。左右均等に絞りましょう。
フードはボタン脱着式。バイク走行時は外して、ヘルメットを脱いで寒かったり雨や雪が降っている時に付けるのがいいですね。
付けたまま走っても、すごくバタつきが気になるというほどではなかったですが。走行中に雨に降られるとフード内側が濡れますからね。
フードにも中綿が入っていて、暖かいです。冬キャンプで帽子を忘れてもいけそうな感じ。
首の後ろにFACE GUARDの赤いリボンタグ。
ここにフェイスガードがありますよ~気づいてね!という目印ですね。
気付いた後は切ってしまってよろしいかと。
これがそのフェイスガード。襟の裏からアクセスします。
隙間に突っ込んであるだけですので、引っ張り出します。
左肩側は縫い付けられているので、右肩側を前に回して、マジックテープで留めます。
顔の下半分を覆えるフェイスガードの完成です。フードとも併用可能。
ジェット型や半キャップヘルメットを使う方はマスクやマフラーで顔をガードしていると思いますが、それらに防水効果はありませんよね。フェイスガードでパワーアップできます。
顔を半分隠して強キャラ感も出せます。
胸と袖から肩にかけての黒い部分が反射素材になっており、光源に対して光って見えます。
暗い時間から働かれる方にはとても大事な機能。
内側にヒートテックの長袖シャツと薄手のフリースを着て、気温7℃ぐらいの中を走ってみましたが、風の侵入は皆無でまったく寒くありません!
着たり脱いだりするのは少し時間がかかりますが、とにかく完璧に風が入らない。
雨に降られていないので防水性についての評価はできません。降られた時に追記します。降られたくないけど。
カッパ並の耐水圧があるので、ツーリング中の雨に慌てて止まって、急いでカッパを着なくてもいいのは大きなメリット。
普段からバイクに乗っているアンバサダーさんが開発協力しており、よく考えられているジャケットです。物価高の昨今、これが6,800円で買えるのはすごいことですよ。
もう500円ぐらい高くてもいいので、アンバサダーさんには多額の報酬をあげてほしい。
実際にバイクに乗ってみての感想・パンツ編
続いてパンツのレビュー。ちょっと裾がぐちゃぐちゃですね。
街乗りは足を付いたり伸ばしたりが多いので、乱れがちです。
こちらが裾付近。マジックテープで無段階調整して、ブーツに巻き付けられます。
あまりキツく巻くと乱れた時に引っかかって戻らなくなってしまうので、ある程度ゆるめにするのがいいかと。
風が入るほどユルユルじゃない程度に。ブーツだけでも風の侵入は防げますからね。
ウエストはアジャスターベルトが左右にあり、絞って調整できます。
ワンサイズ下のMだと足がパンパパンだったのでLにしましたが、アジャスターを絞ってもちょっとゆるいので、サスペンダーで吊ろうかなと考えてます。
バイク用サスペンダーなんてものもありますからね。
パンツはシングルファスナーです。フラップとマジックテープ付き。
これはダブルファスナーじゃなくてもいいですよね。急いでトイレに駆け込んだ時、なかなか脱げずに大惨事になることが防げます。
ワークマンの防水パンツは股ぐらからの浸水が多いというデータもありますが、ファスナーじゃなくてもう少し下の縫製部分ですから。
お尻のポケットはダミーで、縫い目があるだけです。黒だけ本当にポケットがあるようですね。
この位置は走行中に中身が落下するリスクが高く、運転にも影響するので要らないでしょう。
昔、ジーンズでこの位置に財布を入れていて走行中に落としたことがあります。後ろの車が教えてくれて助かりましたw
左太もも部分にあるポケットが、マチ幅もボタン留めフラップもあって実用的です。
スマホや2つ折り財布が入る程度の容量があります。
ワークマンのこの位置のポケットはマチ幅がなくて割引券ぐらいしか入らない商品も多いのですが、これは優秀。
一方で腰の両脇ポケットはマチがほとんどないので、ハンドウォーマーとして使うか、割引券を入れておきましょう。ここが分厚くなると屈みにくくなりますし、無理に何かを入れない方がいいですね。
素肌に直接履いて走ってみましたが、風の侵入はありませんね!
長時間走って表面が冷やされてくると、少しずつ冷たさを感じてきます。
分厚く着込める上半身に比べて、下は防寒力が低くなりがちですね~。
いずれは電熱タイツでも買おうかなと思っていますが、たぶんメリノウールタイツだけでも相当いけます。0℃ぐらいが電気を使う分かれ目になってきそうです。
電熱はキャンプ中に邪魔になるので、導入に踏み切れないんですw
プロテクターについて
イージストロング(さらに略した)はバイク専用ウェアではなく汎用防寒ウェアですので、プロテクターはありません。
胸ポケットが大きいので、セパレート型プロテクターが入ります。ただし固定する機能はなし。
どうしても使いたいなら、縫いつけた方がいいですね。
他のジャケットから借りてきたプロテクター。左がコミネ、右がデイトナです。
デイトナの方が少し小さいので入れやすいです。
背中プロテクターはどうしたって入れるところが無いので、インナープロテクターを着て済ませた方がいいと思います。
この場合、電熱ウェアと併用が難しくなりますね。
ちなみにリンクは良さそうなのを適当に貼ってます。冬用だから長袖がいい、とも限らず。
実際に私が使っているプロテクターインナーはベストタイプです。アウターと中間着で防寒できていれば、冬でも腕が寒いということは無いです。
パンツは膝部分の内側にポケットがあり、プロテクターが入れられます。
これは膝を付く現場仕事でも使えますね。
総評:暖かくてかなり良い感じ
写真はパンツの腰が下がってくるので上げているところですw
風を完璧に防げるので、ジャケットとパンツ単体だけでもかなりの防寒性能。
メリノウールのインナーを着込むだけでかなりいけますし、もっと寒い時は電熱ウェアと組み合わせれば無敵でしょう。
バイクを降りてお店などに入ると暑くて少し汗ばみましたが、蒸れるまではいかなかったです。高い透湿性のおかげかな?
ジャケットが6,800円、パンツは4,900円。この性能でこのお値段は、狂ってる安さと言えます。
アンバサダーさんに今後も気持ちよく開発してもらうために、どうにか還元してあげてほしいものですw
プロテクションだけは別に考えないといけません。これは今後も付けて売ってくれなくていいと思います。
バイクに乗らず普通に冬の屋外で使う人に、プロテクターは不要ですから。
私もキャンプ場に付いたらプロテクターを脱いで身軽になりたいので、要らないですね。インナープロテクターで対応します。
防寒性とコスパの高いウェアを探している方に、大いにおすすめできる商品ですよ!
イージス360°リフレクト透湿防水防寒ストレッチストロングパンツ
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