夏でも涼しい!?RECAMP勝浦 ソロ車中泊キャンプ
うだるような暑さが続く、2024年8月。
東京都内の最高気温は35℃前後、夜も27℃以上という熱帯夜超えの毎日。
関東でも涼しいと噂の千葉県勝浦市に、ソロキャンプに行ってきました!
数年前にもソロキャンプに行っておりまして、その時は全然涼しいとは思いませんでしたがw
今回はこちら、RECAMP勝浦で車中泊キャンプします!
勝浦が涼しいというのは「都心に比べれば」涼しいという意味で、軽井沢や那須などのガチ避暑地からするとそうでもないことは薄々気づいております!
勝浦の観光協会の方、涼しいよプロモーションに水を差すようでしたらごめんなさい。でも言うほど涼しくないです。
今回は都心に比べて涼しい勝浦で、車中泊でポータブルエアコンを使うことで暑さをしのぐ。そんなプランです。
RECAMP勝浦に到着したら、通常ならこちらの管理棟でチェックイン…するところが、不要です!
スマホアプリで対面せずにチェックイン、アウトができてしまうんですね。
管理棟にはゴミ袋をもらうために来るぐらいで、ゴミを持ち帰り用品レンタルもしないならそれすら不要。
いいか悪いか賛否あると思いますが、誰もいないわけじゃないのでこれはこれで良いのではないでしょうか。
売店では調味料やガスなど消耗品のほか、勝浦市にちなんだ加工食品なども購入可能。
お酒も買えます。もちろんこちらは無人ではなく、ちゃんと人が居ますよ。
中古のキャンプ用品店が併設されておりまして、買ったらすぐ試すことが可能。
お値段は当然新品より安いので、忘れ物リカバリーにも役立ちますね。
今回はこちらの「電源付 大空芝生サイト」に泊まります。芝生の一部が剥げて土になっていますが、これはサイトにもよります。
日陰がないので、特に夏はタープを素早く張れないとつらいところ。
価格設定が電源サイトにしては安めになっています。
眼の前はグループ向けの大空ひろびろサイト。駐車場所が砂利敷きで、芝は青く見えます。
日陰があるのはうらやましいですが、電源はありません。
まず真っ先に空調服を着て、車にサンシェードを付けてポータブルエアコンを設置。
家で窓パネルなど事前準備と設置試験をしていたので、現場でも20分かからない程度で冷房スタート。
クソ暑い中でも涼めるオアシスが車内に爆誕しました!
関連記事:涼しい夏キャンプを実現する!ポータブルエアコン EcoFlow Wave 2 レビュー
レビュー記事でも書きましたが、直射日光に晒された車内全体を冷やすことはできず。
しかし冷風が出てきて直撃するところにいれば、身体はしっかり冷やせて汗もひきます。
ソロだから吹き出し口の前を独占できましたが、2人以上居たら扇風機も併用しないといけませんね。
車内ですべてを完結する車中泊ではなく、カーサイドシェルターをリビングがわりにします。
なんぼ外が暑いと申しましても、サンシェードフル装備の暗い車内で自然を少しも感じられないと、それはキャンパーとして寂しいものですからw
外はそこそこ風も吹いておりまして、濃い日陰を作って水分補給していれば熱中症になることは無さそうな気温31℃。
すごく涼しい!とは言えませんが、都心より涼しいのは間違いありませんね。
車の屋根にソーラーパネルも設置。
日陰が無いことが功を奏し、モリモリ発電してます!
関連記事:屋根に貼り付けソーラー充電! ALLPOWERS 200W フレキシブルソーラーパネルSF200 レビュー
200Wパネルなのでポータブルエアコンの消費電力には届かず、エアコンはサイトの電源で動かしています。
ソーラーパネル貼りっぱなしにして走りながらも充電できるようにしたいところですが、車体に直貼りではなくルーフキャリアを噛ませたいところでして。
まだそこまで手が回っておりませんw
ベースバーだけか、ラダーキャリアにするか、いっそボックスにするかなど、悩んでいるところです。
ポータブルエアコンを使うにあたり、こちらのアースヤブ蚊マダニジェットを地面に吹いて結界を作っておきました。
森林香や蚊取り線香は、エアコンで吸い込んじゃうから使いたくなかったので。
めちゃめちゃ効果ありまして、本当に8時間は蚊を見なくなります!
きっかり8時間でまた飛び始めたので、重ねがけは必要。
あと食品、食器類やペットにかけないよう注意です。
場内の紹介を少ししておきましょう。こちらは炊事場とトイレが合体しているサニタリー。
サイトの複数箇所に点在してます。
炊事場です。お湯が出る蛇口があり。もちろん出ない蛇口もある。
下水処理設備の関係でBBQコンロや土付きペグを洗うところはないとのことです。持ち帰って洗いましょう。
トイレは温水洗浄便座。
新しいわけではないですが、十分キレイな方ではないでしょうか。
薪は広葉樹一束1100円。どこのキャンプ場でも値上がりしてますね~。
焚き火消費で一束ぐらいなら我慢しますが、真冬に薪ストーブでじゃぶじゃぶ使うなら、事前に安いところで用意した方が良いでしょうね。
自販機でソフトドリンクが購入可能。こちらは夜でも大丈夫。
価格は街中の自販機と変わりません。
写真は無いのですが、お風呂とシャワーもあります。いずれも無料。
お風呂は予約制で、予約時の完了メールに記載されているリンクから飛んで予約する仕組み。
私もお風呂を予約して利用しました。
貸し切りではないですが、シャンプーやボディソープ、ドライヤーもありましたよ!
