ogawa カーサイドシェルターII レビュー
先日のエアコン車中泊キャンプ時に導入した新幕。
ogawa カーサイドシェルターIIのレビューです!
ogawa カーサイドシェルターII 概要
カーサイドシェルターはその名が示す通り、車の真横・カーサイドで使うシェルターです。
側面だけじゃなく、テールゲート側・背面もいけます。
設営サイズ | 幅285×奥行247×高さ210cm |
収納サイズ | 68×18×18cm |
重量 | 約3.55kg (付属品除く) 幕体:約2.12kg、ポール:約1.43kg 付属品:約0.9kg |
素材 | 幕体:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金(φ13mm) |
カラー | ダークブラウン×サンドベージュ |
付属品 | タープ用吸盤×2、アンカーバッグ×2、張り綱、ハンマー、スチールピン、収納袋 |
価格 | ¥46,200(税込) |
車中泊で車内にすべての荷物を置くとなると、けっこう散らかるだろうなと思いましての導入です。
もちろん車と連結せずに普通のタープを離れた位置に張ってもいいのですが、そこは新しいものを使いたい欲求でw
カーサイドシェルターIとIIとT/Cで違うところ
IIがあるということは、当然Iもあります。
Iはもう新品では売っておりませんので、中古品の流通のみ。
2024年にはT/Cも登場しました。
カーサイドシェルターIIになって、赤い丸のところにガイロープを結ぶためのループができてます。
カーサイド系のシェルターはどれもことごとく風に弱いので、ロープで少しでも吹っ飛ぶリスクを軽減できるのはうれしいところ。
もちろん限度はあります。
メインとなるアルミポールの色が、シルバーから黒に変更。
太さは変わらずΦ13mm。T/Cは幕が重いからか太く、Φ16mm。
シェルター内側天井に、LEDランタンを吊るせるループが爆誕。
これもプラスの変更で、逆にIの時になかったのが小川らしくないですね。
あとはIからIIになって重量が300gほど微増。
付属品にロープとペグ数本増えたせいかな?
収納サイズなどは変更ありません。
こちらは2024年に新発売のT/C。画像はogawa公式から。
幕の素材と色が変わって、正面が跳ね上げできるようになっています。
T/Cの方が(使い比べていないので憶測ですが)恐らく遮光性が高いです。
逆に重量はポリエステル幕の方が軽く、耐水圧もポリエステルのカーサイドシェルターIIの勝ちです。
どうせ車で持ち運ぶので重さの違いは気にならず、跳ね上げもできないよりできた方が良いです。
私がそれでもあえてIIを選んだのは、単に値段の問題ですw
T/Cは今年発売なのでほとんど値引きもありませんが、IIはけっこう安売りしているところもあるんですよね!
IIはT/Cの大体半額で買えてしまいますので…w
同じ値段で2張り、車の両サイドに建てることも可能というわけです。やらないけど。
とっても簡単!設営と撤収
設営と撤収ですが、かなり簡単な部類です。
説明書通りですので、サラッといきます。
まず車に近い位置で幕体を広げます。黒いメッシュがある方を上にして展開。
そしてポールを組み立てます。
幕のスリーブにポールを通していきます。
ポールには湾曲具合によって上下あり。短いRで曲がっている方が幕の上側(車に付く側)です。
ポール上はポケットに差し込み、下はピンを差し込み。
もう形ができました。ここまで5分かかるかどうか。
車の屋根にシェルターを立てかけつつ、吸盤で固定。
時間がかかるとすればここだけです。
吸盤は平たい部分にしか着かないので、初回は位置を探ることになるでしょう。
ロープを付けて、ペグを打ってできあがり。
写真撮りながらでも20分。速いです!
ペグの本数も6~10本と、普通のタープやシェルターに比べて少ないです。
何本打つかはどこを大きく開けたいかなどにもよりますが、最大でも10本。
スライドドアの開閉も問題なく、リアゲートも大丈夫。
遠い写真で分かりにくいのですが、赤矢印で示したシェルター裾・車体側のペグダウンポイント。
ここが長いゴムロープになっているんですよね。
スライドドアを開く際、ドアが外側に張り出すじゃないですか。その時はゴムロープが伸びることで、うまくいなしてくれるようになっています。
こういうところがオガワなんですよね~。
テーブルやチェア、コンテナなどを配置。
ソロ~デュオで使うのが良いサイズ感ですね。
4人分のチェアを入れると、車への動線が取れず狭く感じるかと。入らなくはないです。
車中泊するのが最大でも2人なので、私としてはまったく問題ないです。
側面の窓オープン。メッシュになる窓はここだけで、前後はドアです。
景色が見えて、風もちょっと入ります。
開放感はあまり無いです。開放感が欲しい方は、T/Cの方にして跳ね上げてください。
折りたたみ
撤収ですが、まずペグを抜いて吸盤を外し、車体から切り離し。
ポールを抜いて、幕体をたたみます。
幕体は写真のように、内側が重ね合わさるように半分に折りまして。
端の方から中心に向かって持ち上げ、折りたたみ。
細長い長方形を作るのが目的です。
さらに細長く折りたたみ。
奥行きが収納袋の幅より、ちょっと短いぐらいがベスト。
ポールを軸にしてクルクル巻いて、収納袋に入れて終了。
収納袋が巾着型なので、普通のテントのようなバッグ型だとなおよかったです。
底と側面が防水素材でフタだけ通気のためメッシュになっているバッグなどがあれば、雨でも気にせず放り込めて最高。
まとめ・取り回しやすいカーサイドシェルター!
雨に降られましたが、暴風雨でもない普通の雨ではビクともせず。
水たまりもできませんし、車との接続隙間からの吹込みもなし。車内とシェルターを濡れずに行き来できました。
メッシュ窓は閉めておかないと、内側が濡れます。
車中泊の時に、荷物を車の中に片付けることなく置いておけるのがメリット。
簡単に設営できて、撤収も楽。
1~2人の少人数向けですが、なかなか良い買い物をしたと思います!
特に車中泊キャンパーにはおすすめですよ!
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