キャンパー終の棲家?ogawa ロッジシェルターII 初張りレビュー
先日の楽天ブラックフライデーで、在庫復活していたのでとうとう買ってしまいました!
キャンパルジャパン、ogawaのロッジシェルターII!
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色々なテントを巡って、最後に行き着くテントと言われるやつですね。
IIがあるので当然Iもありますが、今はもう売ってませんので忘れて良いです。
T/Cとどちらにするか悩みましたが、結局はポリエステルにしました。
最後の決め手は色ですね。白よりも茶色っぽい方が好きなので。
現行のロッジシェルターIIは2020年から採用されたサンドベージュ。
あとロッジシェルターT/Cは骨無しの幕だけでも売っていますが、逆パターンのポリエステル幕だけは売ってません。
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どうしても結露が気になるようなら、T/Cフライだけ買うということも可能ですw
さっそくソロで初張りしてきましたよ~!
持ち出し前にポールの収納バッグをケースに変更
ロッジシェルターといえば、鉄でできたフレーム。
重くて頑丈なのですが、持ち運びはあまり楽とは言えません。
付属の収納バッグに入れた時、形もボコボコなんですよね。
バッグ自体は大きく開くので使いにくくはないです。
形がボコボコなので、車載時に上に物を積むのも何かの上に積むにも積みにくいということがあり。
ネット情報を参考に、写真左のケースに変更しました。
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アイリスオーヤマのRVボックス900Fです。これを2個購入しました。
900Dなら一箱にポールは全て入るのですが、これはうちの収納場所の問題で半分の薄さの900Fにしています。
ベッドの下の隙間に収納したかったので、900Dだと入らないんです。
900Dを1箱使う場合に比べて、コストは2倍になりますw
こっちの箱は屋根セット、もう1つは脚セットという具合に1箱ずつ分けられたら建てやすいだろうな!
と思っていましたが、屋根ポールのジョイントがでかくて一箱には収まらずw
隙間には付属バッグと結露拭き取り用のセーム革ぞうきんが入っています。
ぞうきんは湿ったまま一緒に入れたらサビの原因になるので、よく乾かすように気をつけないとですね。
狙い通り積載はとてもしやすく、車載時に一番下に詰んで上に幕を載せても安定します!
コールマンのアウトドアワゴンにもぴったり収まり、移動時も安定。
コンテナの耐荷重が30kgですので、なんでもかんでも積めはしませんしイスにもなりません。
初張り設営
重さは幕体が約9.7kg、ポールが約16.4kgで計26.1kg。
付属ペグ&ハンマーは使わないので、事前に抜いてきました。
総重量34.6kgのアポロンT/Cに比べてずっと軽く感じます!
これは私の感覚がバグっているので、参考程度にw
ポールも半分に分けているので、腰にも優しいです。
まず屋根ポールを地面に並べますが、いきなり間違えてます。
左右のポールが逆ですね。
ボールジョイントに前右、前左とシールが貼ってありますが、どっちから見て右と左かを把握していなかったのでw
正面から見て右が白、左が青が正解です。
間違った向きで組もうとしても、梁ポールが入らないようになっています。
正しい向きでしたら、パチパチはまっていきます。
脚もそれぞれのジョイント近くに準備。
足を完全に伸ばさず、折った状態のまま屋根に接続します。
これはこの後に幕を被せやすくするためですね。
福岡の某キャンプマスターK助さんぐらいにデカい人は全部伸ばしちゃっても良いですし、逆に小さい人はもう一節上で折っても良いかと。
真ん中だけ「脚短」とシールが貼ってある脚を使い、他4本は共通。
続いてライナーシートをぶら下げます。
ジョイントに穴が開いているので、フックを引っ掛け。
身長170cm以上あれば手が届くので、後でも大丈夫。
低い方が引っ掛けやすくはあります。
ライナーシートの端も取り付け。
雨が降っていたら後でやると良いですね。ライナーもポリエステルなので乾きは速いですが。
端のパッチンとポールに留めるフックは幕をピッタリ被せていると付けにくく・外しにくくなりますが、できなくはないです。
結露の心配がない晴れた日のデイキャンプなどでしたら、ライナーシートは省略してもいいです。
続いて幕を被せます。幕体は前後対象ではありません。
屋根にひさしがある方が前になります。
片手で写真を撮りながらは大変ですが、両手が使えるならなんとかできます。
1人ではなく2人いれば楽勝。
角を合わせて整形。
ひさしポールをセットします。
これは深く考えず、挿し込むだけ。
左右のひさしはベルクロで留めるようになっています。
脚を伸ばしていきます。1本ずつ、特に順番はありません。
大体形になりました。あとは固定作業です。
幕体の裾に付いた黒いテープに、ハトメが付いています。
このハトメに脚ポール先端のピンを差し込みます。
ラダーロックコードになっているので、軽く締め込みます。
そんなにフルパワーでやらず、幕が軽くピンとなりポールが簡単に抜けなくなる程度でよろしいかと。
同時に裾もペグダウンします。
ポールの位置にけっこう余裕がありまして、幕体にテンションをかけてピシッと張りたい時はポール自体を外側に開く感じで。
ロープ6本を取り付けペグダウンし、完成!