ゴミは無料でもらえる専用ゴミ袋で、分別すれば捨てていけます。
出入り口付近にあるので、帰り際に捨てられます。
灰捨て場は出入り口付近ではなく、場内に複数か所あります。
焚き火台を持って出口付近まで歩いていくのは大変なので、嬉しいですね~。
ファイヤーピット的なところ。
花火はこちらでやるようですね。
子供向けの黒板ひろば。他に遊具ひろばもあり。
ボール遊びなどをする広場はなさそう。我慢しましょう。トラブルの元になるので、サイトでもやらないように。
プールもありますが、老朽化のため使用休止中でした。
夏に稼働していないということは、少なくとも今年中は使えるようにならないでしょうw
テントサイト以外もちょっとだけ紹介。こちらは2階建てデッキ付きトレーラーハウス。
1泊21,200円からで6人まで利用可能、エアコン付き。
友達6人で割れば、1人あたり3千円台です。やすぅ~い。
こちらはウッドデッキにogawaのオーナーロッジが常設されたサイト。
冷房が要らない季節に、よりキャンプ気分を味わうならこちらですね。
他にも幌馬車風タイニーハウスなど面白い宿泊設備がありますが、利用されている方がいらっしゃったので写真は撮っておりません。
ぜひ現地に行って君の目で確かめてみよう!
日が傾いて少し涼しくなってきました。
冷房で冷えた車内から出て、カーサイドシェルターでのんびりします。
ひぐらしの鳴き声が聴こえて、やはり暑くても外の気持ちよさはありますね。
売店で買ったビールを空けます。
飲みやすいピルスナー。
暗くなってきたので、晩ごはんの準備開始。これは米を炊いている写真。
ソロキャンプですし簡単にレトルトメニューでいきます。
暑いので焚き火もしません。
来る途中のサービスエリアで買った「とり家ゑび寿チキンカレー」。
たぶん千葉の名店なのかと思ったら、焼き鳥チェーン店のようで。
うちからほど遠くないところにも店舗がありましたw
どうして名産品のようにサービスエリアで売られていたのかは謎。
米を蒸らしている時間で、カレーと味付きウインナーを湯煎して温め。
ガスコンロでも、火を使うと暑いですね。
お米が完成!最近「令和の米不足」とか言われておりますが、道の駅とかで普通に買えますね。
この米は家から持参したものです。
カレーをぶっかけて、ウインナーをお供にいただきます。
カレーは鋭めの辛さですが、けっこう美味しかったです。外ご飯効果もあるかも。
風呂に入ったりしつつ、車内に戻りました。
焚き火しないのに外に居ても、少々暇だったので。
エアコンの効いた車内で、iPadで映画を見たりして過ごします。
外もかなり涼しくなってきましたが、27℃ぐらい。
風がないとじんわり汗をかきます。
車内はエアコン効果で23℃。吹き出し口の近くにいると、寒さすら感じます。
車内にはベッドキットを組んであり、片側は完全に荷物置きで雑多な感じに。
ソロだからいいものの、2人で使うならもう少し考えないといけません。
荷物が何もなければ、このぐらい広々していますw
このベッドキットも近いうちにレビュー記事にしますね。高いだけあって、とても良い商品。
これまでがっつり車中泊したことはほとんどなく、シートを倒して寝る程度。
ちゃんとベッドキットを組んでの車中泊は初でした。
夏休み中でキャンプ場はけっこう混んでおり、消灯時間を過ぎても話し声や笑い声がしていましたが、車内に居ればまったく聴こえてきません!
こういった良さもあるんだなー、といつもより早い時間に眠りにつきました。
翌朝。おはようございます。
エアコンはタイマーで切れるようにしていて、ぐっすり快眠でした。
寝袋は使わず、薄い毛布のみ。
8時間も寝ていますw
朝ご飯はランチパックと、自販機で買ったコーヒー。
車中泊で色々と簡単な分、朝食に手をかけてもバチは当たりません。
もちろん手を抜いても良いのです。
寝ている間に雨が降っていたようで、車もシェルターも濡れていました。
チェアなどすべてカーサイドシェルター内だったので、まったく問題ありません。
今回はすべての作戦がうまくハマっています。大体忘れ物とかするんですけど、それもなく。
撤収作業中にも雨が少しパラついてきたので、カーサイドシェルターはビニール袋に入れて撤収。
ベッドキットも畳まず帰るなら、かなり素早く撤収できますね。
キャンプ場を出る時は、晴れているというね。よくあることです。
RECAMP勝浦、なかなか良いキャンプ場でした。また来るでしょう。
キャンプ場から近い農産物直売所、味彩館でおみやげにスイカを買って帰ります。
千葉のスイカは甘くてとても美味しいんですよね。
ちょっと昼食には早めですが、RECAMP勝浦のすぐ近くにある、麺屋マスターピースさんで黒い勝浦タンタン麺を食べて帰ります。
勝浦感は控えめですがしっかり辛く、美味しかったです。
今回はポータブルエアコンがあることで、日陰のないところでもけっこう涼しく過ごせました!
決して勝浦が涼しいから、ではないです。30℃を涼しいと感じるなら、そう言っても間違いではないですが。
エアコン設置するまでは暑いので、要シミュレーションです。
これと同じこと(ポータブルエアコン&カーサイドシェルター&ベッドキット)をするには、ちょっと敷居が高いというのは否めません。
キャンピングカーを買うのに比べれば、かなり安上がりです!
私は今後も真夏はこのスタイルか、高地キャンプか、冷房付きキャビンのいずれかに落ち着きそうです。
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