着ていても目立たない・胸と背中を守るギベオンベストプロテクター
今回はバイク関連記事です。
キャンプ関連記事を楽しみにして頂いている方、申し訳ございません!
バイクに乗る際、プロテクターを使われている方は多いですよね。
私が免許を取った二十数年前は一般的ではなかった(モトクロス用とバトルスーツぐらい)のですが、今は教習所でも着けるように指導しているとか。
バイクで転倒した際、死亡原因となる第一位の損傷部位は「頭部」です。
そこはしっかりしたヘルメット被るしかないわけですが、第二位は「胸部」。
第三位は「腹部」、続いて「頸部」となっています。
※情報はNAPSのバイクプロテクター普及推進ページより
もちろん私も命が惜しいですし600歳まで生きるつもりですから、プロテクターを使おうと思って色々探しました。
キャンプに行くために乗ることが多いわけなので、キャンプ場に着いた後にはさっと脱げるのが理想。
ジャケットにプロテクターが入っているタイプだと、キャンプ中には邪魔になります。
キャンプ中に着る防寒着とライディングジャケットは別に用意せずに兼用したい。
そんなこんなで決めたのが、こちら。
ギベオン GB-001 ベストプロテクター
インナーベストタイプのプロテクター、ギベオン ベストプロテクター。
バイク用品店、NAPSの店頭で試着して購入しました。
NAPSのオリジナル商品のようですね。
サイズは普段の洋服と同じ、Mサイズでピッタリ。
伸縮性がありますので、ジャストサイズで選びましょう。
首元にファスナーがあり、ここから開閉。
ファスナーが身体に当たらないよう、カバーが付いています。
背面側。こちらにも大きな脊椎プロテクターが入っています。
ガードできるのは胸と背中だけで、腹はガードできません。
頭に次いで死亡原因になりやすい胸と、神経が集中して後遺症が残りやすい背中だけを守るというものです。
裾は滑り止めテープがあり、前傾しても背中が出にくくなっています。
これは良い機能です。
プロテクターはCE規格レベル1。
レースなどではより安全性の高い、レベル2が推奨されます。
このプロテクター素材はカチカチではなく、ちょっと柔らかくて弾力があります。
そして少しゴム臭はきつめ。
脱着できるので、外せばベスト部分は洗濯機で洗えます。
プロテクターに通気穴は開いていますが、着ると暑くなります。
逆に冬はちょっと暖かくなりますね。
ベスト部分は吸汗冷感素材のスウェットブレーカーというものですので、汗は吸ってくれます。
着用前後の比較写真。垂直に離陸しそう、とかは気にしないでください。
これは薄手のフリースジャケットの中に着ています。
多少膨れて見えますね。まぁ、ちょっと太ったのかな、ぐらいの膨れ方ですよね。
他のものに比べたらはるかにマシで、そもそも中には着れないものが多いです。
余裕のあるジャケットやコートですと、プロテクターを着ているかどうかは外見からは分かりません。
実使用レビュー
実際に約4ヶ月、距離600kmぐらい使ってみまして...
着心地はかなり良く、伸縮素材で身体にフィットちゃんです。
運転はもちろん、着たまま飲食店で食事なども余裕でできます。
キャンプ中はさすがに脱いで過ごしましたが。
脱ぎやすさに関しては、結局上に着ているジャケットは脱がないといけないので他のものとあまり変わらないかと。
ただし普段使うジャケットの中にも着られるので、仕事などでも着ていけます。
目的地に着いたら、脱いでバイクに置いていくことになりますけどね。
ずっしり重さがあってプロテクターも柔らかいけど折れないので、携行はしにくいです。
冬はちょっと暖かくなるのが嬉しいです。
身体にフィットするので、分厚いジャケット内でも風がスースー通り抜けることもなく。
先日25℃くらいの時は、ちょっと暑かったですね。
走行中はジャケットのベンチレーションから風が入るので大丈夫でしたが。
その時はソフトシェルジャケットの中に着用していました。
真夏はバイク用のプロテクター入りメッシュジャケットにして、目的地に着いたら脱ぐ方が良さそうです。
使えなくはないですが、身体にフィットするのが裏目に出てプロテクター部分で大汗をかくかと。
購入方法とまとめ
購入方法ですが、NAPSしか取り扱いがありません。
価格は税込み9,900円。
プロテクターとしては安すぎず高すぎず、というところです。
ギベオンプロテクターの良い点。
- 着ているのが目立たない
- 普段着の中にも着られる
- 身体にフィットし動きやすし
- ちょっと暖かい
ギベオンプロテクターのイマイチな点。
- ゴムくさい
- 真夏は暑い
- NAPSでしか買えない(他でも扱ってほしい)
キャンプツーリングがメインで、多少の街乗り、高速不使用、不整地もほとんど走らない。
こういった私の用途ですと、満足です。
オフロードをよく走るなど、転倒が想定される時は脚や肘、肩もプロテクトした方がいいでしょうね。
死に直結する胸と、後遺症になりやすい背中だけをガードするシンプルなプロテクターですから。
真夏以外のキャンプツーリングなら、十分じゃないかと言えます。
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