【2018冬】寒波襲来、有野実苑オートキャンプ場でキャンプ納め【後編】
有野実苑オートキャンプ場、続きです。
前編はこちら
【2018冬】有野実苑オートキャンプ場でキャンプ納め【前編】
少し長くなりますが、残りは一気にいきます。
今回はタープなし、引きこもりスタイルにします。
さっくり設営。
もうタケノコテントも慣れたもので、15~20分ぐらいで建ちます。
家族も設営の仕方を理解したというのが大きいですね。
薪ストーブもセットしました。ここまで1時間半ぐらいです。
ストーブの台として、新たに尾上製作所のマルチテーブルを使っています。
脚がロックできないのでグラつきが不安でしたが、全然大丈夫でした。
土間にせずテントフロアの上で使うので、下には難燃性スパッタシートを敷いてます。サイズは1m四方。
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今回使用中に、薪がバチッと爆ぜて吸気口から火の粉が飛び出し、このシートの上に落ちました。
シートの上で燃え尽きて黒く汚れただけで済みましたが、フロアに落ちたら穴が空いていたところですよ。
基本幕内での火気は非推奨ですが、自己責任でやる場合スパッタシートは絶対あったほうがいいです。
地面で使う場合も、燃えやすいものは遠ざけるようにしましょう。
キンドリングクラッカーでの薪割りは奥様の仕事です。
他のサイトの人に聴こえないよう小さな声で、私への呪詛を薪にぶつけます。
その後バチが当たったのか、爆ぜた火の粉で靴に穴が空いておりました。
ハンマーは約700gから1kgに重さを増やしたことで、割りやすくなりました。
場内を散歩したり写真を撮りながらのんびり過ごしてましたが、おやつの準備を。
薪ストーブに火を入れまして。
まだ15時ぐらいなので、気温的には全然寒くもないです。
道の駅で買った安納芋を、濡らしたキッチンペーパーとアルミホイルで巻いて、ストーブ天板の上で転がして焼きます。
炉内に入れた方が早く焼けますけど、狭くて4本同時には焼けません。
誰が先に食べるかケンカになるより、ゆっくり焼いた方がいいでしょう。
1時間ぐらいじっくり焼いて、できあがり。
ねっとりしていて美味でした。
次男は発売されたてのスマブラを猿のようにやっていたかと思えば、いつの間にか床で寝ていました。
普段キャンプに後ろ向きな次男ですが、冬キャンプは虫がおらず、家に居るよりゲームが長い時間できるので嫌いじゃないようです。
せっかくなのでアウトドア絡みの楽しみも見つけて欲しいものなのですけど。
カヤックなど、せっかく買ったのに今年1回しかできていないので暖かくなればまた行きたいところです。
奥様がキャンプかカヤックどっちかにせい、と否定的なんですけどね。
さて晩ごはんの準備をします。
リヤカー移動販売が来たので、ソーセージを購入。
しそがアクセントになって美味しかったですよ。
冬キャンプと言えば、やはり鍋でしょう!
道の駅で買った地元の野菜に、東京で買ってきた冷凍餃子をぶち込んだもの。
味付けは中華の味覇と塩、胡椒のみです。
あとは羽釜で炊いた白米。
道の駅で買い込んだウインナーを焼きながら食っていきます。
薪ストーブを使っていると、暑いぐらいです。
やはり地場のものを食べると、家で調理してくるより手間はかかるんですが美味いですね。
子どもたちも、普段よりいっぱい食べました。
食後はゲームをやってる次男を置いて3人で、土曜日限定オープンの焚き火バーへ。
焚き火の周りで飲んで喋るスペースで、飲み物の持ち込みも可能。
この焚き火の火の粉で、奥様の靴に穴が空きました。
しまむらの安い靴なので、全然良いんですけど。
ここでキャンプ業界のスーパースター、ヤマケンさんに会えました。
キャンプ情報をネットで見ていると必ず目にしているはずなので、皆様ご存知だと思いますがリンクを貼っておきます。
ツイッターでたまに絡んでいたので、初対面でも旧知の仲のような気がしますね。
何と言っても、キャンプという共通言語がありますし。
ギアの話とか、延々ずっとできる気がします。
スマブラハッスルタイムの次男をテントに置いて来ていたので、地ビール1本だけ頂いて戻りました。
いずれまたゆっくり語りたいですね。
その後は露天風呂に入って温まり、寝る準備。