ここまで写真を撮りながらでも、40分弱。
大きさの割にめっちゃ簡単。恐らく次回は15分~20分で建つでしょう。
壁が大きいので風を受けやすく、ロープは弱風でもなるべく打った方がいいですね。
ロッジシェルター 細部の紹介
細かい部分を紹介していきましょう。
本当に細かいので覚悟してくださいw
正面。向かって左下からファスナーを開けます。
ここはシングルファスナー。右上までつながっています。
半分開放、全開放で右側に巻けるようにトグルが付いてました。
跳ね上げは不可。
右側のシャツ胸ポケットみたいな形の窓と、上の三角窓はメッシュとフルクローズが選択可能。
メッシュは開きません。
開放時の入り口の高さは約155cm。
あまり高くないですね。
全開時の開口幅が、約224cm。
半開時は約116cm。
なぜ細かくサイズを測っているかですが、連結できるテントを模索しているからです!
前にはogawaのカーサイドシェルターが繋がるはずですね。
前が潰れちゃうのは痛いのと、モデルチェンジがあるので悩んでいますがw
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ひさしポールにロープを付けて吊る形が良さそうですが、風に激しく弱そうなのも悩みポイント。
話をロッジシェルターに戻しましょう。
三角窓を内側から見たところです。
開放具合は温度と湿度でお好きなように調整しましょう。
この三角窓だけ、雨の吹き込みを防ぎながら換気ができるようになっています。
この窓をひっかける部分は、軽いLEDランタンをひっかけることもできますね。
ライナーシートは真ん中に切れ込みがありまして、くぱぁと開くとポールが見えます。
長いS字フックを使えば、ここからランタンが吊るせるっちゅうことです。
こういった具合ですね。もちろんLEDランタンですよ。
火を使うランタンは危険ですよ。
続いて側面。ここはトリプルファスナーです。
トリプルファスナーの利点ですが、薪ストーブの煙突が出しやすいです。
薪ストーブのインストールについては、また別記事で詳しく紹介します。
こういった感じで、横から煙突を出せます。
側面は自由度高いです。
メッシュ、跳ね上げもできますが今回は割愛。
暖かい時期に使ってから更新します。
続いて背面。パッカーンと大きく全開にできます。
ここにはオーナーロッジType-52Rがピッタリ連結できてはまるんですよ。
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色的にもピッタリですね~。TCもTC同士で連結できますし。
私も何か連結・増設はしたいんですが、オーナーロッジでは運搬も保管も設営も価格も大変なので多分他のにします。
真ん中だけ三角形に開くこともできまして、ドームテントなどを連結する時に使います。
謎のバックルが付いていますが、連結時に半開状態になるファスナーにかかる負荷を軽減するためかなーと。
あとは煙突を出すために一部開放する時も、ファスナーへの負荷を減らせますね。
右上だけ、左上だけ、両側上だけ開放、真ん中だけ観音開き、全開と開放のバリエーションも豊富です。
背面の下部最大開口幅が、320cmぐらい。
幕をトグルを使わず布団ハサミなどで巻いてあげれば、ギリギリ330cmぐらいでも大丈夫そう。
背面上部の開口幅が約220cmぐらい。
Type-52R以外のテーパード形状テントを連結する時に参考にしてくださいw
超マニアックで誰が参考にするか分かりませんが。
開口部の最大高さが約196cm。
オーナーロッジType-52Rの高さが210cmなので、ファスナーの雨除けフラップをまくればいけるのかな?
あとはロッジシェルター左右の脚ポールの開きも調整すると高さも多少変わるはずですね。
こちらはソロでの幕内レイアウト。
ソロで使う人はそんなにいないはずなので、全然参考にならないですよねw
ファミキャンで使ってから更新しましょう。
寝室テントにはDODカンガルーテントSを置いています。
純正インナーテントは買っていません。
連結アイディアが固まってから、買うかどうか決めます。
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もちろんモノは良いんでしょうけど、普通にテントが買える値段ですからね~。
アメドとかタフワイドドームとか。
オーナーロッジType-52Rがこの値段なら悩みませんがw
ロッジシェルター撤収・屋根畳み
撤収は設営の逆手順で大丈夫なんですが、ロッジ型テントは屋根畳みという小技が使えます。
幕体を地面につけずに畳めるので、雨の時などに汚さずに済むんですよね。
まずはロープを外し、ペグを抜き、裾のラダーロックを緩めて外し、脚を一節目だけつなげて外します。
なんで今回は二節目じゃないかと言いますと、低い方が屋根に触りやすいからですね。
左右を持ち上げて畳み、真ん中に集めます。
さらに左右を真ん中に集めるように折りたたみ、真ん中のポールに乗った状態にします。
幅は収納袋より5~10cm程度狭めを目標に。
前後にびろーんと長い、穴子のような形になります。
前から後ろへクルクルと巻いていきます。
屋根の上だと、体重をかけて絞りにくいですね。
両手を駆使してフレームには体重をかけすぎないよう、なるべく細く巻いて収納します。
次回の設営の際は、脚の一節目だけで接続。
屋根の後ろに乗せて、クルクル巻いていたのを前方に開いていけばあら不思議!
簡単に幕を被せられるというわけですね~。
動画で見たいよ、という方はスポーツオーソリティーの動画が分かりやすいです。
ポールを放り投げていたり雑に扱っているところはちょっとモヤりますが、手順は確認できますw
ペグを抜く時間などを考えなければ、本当に10分あれば畳めます。
まとめ・簡単設営で居住性も高いシェルター!
大きさの割に、設営は一人でも割と簡単。
よく収納サイズや重さがデメリットとして挙げられますが、アポロンT/Cよりかなり軽いですしw
私が90年代のキャンプブームの子供の頃に憧れたロッジ型テント、その流れを組む鉄骨シェルター。
終の棲家、となるかどうかは分かりませんが(なんだかんだで買うと思われ)もちろん気に入っています!
気づいた点や気に入らない点などがあれば、また追記していきますね。
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今後も薪ストーブ設置やテント連結など、色々と使って記事にしますのでご期待ください!
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