CT125 ハンターカブに大久保製作所 ヤママルトのハンドルカバー装着
本日はバイク関連記事!
冬真っ只中ということもあり、防寒アイテムのご紹介です。
以前導入したデイトナのハンドルカバーですが、買い替えました!w
大久保製作所 HC-UPM002 クロスカブ&ハンターカブ用ハンドルカバー
買い替えの理由ですが、やはりウインカー操作性の悪さですね。
穴を切って広げればいけるかも、という情報も頂いたんですが…
ユニバーサル配置じゃない車種ならデイトナでも使えるでしょうから、誰かにあげようかと。
今回買い換えたのは大久保製作所さんのハンドルカバー。
クロスカブ・ハンターカブ用となっていますが、ハンドル径が同じなら他車種でもどうにか使えるかも。
サイド面には「YAMAMARUTO1948」の文字が。
大久保製作所さんの創業年が1948年、昭和23年。
以来バイク用ハンドルカバーや自転車用品を作り続け、現在に至ります。ヤママルトはブランド名。
戦後の高度成長期日本を支えた企業、というわけですね。
70年以上に渡って製造業をやるというのは並々ならぬ苦労があったことは容易に想像できますし、尊敬に値します。
ロゴに関しては個人の好き嫌いは分かれるでしょうね。
手を入れる穴の周囲にはリブニットが付いており、手首周りから入る冷気を軽減。
そんなにキツくフィットしないので、グローブを着けた手でも苦労せず出し入れ可能です。
カバー内はアクリルボア。毛足は短いので引っかかりも少なく、運転操作を邪魔しません。
カバーの上の方だけが帽子のツバのように長くなっており、雨からライダーの手首を守ります。
さっそく取り付けていきますよ!
まずブレーキのある右側から。
ブレーキレバーとグリップを、まとめてカバーの穴に入れていきます。
ミラー取り付けボルトとカバーの切り欠きが合うまで押し込んでいきます。
写真ではミラー位置にデイトナ風防が付いていますので、ちょうど穴に半分ぐらいボルトがかかっているところです。
奥まで入りましたら、ホックで留めます。
入り方が浅いと走行中に脱げそうになるので、奥まで入れましょう。
カバーを下から見たところです。
アクセルワイヤーを逃せる切り欠き付き。
出すものがなければ何も出さなくて良いです。
ハンターカブ純正の場合、特に何も出すものはないはず。
この写真は後付けのグリップヒーターの配線です。
クロスカブだとハンドル下方向にアクセルとブレーキのワイヤー配線が出ているようなので、助かることでしょう。
脱落防止のためハンドルとヒモで縛りまして、余ったヒモはタイトなカバー内にねじこみます。
ちょっとパツパツですが、運転操作には支障ありませんし走っている時に外れるよりずっと良いと思います。
続いて左側。こちらはレバーも無いので、多少余裕があります。
写真のように社外品の何かが付いていたら邪魔になりますが。
ENDURANCEロゴのあるものは、グリップヒーターの電圧計兼スイッチです。
スイッチをちょっと右にずらして付きました。
しかしカバーが浮くような向きになっているので、これは全く干渉しない位置まで移設した方が良いです。
手を出し入れした時など、ふとした時にカバーを留めているホックが外れてしまうので。
外れてもヒモがあるので吹っ飛びはしませんが。
ワイヤー類が無いので、右に比べてタイトさはありません。
ヒモはゆるめのカバー内にねじこみました。
グリップヒーターのスイッチを中に入れてしまうことも可能ですが、見えなくなるので非推奨。
完成です!
車体のマットフレスコブラウンと色が近そうなアイボリーにしましたが、付けてみるとけっこう違いましたw
ハンドルカバーの方が明るく鮮やかな色ですね。
カバーは他にワイン、ブラウン、ネイビー、カーキもあります。
「YAMAMARUTO1948」ロゴのフォントが「HONDA」と同じだったら尚良かった。
実際に走ってみましたが、ウインカー操作はまったく問題なし!
そしてグリップヒーターがオフでも、そこそこ暖かいです。
手の出し入れもあまり意識せずできますので「信号待ちでヘルメットのシールドを跳ね上げて、走り出したらまた下げる」ということもスムーズにできます。
手首部分を巾着のようにコードで絞るタイプだと、暖かいのですがこれがやりにくい。
長年ビジネスバイクのハンドルカバーを作り続けてきた、大久保製作所さんらしい部分ですね!
前方から。
ハンドルカバーを付けますと、どうしてもおじさん臭さが増してしまうと思います。
この商品は野暮ったいものが多いハンドルカバー界では、かなりマシな方じゃないでしょうか?
実際に乗るのはおじさんなので、いいんですけど。
気になる点としては、表面素材がPVCレザーなのであまり長持ちはしないかもしれません。
実際に長い期間使っていないので参考程度ですけど、私が知る限りPVCレザーを使っていながら長持ちする工業製品は無いです。
擦過傷、雨ざらし、直射日光などで劣化しますので、消耗品と割り切って使うしかないと思われ。
具体的にどれだけもつかは、雨や日光に晒された時間と走行距離次第です。
じゃあ本革で作ればいいかと言えば、決してそれが良いとは限らないので難しいところですね。
劣化しないハンドルカバーが2万円で売られていたとしても、私は買わないですから。
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お値段は3000円台後半~4000円台中盤で流通してます。
Amazonで一時は6000円ぐらいまで高騰してました。
6000円では頻繁に買い替えたくないです。
3000円台なら2シーズンぐらいもってくれれば十分でしょう。
そこそこ暖かくて見た目も及第点、ウインカー操作を妨げないヤママルトのハンドルカバー。
耐久性は未知数ですが、今のところは満足していますよ!
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