22時半消灯というルールがありまして、守れない人は退場なので静かなもんです。
23時には周囲は静まり返っておりました。
たまに子供の夜泣きが聴こえてきましたが、ずっと泣き続けているわけでもなく。
家族はさっさと寝ましたが、私はもう少し飲みながら薪ストーブを楽しみます。
調子に乗って燃えやすい杉の薪をくべていると、幕内温度は26℃近くに。
外は氷点下ですので、トイレに行くと寒暖差がすごいです。
寝袋は奥様だけイスカのアルファライト1000EX、ほか男3人はモンベルのファミリーバッグ#1です。
25℃だと暑すぎですが、薪が燃え尽きたら寒くなりますので。
私の服装は上は長袖ヒートテックにフリース、下はワークマンのストレッチワークパンツ。
薪が燃え尽きた時の対策に、入り口付近でフジカハイペットを使用。
これは朝までつけっぱなしです。もちろん換気のため、ベンチレーターは2箇所開けています。
ポータブル電源で、電気毛布もセット。
これは途中で力尽きてしまいましたが。
参考記事:ポータブル電源Suaoki PS5Bをキャンプで使ってきました
0時に寝たその後は、2時、6時に寒くて目が覚めました。
そのたびに薪を追加、燃えあがったのを確認して寝るという感じで。
朝6時は熾火まで消えていて、なかなか火力が戻ってくれませんでしたね。
奥様と子供たちは、特に寒さを感じなかったようです。
寒波が来て冷え込んだ割に、寝ていて寒い思いをしたのは私だけでした。
フジカのおかげで幕内の最低気温は5.8℃。
モンベルの寝袋、ファミリーバッグ#1は-1℃まで対応なんですが、中綿がゴワっとしっかりした封筒型なので隙間ができやすいです。
マミー型の冬用寝袋を、自分用に1つ追加したくなりましたよ。
朝、外に出していたバケツの水、ハンギングネットなどは凍っています。
手持ちの温度計だと3℃ぐらいだったんですが、キャンプ場の方の話ではマイナス3℃ぐらいまで下がったようですね。
朝ごはんは場内に移動販売に来ていた、くすくす笑店さんで厚焼き玉子やスープ。
ほかにベーグルなどを買いました。日曜など、お客さんが多い時限定だと思います。
写真は撮り忘れております。2日目は忘れがちです。
撤収日はなるべく洗い物を出さない方が楽なので、場内で手に入るものがあれば利用したいですね。
今回から煙突の先端を網なしの開放型に交換していました。
結果、排気効率が上がって着火時、ダンパーを絞ってのコントロールなどすごく簡単になったんですが。
煙突付近のテントの屋根に、黒い燃えカスが。
払えば落ちたので、テント側にダメージはありません。
気温が高い時は気をつけた方がいいですね。
撤収作業は2時間半ぐらいかかりました。
やはり薪ストーブを使うと時間がかかりますね。
キャンプ場で自然薯とろろご飯を予約していたので、これを食べて帰ります。
20食限定、800円です。
やさしい味で、おいしくいただきました。
場内には農園レストランも併設しています。
ランチ1,500円ぐらいと青山と同じ相場でちょっとお高いんですが、昼時にはお客さんがけっこう入っていました。
立地が良くもなく高くても入る店、これは絶対美味いんですよ。
利用してみたいですけど、家族で入るとけっこうな金額になるのでソロで来た時にします。
帰りはどこにも寄らず、道が空いていたので14時前には家に到着。
近いって素晴らしいです。
まとめ.ほどよくワイルドな有野実苑
有野実苑オートキャンプ場は、ほどよくワイルド感があり、快適でした。
グルキャン禁止、22時半消灯などのルールもあり、初心者から上級者まで幅広く楽しめると思います。
子供が中学生以上になると利用料はちょっと高いですけど、そのおかげでウェーイと騒ぎたいだけのおかしな利用者は少ないんじゃないかと。
真冬でも千葉なので雪はまず降らないのも、夏タイヤしかない私にはありがたいです。
今度はソロサイトも利用してみたいですね。
タイトルにあります通り、今年のキャンプは今回が最後になる予定です。
予約を入れていないだけで、暇だったら予約不要なところにソロでふらっと行ってしまう可能性もありますが。
...できれば行きたいところですね!
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