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二次燃焼する卓上焚き火台/ソロストーブ メサをペレットで使ってのレビュー

7月は結局ノーキャンプのまま終わりまして、もう8月ですよ!

連日暑いのはもちろんですが、子供が受験を控えて忙しく、なかなかキャンプに行く機会に恵まれません。

お盆に行けるかと思ったら、台風が来るっぽいですね。

そんなわけで?家でも遊べる、卓上焚き火台を導入してみました。

Solo Stove Mesa ソロストーブ メサ

二次燃焼焚き火台の大家、ソロストーブの新製品・ソロストーブ メサです!

一言で言うと、ペレット対応の脚付きソロストーブタイタンです。二言か。

メサというのは、てっぺんが平らで斜面が急な台形状の土地のこと。

日本未発売の商品だったのですが、AmazonでSolo Stove Japanが普通に販売しているのでひっそりと始まっています。

ちなみにソロストーブの本国アメリカでは、キャンプファイヤーと同サイズの本体をもつソロストーブメサXLサイズも販売されていますが、こちらは現在日本未発売。

Amazon.com経由で個人輸入は可能です。本体価格$109.99。

本日の為替レートで、送料込みで18,000円ぐらい。

大きいとペレット消費量も増えるかと思い、ノーマルメサにしました。

収納袋が付属します。ペラいので、中身のソロストーブを保護するというよりは、バラバラにならないようにするという性格のものです。

もちろん無いよりあった方が断然うれしいですね!

袋から出しました。円筒状の本体内に、脚やペレットアダプターが入っています。

さっそく組み立ててみましょう!

ソロストーブメサの構成部品は4つ。

左上が本体、右上が脚、左下がペレットアダプター、右下が整流リング。

脚の収納状態。関節を伸ばしますよ。

ただ手でつまんで開くだけです。

本体を受け止める台座になりました~。

本体側面に当たる部分には、キズ防止かホールドのためかのパッドが貼ってあります。

脚の下部、地面との接触部にも樹脂の滑り止め的な黒いパーツが付いています。

この黒いパーツは組立時に外れやすかったですが、はめればまた付きました。

脚に本体を載せて、整流リングを付けました。

リングの上までの高さは約17.5cm。

本体外筒部の直径が約12.8cm。

ソロストーブタイタンと同じ直径で、ゴトクを共用できます。

残念ながらタイタンのゴトクだけというのは販売されていないのですが。

整流リングを付けた時の開口部の内径が、約8.5cm。

ここに直接鍋を載せると、酸欠で火が消えます。ゴトクを使いましょう。

ゴトクについては、調理に使う時に色々試してみます。

ソロストーブメサ ペレットで使ってみる

さっそく自宅屋上サイトで使ってみますよ!

鉄メッシュのテーブル上でステンレストレー敷きという万全の体制ですが、このソロストーブメサは木製テーブルの上でも使えます。そういう商品ですので。

初回ですし、万一の事故も考えての対策ですよ。

ペレットは楽天で安いものを購入しました。


うちのみーこさんが使っている「ニャンとも清潔トイレ」のペレットは撥水剤が付いているようなので、別途購入しています。

みーこさん使用済みのペレットを燃やすと臭そうなので試していません。

今回は着火剤を使う、オーソドックスな着火の仕方でいきます。

まずはペレットアダプターの下に、着火剤をセットし着火。

燃える着火剤の上から、ペレットアダプターを装着。

上から被せるだけです。

量にしてシェラカップ一杯分ぐらい、ペレットを投入。

真ん中は埋めないようにします。

投入に使っているのは、100均セリアで買った中華レンゲです。

整流リングをはめて待つこと2~3分。

中央に近いペレットが黒くなって、白い煙も出てきました。

待つだけで、特に何もすることはありません。

ペレットが黒くなり、ほどなくして二次燃焼スタート!

火を着けてから10分弱ぐらいですね。

急ぐ時は、ガストーチの方が速いでしょう。

使用中の煙ですが、黒い煙がそこそこ出ますね!

