スポンサーリンク

サーカスTC コンフォート ミッドとサーカストリポットのレビュー

2月ですが急に暖かくなったり、また寒くなったりと気温の変化が激しいです。

体調管理にお気をつけください!

さて本日は、キャンプ関連記事。先日購入した新幕レビューですよ!

テンマクデザイン サーカスTC コンフォート ミッド


テンマクデザインのサーカスTC コンフォート ミッドです!

元々は税込 76,780 円ですが、昨年末頃からかなり安くなっているので手を出してしまいました。

サーカスTCはテンマクデザインを代表する大人気テント。

一時はキャンプ場にサーカスTCだらけという光景も珍しくありませんでした。

私も初期のサーカスTCを使っておりましたが、今回のコンフォートミッドは通常よりも一回りサイズアップ。

スペック詳細は、公式サイトなどでご確認ください。

写真の左側、出入り口部分を跳ね上げられて、壁面となるフロントフラップが最初からくっついている状態です。

ここを畳んで普通のサーカスTCの形状で張ることも、できなくはないです。

畳んだフラップがテント内側でだぶつくのと、畳んだ部分にスカートが無いのでちょっと変な感じにはなります。

横風が強い時は検討しましょう。

ベースモデルが普通のサーカスTCより一回り大きなMIDで、かつ前部分を跳ね上げているので断然広く大きく感じます。

普通のサーカスTCでは詰めて3人程度が限度だと思いますが、これは最大4~5人はいけそう。

壁面が斜めなので、腰を屈めず立って歩ける有効面積という意味ではそう大きくもないです。特に出入り口付近。

2~3人で、広々と贅沢に過ごすのがおすすめ。

背面側から見ると、普通のサーカスTCですね。

付属の張り綱は白。交換して個性を出すのも良いでしょう。

サーカストリポットで設営してみる

それでは設営してみます!

今回はテンマクデザインから販売されている、サーカストリポットMIDを使ってみますよ。


テント中央のポール1本を三脚型ポールにすることで、室内を広々使えるようにするオプションです。

収納サイズが98×15×15cmと長細く、重量が10kgもありくそ重いです。

強度はあるので、仕方ないと言えばそうなんですけどね。

4人用テントで10kgぐらいなんとも思いませんが、長細い物体が10kgあると途端に重く感じる不思議。

今回ですが、設営ガイドを使う普通の建て方で建てました。

一応公式サイトに、割と速く建てられるやり方が載っています。

リンク:トリポットの設営方法

YouTubeで有志の方の動画も見ましたが、結局公式に出ているやり方が一番速そうではあります。

センターポールをずらしながらペグ位置を探るというのが嫌で、私は普通に建ててから置き換えるルートを選んでしまいましたがw

1~3本目のペグを打つ位置の長さに合わせたT字型ロープを、トリポット設営ガイドと称して格安で売ってくれても良いんですけど。

長さを測って自分で作れなくもないですね。

設営ガイドを使う場合、五角形の頂点にロープを伸ばしてペグを5本打ち込み。

そこにテントを引っ掛けていきます。

これは通常のサーカスTCで慣れ親しんだやり方なので、速いです。

センターポールを使って立ち上げ。

ペグ打ち始めてからここまで10分ぐらい。速い。

トリポットを使わない場合はテント稜線からの張り綱を張っていきますが、今回は張り綱より先に三又化します。

まずトリポット頂点に来るジョイントの向きを把握し、合わせます。

テントのテンマクロゴと、ジョイントのテンマクロゴが同じ向きに来るのが正解です。

ポール3本のうち2本だけを差し込み、バネワイヤーロックがジョイントの溝にかかるように入れます。

かからない場合はポールを回してみましょう。

差し込んだ2本のポールは完全には組み立てず、一節ブラブラさせておきます。

この状態でテント内に運び込み、テント内で3本目のポールを繋げて、センターポールと入れ替えます。

ここは写真を撮る余裕がなく、ございません!

なんとなく想像つくと思いますが、入れ替え自体は難しいものではないです。

若干のパワーは要しますが、一人でもできます。

ポールの下部末端は写真のように、ピンが出てベルトが付いています。

ベルトのハトメにピンを引っ掛け、テント内側にベルトを伸ばしてペグ固定。

このペグはトリポットの脚が外側に広がらないようにする役目です。

続いて出入り口を組み立て。ポールを内側から立てて、雨除けキャップを付けてロープを引っ掛けます。

説明書によると本来は逆のようで、ロープがキャップの下に来るのが正しいです。

キャップがいつの間にか外れて行方不明になっていそうで、この写真では逆に付けてしまいました。

テント内側で、面ファスナーを入り口のポールに巻き付け固定。

正面から見て、出入り口の左側が固定されます。

出入り口を広く取りたい場合は、外して巻き上げることになります。

テント稜線の張り綱5本を打ち、裾のテンションを調整してできあがり。

入り口がたるんで見えるのは、出入口ファスナー下のペグを打ち忘れているからです。

打ったほうがファスナー開閉もしやすくなるので、面倒くさがらずに打ちましょう。

通常の設営なら15~20分のところ、トリポットを使うと45分ぐらいかかりました。

それでも使うのは、やはり中が広々使えるというメリットが大きいからです!

このサイズをソロではあまり使わないとは思いますが、ソロならワンポール使用の方がいいですね。

トリポットを使うと、通常センターポールにあるランタンを引っ掛けるところがありません。

自分で何らかのランタンフックを用意しましょう。

私が使ったのは、下記リンクのと同様のポール引っ掛けタイプです。


サーカストリポットで中がとても広くなる!

写真は長男と2人でデュオキャンプしてきた時のものです。

カンガルーテントを2つ入れて、灯油ストーブ入れて、まだまだ余裕があります!

スペース的に薪ストーブもいけますね。

センターポールが無いことでレイアウトの自由度がかなり高くなります。

特に幕内に暖房を入れてこもるような冬キャンプスタイルでは、あると重宝すること間違いなし。

スカートの隙間が大きい?

トリポットのレビューなどを見ておりますと、スカートの隙間が大きく空きすぎという意見が多く見られます。

先程と同じサイドビュー写真ですが、確かに普通にワンポール使う時に比べ、地面との接触度合いが小さくなるようです。

個人的にそこまで気になるほどではないので、私はこのまま使います。

風が強いとスカートがめくれて外気が入るのは、ワンポールでもトリポットでも同じですからね。

この幕を使うのは冬にストーブと一緒というパターンが多いので、換気ができてちょうどいいのではないかとw

重いけど広々していて良い!


テントの重量16.5kg、トリポットは10kgで合計26.5kg。

ツールームテントと変わらないぐらいの重さになるんですねw

トリポットにすることで、サーカスTCシリーズの長所である「設営速度」は失われます。

その代わりに「中の広さ」が手に入るわけなので、キャンプする人数などで臨機応変に変えられるのはいいですね。

コット置いて寝るだけならセンターポールがあってもいいですし、グルキャンの宴会幕にするなら三又で広々シェルターに。

入り口を大きく跳ね上げてタープのようにも使えたりと、かなり幅広く応用が利きます。

はじめはテントだけ使ってみて、中の広さが欲しいようならトリポットを足すと良いでしょう!

WILD-1店頭でトリポットを手に取ると、ずっしり重くて棚に戻したくなりますけどねw

Sponsored Link