プチプライス火吹き棒(ファイアーブラスター)の作り方
焚き火や炭火の火力を強くしたい時、ありますよね。
そんな時は、酸素を送り込めばいいんです。
当たり前のことを偉そうに言う。
このブログの特徴の一つなので、慣れて下さい。
タイトルを見て訪問された方からすると面倒くさいと思いますが、様々な火力アップグッズを見ていきましょう。
誰もが通る道といえばうちわ
うちわ。画像のものはどうかと思いますが。
調達が容易で、効果も上々。
欠点は、全体に風を送るため灰が舞うことですね。
もし奥様がマシュマロを炙っている最中にやろうもんなら、
キャンプサイトに血が流れる悲劇は不可避です。
4000年の歴史があるふいご
ふいごとは、蛇腹の袋を伸縮させて、空気を送り込む装置です。
その歴史は古く、紀元前2000年のエジプトでふいごが使用されていたようです。
効率的に定量の空気を送り込む能力に優れ…
うん、そんなこと聞いてませんよね。
ことキャンプに限れば、あまり見ない気がします。
ある程度の大きさが必要なので、それが欠点になるのかな?
カラクリであるがゆえの故障なども、キャンプにおいてはマイナスです。
キャプテンスタッグのふいごのAmazonレビューも、「すぐ壊れる!」と散々です。
これはふいごがダメなわけではなく、品質が…
まぁみなまで言うまい。
文明の利器、送風機
送風機。ポンプ、またはファンによって空気を送りこみます。
動力は手動、電池式など。
便利なんですが、ちょっと味気ないですね。
キャプテンスタッグの送風機は、例によって壊れやすいです。
もし婚活BBQでこいつを使っていたら、カネ目当ての女子しか寄ってこないでしょう。
火吹筒(ファイアーブラスター)
ふいごが発明されるより前、紀元前2500年頃から使われていたようです。
単なる筒なんですが、メリットは顔を火元から離した状態で吹きこめること、ピンポイントで吹けるので灰が舞いにくいことですね。
息を吹きまくると、酸素欠乏で頭痛が痛いのでは?という心配は無用です。
空気の出口の穴が吹き込み口より小さくなっているので、ダイレクトに息を吹きかけるよりも効率が良いんです。
そもそもそんなに吹きまくらないと火が強くならないというのは、薪が湿気てますね。
ただ、これに何千円も出すのはどうだろう。
やはり婚活BBQでは、カネ目当ての女子しか寄ってこないのではないか。
このかっこ良さ、男子ウケは良さそうですね。
アウトドアガチ勢であることのアピールにはなるので、同じ趣味の女子と仲良くなれるメリットはあるかも…
エンジョイ勢とは縁遠くなりますが、長い目で見るとガチ勢同士の方が幸せになれると思います。
ここから本題
さて長い前置きを経て、やっとタイトルのプチプライス火吹き棒の紹介です。
偉大な先人達が、ニトリの孫の手で作る火吹棒を開発しておりまして、私もそれを使っていました。
これはパクリではなくオマージュです。
税込410円と、普段100均アイテムを多用する私からすると高価な買い物ですが。
作り方は至って簡単です。
1.頭のクワ部分を、ペンチなどでもぎ取る
2.持ち手のお尻の部分をカッターなどで切り落とす
これだけで火吹筒のできあがりです。
クワ部分はもぎ取らなくても、銀色の連結部を火で炙ると外れるようですね。
私は連結部は残しました。
持ち手を木製や革巻きに改造される方もいらっしゃいますが、私は面倒くさいのでそのままです。
100均シリーズにしようと思って、100円アイテムでも探しました。
キャンドゥの自撮り棒でも作れるんですが、きれいに加工するにはドリルが必要です。
ドリルを出すのが面倒でニッパーでやると、けっこう苦労します。
はい、体験談です。
ダイソーの自撮り棒は324円と高級ですが作りは脆く、ヘッド部分の取り外しは手で何度かねじるだけで取れます。
エンド部分にはメッキのキャップがあり、ストラップを通せる穴が付いています。
このキャップで吹き口側の直径が小さくなっている分、ファイアーブラスターとしてのブースト能力は落ちます。
自撮り棒はヘッドを外した先端が鋭いので、出来上がりの安全性、加工の簡単さなどからニトリが一番オススメ。
次いでダイソー、キャンドゥです。
ちなみに自撮り棒としては、キャンドゥが一番丈夫そう。
2019年7月追記
この記事を書いてから実際にキャンプで2年使用していますが、一番使いやすいのはニトリの孫の手でした。
面倒だからと先端に残した金具が、逆にいい感じなのです。
ダイソーは吊り下げできるのはメリットですけど、それだけ。
先端が鋭利でちょっと伸ばしにくい。
キャンドゥは壊れてバラバラになったので捨てましたw
~追記ここまで
かくして火吹き棒が3本も揃うことになるのであった。
目指せ一人一本!
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