量の感じ方は個人差ありますが、私からすると少しじゃなくてそこそこの量が。

動画でも上げておきます。

これは近所迷惑になり得る量ですよね。

ペレットは開封したてで、湿っているわけではありません。

煙が少ないと言われる二次燃焼ストーブで、炎が上部で筋になる二次燃焼をしているにも関わらずこの煙の量はどういうことか。

原因はおそらく、ストーブ内に入れたペレットの量に絡んでいると思われます。

炉に入れたペレット全てが完全燃焼しているわけではなく、一部の温度が上がり切っていないペレットは黒い煙を出してしまうのではないかと。

この場合、少量ずつペレットを入れれば解決するはずですが…後ほど試してみます。

使用開始から約20分経過。赤い炎が出なくなりました。

ペレットは黒い炭のようになっています。

レンゲでパラパラっと、少なめに1~2杯を追加。

ただ入れただけでは炎は出ず、火吹き棒で送風しました。

送風すること2~3回、わずか5~6秒。

追加したペレットが炎を出して燃え始めました。

このとき、黒い煙は最初だけ少し出て、以降はほとんど出ませんでした。

やはり一度に燃やす量は控えめにした方が、黒煙も減りそうです。

赤い炎が消える前に次のペレットを入れれば、追加で送風はしなくても大丈夫。

なので数分に一度のペースで、レンゲでペレットを入れ続けることになります。

ソロストーブメサの暖房効果

二次燃焼焚き火台ですから、炉の真横方向へはあまり熱が放射されません。

炎が出ていれば、炎から周囲へは熱が放射されます。

上の写真ぐらい40~50cm離れていても熱さは感じますので、手を温めたりするには十分使えます。

(注・ワカサギ釣りテントなどで密閉空間にして使っちゃ駄目ですよ!)

体全体を温めるほどは厳しいので、冬はもう少し大きな焚き火台の方が良いでしょう。

もともとが「テーブルトップファイヤーピット」というコンセプトで、まったくその通りな商品になっています。

ペレットを使えば爆ぜたりもしません。煙はまぁ、少なめに燃やすしかなさそうです。

ペレットを使ったら後半戦が長い

ペレット投入を止めて、1時間半ほど経過した状態。

一部のペレットは白っぽくなっていますが、多くのペレットは黒い炭になり、粒状の形はしっかり保っています。

ストーブ本体は熱いまま。

この時間が、けっこう長いです。しばらく黒い炭のまま熱を保ち続けます。

キャンプ撤収日の朝など、ちょろっと焚き火をする気分で着火すると、いつまでも熱いままで片付けられないことになりますね。

火消し壺を使って積極的に消火するか、後に予定がある時はペレットではなく、小枝や小割の薪にした方が良さそうです。

上の写真は、ペレット追加を止めて3時間放置した状態です。

白い灰になって形が崩れたものと、燃えきらず黒い炭のまま形が残っているものもあります。

さすがに熱は無くなりまして、やっと処理できそうです。

完全に消火していれば、ビニール袋を被せて引っくり返して揺らせば炭捨ては終了。

ペレットアダプターは捨てないように拾いましょう。

十分な時間を置いて冷えてからじゃないと危ないので、ちゃんと消えているか分からない時は、一度火消し壷を経由して捨てた方が安全ですよ!

購入情報(付属品に注意)


色は全部で6種類、銀・緑・黒・赤・青・白。

私が購入したのは青系のAQUAです。

購入したのは日本のAmazonで販売元はSolo Stove Japanでしたが、今見ましたら楽天に若干お安いものが売っていますね。

ただしこちらのリンクのお店では、ペレットアダプターが付属してこないようなので注意です。

ペレットを全く使わないのであれば良いのですが、それだとメサを選ぶ意味も薄くなりますから。

メサXLも同様なので、購入の際はご注意ください。

少々クセはあっても許せちゃう見目麗しい焚き火台

見た目はスタイリッシュでとても良い焚き火台ですね!

これだけで少々問題あっても許せてしまいます。

見た目が良いと多少性格に難があっても許される。まさに世の中の縮図。

ソロストーブメサは難があるってほどの難でもないですがw

使う側の注意でクリアできます。

ペレットをただ燃やすだけならとても簡単ですが、煙をあまり出さないようにするには気を使います。

一度煙を出し始めてしまったら、自然に収まるまで待つしかないので。

調理にはまだ使っていませんが、クッカーは間違いなくススで真っ黒くなりますので、汚れても構わないものを割り切って使ってください。

実際に調理で使ってみてから、また別記事で更新します!

ただし、もう少し涼しくなってからで…w

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燃焼器具

Posted by みーこパパ