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水だけで油汚れが洗えて火で乾燥できる!?テンマクデザイン・ステンレス布巾

まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年は子どもの夏休みが短く、外出自粛ムードもあり遊びきれていない子も多そうですね。

大丈夫!来年も再来年も夏は来ます。

 

さて本日レビューする商品はこちら。

 

テンマクデザイン ステンレス布巾

よく行くWild-1でたまたま見つけた、ステンレス布巾。

パッケージによりますと、バーナーパッドとして使えて、洗い物をするスポンジにもなるという。

水洗いしてバーナーで炙れば、殺菌と乾燥ができる。

パッケージに書いてあることが全てで、もうレビュー要らないんじゃないかという懸念もありますが、書いていきますよw

 

パッケージの裏面。表面と大体同じことが書いてあります。

サイズは約10×10cm、重さは約8g。

素材は布が18-12ステンレス、糸は18-8ステンレス。

このステンレスの前の数字「18-12」や「18-8」というのは、クロムとニッケルの含有量を表しています。

ステンレス製なのに錆びやすい物が存在するのは、一口にステンレスと言っても色々あるからですね。

興味がある方は、下記サイトで詳しく説明してくれていますのでご確認ください。

ステンレス|遠藤商事

 

遠藤商事さんのサイトからの引用によりますと。

18-8(SUS-304)....鋼に18%以上のクロムと8%以上のニッケルを添加したステンレスで洋食器に限らず、器物全般に現在最も多く使用されています。クロムの含有が多くなったため、酸化被膜が強固になり、13クロムステンレスより数倍錆びにくくなっています。しかも、ニッケルを添加したため堅牢となり、耐蝕性、耐久性が向上しています。しかし、絶対に錆びないわけではありませんので、汚れは早めに落とし、錆びやすいものとの収納は避けて下さい。

18-12(SUS-305)
20-20(SUS-310)....鋼に20%以上のクロムと20%以上のニッケルを添加して、鉄分を50%以下にまで低減したステンレスです。鉄系合金特有の「カナケ」を一流のシェフでも分からない位にまで低減しています。お手入れ、お取り扱いが非常に簡単で、普通の使用ではほとんど錆びません。

18-12の方が高級そうですが、あのスノーピーク様のお皿も18-8だったりするので十分高級品と言えます。

 

ステンレス布巾の使い心地を早く言いたい

ステンレスのうんちくより、実際使ってみてどうなの?という事の方が大事ですよね。

肉を焼いたフライパンを洗って、試してみましょう。

フライパンはユニフレームのfan5DXのもの。

アルミにフッ素加工がしてあります。

 

洗剤無しの水だけで洗ってみたんですが、びっくり!

普通に焦げつき、油汚れが落ちます!

フライパンはフッ素加工してあるからデフォルトで落ちやすいのかな?

と思って普通の皿も洗ってみました。

そっちも肉を乗せていた油汚れが、洗剤無しで落ちて奥様も驚いていました。

 

使用後に乾かすため、バーナーで炙ってみます。

見ての通り柔らかいので、垂れてバーナーヘッドなどにくっつきがち。

バーナーパッドとして使うには、もう少し硬いやつの方が良さそうです。

 

 

火を点けてすぐに、端の方が赤くなってきました。煙も出ています。

火加減は弱火~中火ぐらいが良さそう。

ステンレスはそう簡単に燃えないはずなので、布巾に残った油が燃えていると思って続けます。

 

真ん中あたりが黒く焦げてきました。まだ炙り続けますよ。

 

火の当たっているところが赤くなり、煙も収まってきました。

油も燃え尽きて煙が収まったのでしょうから、このへんで勘弁してやりました。

しばらくは熱くて触れませんが、水分は完全に飛んで乾いています。

5~10分ぐらい待てば、触れるぐらい冷えます。

 

翌朝の朝食後にも使ってみました。

まず奥様が洗い物に使ってみたのですが、前の日よりも汚れ落ちが悪くなったそうです。

もちろん全く落ちないわけではないものの、前夜ほどの感動は無いので洗剤も使って落としたと。

その後火にかけた際ですが、前の日よりも更に柔らかくなった気がします。

角の方は糸がほつれているように見えます。

 

自宅でも数回使ってみまして、現在の状態です。

変色していますが、ちゃんと使えます!

ただし新品時の、水だけで油汚れが落ちる洗浄力は半減してしまいました。

端の方がほつれているように見えますが、引っ張らない限りはまだ大丈夫。

火にかけると端の方は赤熱して燃えているように見えますが、今のところ燃えて無くなりはしません。

新品時をMAX状態として、使うごとに劣化していく消耗品ですね。

 

基本通りにお皿などを洗う前に、キッチンペーパーなどである程度汚れを落としておくと長持ちするでしょう。

数回使った後は、洗剤が無くてもある程度きれいに洗えます。

そして洗剤を併用すると、よりきれいになります。

アウトドアですと、このぐらい洗えれば十分とも言えますね。

バーベキュー網などには使わない方が良いでしょう。おそらく1回でご臨終です。

私自身も、鍋の内側やコップや皿にしか使っていません。

 

使用後にバーナーで炙って、強制的に乾燥できるのは便利です。

(そのせいで劣化も進んでいるとは思われる)

洗い物用のスポンジは、使った後になかなか乾かないんですよね。特に冬。

湿ったまま収納してしまうと、いつの間にかカビが生えてしまったりします。

撤収日の朝ごはん後の洗い物に使うと、乾かなくてなかなか片付けられません。

このステンレス布巾なら、その乾燥待ちは無しにできます。

火炎での汚物消毒効果もあります。

 

小さくて薄くどこにでも入るので、キャンプだけじゃなく登山などアウトドア全般に良さそうですね。

お値段が税別1,900円と、ちょっとお高め。

100回ぐらい使えれば、十分以上に元が取れるんですけどね。

コーティングしてあるクッカーにも使えますが、クレンザーと同じ効果があるので、光沢のあるお皿やプラのお皿を洗うと傷が入るかもです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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ベルモントでも同様の製品があります。

ステンレスの材質は公表していませんが、同じ物に見えますね。

値段はベルモントの方がちょっとお高め。

消耗品なのでもう少し安いと嬉しいけど、ステンレスの品質を落としたらもっと早く劣化することでしょうね。

もし半永久的に効果が変わらないなら、5,000円出しても惜しくないですけど。

 

ステンレス布巾まとめ

  • 新品だと感動レベルで汚れが落とせて、使うごとに劣化していく
  • バーナーパッドには少し柔らかすぎ(使えないわけではない)
  • 炙れて乾燥待ちが無いのは良い
  • 値段はちょっと高め

決して悪い商品ではないので、私は今後も使っていくつもりです!

 

 

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