バイクの空気圧管理をかんたんに!キジマ スマートエアポンプJP02 レビュー
バイクのベストシーズン到来ですね!
北海道なら夏ですが、関東圏は...今でしょ!
大した遠出はしていませんが、暇な時にちょいちょい乗っています。
本日は日常のメンテナンスからツーリング時の備えまで、幅広く役立つグッズのご紹介です。
キジマ スマートエアポンプJP02
スマートエアーポンプ。電動のエアーポンプです。
バイクや車の場合、1ヶ月に1回ぐらいはタイヤの空気圧を点検するのが望ましいと言われています。
それを簡単にしてくれるのが、今回の商品ですよ!
日本のバイク用品メーカー、キジマさんの商品。
Amazonなどには中国製電動ポンプがもう少し安くありますが、似たような商品が並んでいれば日本の企業を応援したいところです。
不具合があった際のサポートも受けやすいですし。
ちなみにJP02(新版)とJP01(旧版)があり、以下の点が違います。
・オプション品となっていたロングホースが付属
bikebros.co.jp
・窮屈な場所での作業性を高める90°アダプタが付属
・電動エアポンプのボディー色にコーポレートカラーのブルーを採用
・充填モードのデフォルトをオートバイモードへ変更しオートバイユーザーに優しい仕様とした
迷ったらJP02の方を選べば良いですが、別にJP01だと駄目というほどでもないです。
それでは細かい点を見ていきましょう。
各部の機能など
付属するアダプターなど。
標準ホース、ロングホースともに米式バルブで、車とバイクにはそのまま使えます。
自転車や浮き輪、ボールなどに注入したい場合は米式バルブの先にこれらのバルブをねじ込んで使います。
自転車は英式、仏式バルブに対応可能ですよ。
こちらがJP02から標準で付属する、90度アダプタと30cmホース。
ホースはこっちが標準でも良いぐらい。
エアバルブが奥まった位置にあるタイヤホイールで活躍します。
車だと多いですよね。
キャンパー的にはインフレーターマットに合うアダプタもあると嬉しいかもしれませんが、必要空気圧が全然違うのでコレじゃなくていい気がします。
収納ポーチが付属します。嬉しいことですね。
各アダプターやロングホースをまとめておけますし。
本体上面に、バルブを接続する箇所やUSB Type-C充電口などが集まっています。
吸気もこの面から行うので、こちらを砂が多い地面に向けないようにしましょう。
本体に格納されているホースを引っ張ると電源が入ります。
電源ボタンはありません。
気泡が見えるのは保護フィルムを貼りっぱなしだからですので、気になる人は即剥がしてください。
上の方に数字が2列、真ん中に電池残量と現在のモード。
下の方に操作可能なタッチボタンが表示されます。
右上のMがモード切替で、タップするたびにたびにバイク→自転車→ボール→自動車とプリセットされた空気圧に切り替わります。
左上のUをタップすると、空気圧の単位がPSI→BAR→kPa→kg/cm2と切り替わります。
適正空気圧がどの単位で表記されているかは、タイヤごとに違います。
CT125はチェーンカバーに指定空気圧のシールが貼ってありました。
フロントが175kPa、リヤが225kPa。1人乗りでも2人乗りでも変わらず。
タイヤ側面に書いてある場合も多いです。
ちなみに形式JA55とJA65で若干違い、JA65は2人乗り時にリヤ280kPaとなります。
表示単位を対象物の表記と合わせたら、+と-をタップして指定空気圧にセットします。
その後、真ん中の電源マークをタップするとポンプが稼働し空気を入れてくれます。
あとUボタンを長押しで、LEDライトが点灯します。
夜の街灯も無いところで空気を入れる時に役立つでしょう。
実際に空気を入れてみる
では空気を入れてみましょう!
90°アダプターとロングホースを先に本体に接続し、タイヤバルブキャップを外してねじこんでいきます。
接続した時点で、現在の空気圧が数値で表示されます。
接続する時にモタついたので空気が漏れ、69kPaというかなり低い数字が出ました。
このまま走れなくもない数値ですが、放っておいても良いことがないです。
真ん中の電源マークをタップし、注入スタート!
バタタタタタ!と大きな音を立ててポンプが作動します。
早朝や深夜に使うと近所迷惑になりうる音量です。昼間に使いましょうw
設定した空気圧になると、自動的に停止。今回は1分もかかりませんでした。
エアーゲージに付け替える手間もなく、ホースを外せばおしまい。
リヤ側も同様に、空気圧をフロントより高く設定して注入。
指定空気圧は225kPaですが、ちょっと高く230kPaにしています。
90°アダプターが金属製のためか脱着に多少時間がかかり、空気も逃げやすかったです。
樹脂製のロングホース直挿しの方が、速くてやりやすかったですね。
これは個人差もあると思います。
電源を切った後ですが、再度使う際は最後に設定した空気圧を記憶していました。
同じタイヤに入れる場合、毎回設定し直さなくても良いので便利です!
購入情報&まとめ
価格は大体8,000円前後。
もう少し安くなってくれれば嬉しいですが、キジマさんという信頼性の高い会社を経由して購入する、安心料だと思いましょう(生産は中国)。
90°アダプターが必要かどうかはホイールの形状次第ですが、ロングホースはみんなあった方が良いと思います。
重さ500gちょっとで、それほど軽くはないですがバイクなら十分携帯できるレベル。
携帯しやすいポーチも付きますし。
日常メンテナンスからツーリング時の備えまで、幅広く使えます!
最も恩恵を感じられるのは、林道を走るオフロードバイクの人じゃないでしょうか。
林道に入る直前に空気圧を落として、出たらまた指定空気圧に戻す。
これを手動ポンプでやるとそれなりに大変ですが、電動なので楽ちんな事この上なし。
ただし音はけっこう大きいので、早朝深夜の住宅街などで使う際はご注意を!
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