安定感激増し!CT125ハンターカブ ZETA アドベンチャーフットペグ レビュー
本日はバイク記事です。
梅雨時期になりまして、雨が多くなってきました。
雨の日は最初からバイクではなく車に乗りますが、出かけた先で雨に降られることもあります。
先日の伊豆ツーリングもそうでした。
雨に降られたその時ですね、シフトチェンジする左足がけっこう滑ったんですよ。死ぬほどではなかったので生きていますけども。
今回はその対策の一つとして、ステップ交換です!
ZETA アドベンチャーフットペグ CT125
オフロード寄りパーツのダートフリーク・ZETAのアドベンチャーフットペグです!
CT125用で、年式は共通。JA55、JA65どちらも大丈夫。
足で踏む部分の前後幅が、純正の45mmに比べて60mmに拡大。
この15mmが大きいんですよ!
これ以上大きくても邪魔になることでしょう。
ZETAのロゴが入ったアルミニウムベースは、別売の赤やオレンジ色に交換してカラーチェンジできます。
ゴムは外してステンレスペグむき出しにできます。
靴の裏が泥だらけになり溝が埋まるオフロードではこちらですね。
普段の靴でも使えますが、靴底に傷が入りますので専用ブーツでの使用にしておきましょう。ソースは私。
ゴムは裏側から4つの爪で留まっており、工具なしで外せます。
私はゴムつけっぱなしで運用すると思いますが、靴との相性でどうしても滑る時に外して滑らないようにできるという寸法。
フットペグ交換手順
それでは交換していきましょう。
手順は左右とも一緒ですが、右側はクランクケースカバーに干渉するので外す必要あり。8mmボルト3本。
内側の黒い部分は外れるので、後でまた一緒に付けます。
フットペグの付け根を下から覗き込んだところ。
赤矢印で示した部分で、シャフトと割りピンで留まっています。
誇張した図ですが、針金ピンがシャフトの穴を貫通して、出口で曲げ広げられることで抜けないようにされています。
まずはこの割りピンを抜くところから始めますよ。
マイナスドライバーとラジオペンチを駆使して、広がったピンをまっすぐにしていきます。
ピンの足がまっすぐになったら、ラジオペンチで引き抜きます。
このピンは曲げられることで塑性硬化するので交換が望ましいですが、今回は新品を用意していないので再利用します。
ピンを抜くとワッシャが落ちるので、こちらも保管しておきます。
シャフトのピンが入っていた方を、押し出す方向に軽くトントン叩いてあげます。
普通のハンマーだと強すぎるので、ミニハンマーやドライバーの柄なんかで。
錆びてて動かなければ、CRC5-56を吹いてあげましょう。
シャフトが浮いてくるので、プライヤーなどで引き抜きます。
フットペグを下方向に押し開いているバネが入っているので、落ちてどこかに行かないよう押さえておきましょう。
左がZETAのアドベンチャーフットペグ、右が純正フットペグ。
太ったカブトムシと痩せたカブトムシぐらい違いますね!
純正にはバンクセンサーがありますが、ZETAにはありません。
シャフトを入れる時ですが、コツが要ります。
まっすぐ入れようとしてもバネの力で穴の位置がずれ、なかなか貫通できないんです。
私の場合、ステップを上方向(エンジン側)に起こす向きに力をかけバネを縮めつつ、そのままグリグリ動かして穴位置を探って、シャフトを押し込むことで奥まで入れられました。
ピンを入れる前にワッシャーを噛ませて、割りピンを挿し込んだらマイナスドライバーで広げて留めたらできあがり。
走ってみると違いは歴然
近所を試しに走ってみましたが、違いはすぐ体感できました。
まず足から伝わる振動の軽減。ゴムが大きく分厚いからでしょうかね。
靴底から感じる微振動が、かなり減りました。長距離ツーリング時なんかには特に嬉しい変化。
私の場合エキパイガードからは相変わらず激しい振動が伝わってくるのでアレですが。
これは他の部分のカスタム具合にもよるでしょう。
純正フットペグ、足を乗せる部分は、体感的に「棒」でした。
ZETA アドベンチャーフットペグに交換後は「板」です!
つまり、足がビタっとド安定。
滑りも感じず、シフトチェンジ操作もしやすいです。
ゴムの経年変化で今後変わってくる可能性はあります。
このゴムだけも販売されているので、もし紛失しても交換可能。
フットブレーキ操作は特に変わらず、違和感なくできます。
あとは棒から板になったことで、しっかり踏んで体重をかけられる安心感が爆増しました。
微増じゃなく爆増ですよ。(爆)です。
カブトムシ相撲で序の口から横綱になったぐらいの安定感。
ニーグリップできないバイクなので、車体コントロール性が向上したのは嬉しいですね。
お値段は少々張りまして、安いショップでも1.5万ちょい。DRC製ステップの約2倍。
しかし乗車中は常に足が乗っている部分で、乗車快適性と操作性がかなり高まることを考えると、決して高すぎるものではないと思うのですよ。
一度これを使えば、純正に戻す気はゼロになること間違いなし。おすすめです!
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