夢のコラボ!DODチマキテントをogawaロッジシェルターに連結して使ってみた
日本では落ち着きつつあった新型コロナですが、また再拡大しつつありますね~。
早く気兼ねなく集まって飲んだりできる日常を取り戻したいところです。
さて本日は、ogawa ロッジシェルターIIへのテント連結について。
ロッジシェルターは床がないシェルターテントですので、寝室となるテントを連結するのは一般的な方法です。
連結するのは主に背面。ここが大きく開きます。
この状態でピッタリ隙間が少なく連結できるのが、同じくogawaのオーナーロッジTYPE-52Rです。
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ご想像の通り、テント2張持つのと同じなので大荷物かつ重量もかなりのものになります。
真ん中のファスナーだけを開ければ、観音開きになりますのでロッジシェルターより低いドームテントなども中に入れ込む形で連結できます。
三角形に開いた入り口に円形を繋げるわけですから、隙間はそれなりにできるでしょうね。
小さいレジャーシートをクリップで留めて、隙間を埋めている人を見たことがあります。
DOD チマキテントを連結する
ロッジシェルター内で薪ストーブを使いながら4人家族で寝るには、薪ストーブから安全な距離を取るために純正5人用インナーは使えません。
インナー吊り下げてチェアも置くと、けっこう窮屈になってしまいますので。
シェルター内にコット寝か、テントを外部連結が理想です。
コット寝はうちでは奥様が「なんか落ち着かなくて嫌じゃ」と不評なので、寝室テントが必要です。
今回はDODのチマキテントを連結してみました!
チマキテント、もともとはタープに付けて使う寝室用テントです。
新進気鋭DODと老舗ogawa、夢のコラボを勝手にやっちゃおうというわけですよ。
ogawaさんの悲鳴が聴こえたとしても気のせいでしょう。
チマキテントは重さ5.6kg、軽くはないけど重くもなく。
素材はフライシート、インナーテントともTCです。
インナーサイズは220×160cmですが、壁が斜めでデッドスペースが大きめ。
こちらは2019年のDODイベントで撮影した写真です。
タープポールのてっぺんから吊り下げ、テント自体をタープのガイロープのようにする感じですね。
なかなか良いアイディア商品だと思うのですが、それほど人気は無いようでキャンプ場で見たことはないですw
こちらの写真も同じイベントで撮った、チマキテントへインナーを吊り下げている様子。
DODの人が張ってもインナーがたるんでダルっダルなぐらいで、実際に自分で張ってみてもピン張りは不可能でしたw
インナーテントはてっぺんの一点と底面の4点でテンションをかけるので、斜辺がどうしてもたるみます。
インナーの稜線真ん中あたりをフライシートと紐などで連結するよう改良すれば良いと思うのですが、たぶん改良されないまま廃盤になると思われますw
ロッジシェルターから吊り下げる方法ですが、皆様ご存知ちょこっとバンドを使いました。
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村の鍛冶屋さんの隠れた名品。
タープで短いガイロープが欲しい時や、テントの裾をちょっと浮かせたい時などに活躍します。
ちょこっとバンドをロッジシェルター後部中央のジョイントをまたぐように引っ掛けます。
これでライナーシートをぶらさげているバンドを避けつつ取り付けられました。
フックにチマキテントのフライシートをぶらさげます。
続いてチマキフライシート下部を、シワにならない程度のテンションをかけつつペグダウン。
ペグは通常打つベルトではなく、ベルトの根本部分に打っていますよ。
チマキテントにはスカートが無く隙間風で寒くなるので、少しでも隙間を減らすためにやっています。
暖かい時期なら普通に打っちゃって良いでしょうね。
チマキテントの前側、両翼はペグダウンしちゃうと邪魔なので、開いてロッジシェルターのポールに引っ掛けます。
ロッジシェルターの開いて余っているドアの布は、クルクル巻いておいただけです。
引っ掛けた上から、クリップで挟みこみ固定。
普通の洗濯バサミでも良いかと。
ロープを結びつけ、ペグダウン。
この付属ロープがやたら長かったです。
インナーテントを吊り下げ、四隅をペグダウン。
後ろ側はペグダウンしやすいよう、長いベルトになっています。
チマキテントの左下から伸びる黒いベルトです。
長すぎじゃないかというぐらい伸びていますよねw
しかしこの長さのおかげで、フライシートを地面に近づけていてもそれほど苦しむことなくペグダウンが可能。
連結部分の隙間はこのぐらい開きます。
ベンチレーションになってちょうどいいぐらいですね。
この程度なら、多少の雨ならそれほど吹き込まないんじゃないかと。
寒さも気になりませんでした。
実際に奥様と私の2人で、チマキテントに寝てみました。
インナー床サイズは220×160と、数値上は2人でも余裕のサイズです。
しかしインナーテント奥側と頭の上、足元がたるんでいるので寝袋にくっつきます。
テント素材はTCで吸湿しますので、くっついたから結露で寝袋が濡れるということもないのですが気になりますね。
タープを地面にベタ打ちでぶら下げているみたいなものですから、横風に対してはあまり強くなさそうという印象。
今回は風が強い時で2~3mぐらいでしたが、このぐらいなら特に問題無いです。
隙間風も全く気にならず、スカート付きテントと変わらない感覚です。
チマキテントが風下になるように設営すると、ロッジシェルター入口が風上になるのでNGです。
かといってチマキテントを風上にすると、大雨が降ったら隙間から吹き込むことになります。
悪天候時は別な方法を考えた方が良いでしょうね。
またはキャンプ場を予約する時点で、林間サイトなどしか選ばないようにするとか。
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決して悪くないテントですが、インナーテントの張りはもう少しどうにかしてほしいところ。
ポールは無いですがペグ打ち本数は9本(今回の張り方の場合です)、設営難度はポールを組み立てるドームテントよりは少し楽ですが、そんなに楽ということもないです。
ロッジシェルター内のスペースをほとんど消費せず中を広々使えるので、真ん中に薪ストーブを置いても安全な距離が確保できます。
4人分のチェアやテーブルも深く考えずに置けました。
外側に連結する寝室としては、悪天候じゃなければかなり良いんじゃないかと思います!
悪天候が予想される時は、薪ストーブも使えなくなるかもしれないので灯油ストーブ&純正インナーが安泰ですねw
前方斜めの位置から煙突を出すなら、狭くてもどうにか純正インナーで行けるかな?
いずれ試してみたいと思います。
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