UCOキャンドルランタンを購入!即オイル化してみた
先週末はファミリーキャンプに行く予定でしたが、キャンセルしました。
東京は緊急事態宣言延長中ですし、予約していたキャンプ場のある県も蔓延防止重点措置となりまして…
キャンプに行けず悶々とした日が続く中で、新たに追加したギアがこちら。
UCO キャンドルランタン
UCO(ユーコ)のキャンドルランタンです!
主に雰囲気アイテムとしてメジャーな商品。
雰囲気重視のランタンは既にフュアーハンドのベイビースペシャル276がありますが、バイクやバックパックでのキャンプでも持っていきたいなと。
なのでより小さくコンパクトになる、UCOさんにしました。
アルミ製とブラス(真鍮)がありますが、金色のブラスに。
最近アルミの方はカラーバリエーション増えて、赤や緑がありますね。
リフレクター&収納ケース付きのキャンドルランタンキット2.0なるものもありますし。
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リフレクターはともかく、ケースは欲しいです。
ただし2.0にブラスは無い模様。
収納サイズはハンドルを含まず10.6×φ5cm。ハンドルを入れると12.6×6.1cmぐらい。
重さはカタログ値が250gですが、ろうそく無しの本体だけだと200g。
アルミの方が軽く180g。たぶんろうそく無しで130g。
小窓からろうそくの残量を確認できます。
ろうそくは新品状態で約9時間の燃焼。
上の部分を引っ張って伸ばすと、ガラスホヤが出現。
燃やす時はもちろんこの状態です。
黒い土台を反時計回りに回すと外れて、着火できる状態になります。
はまり方はけっこうユルユル。
さらに黒い土台をおさえながらキャンドルカバーを回すと分離できて、ろうそくが交換できます。
ろうそくの下にはバネが入っており、短くなってきても自動的に押し上げられて良い感じの位置に収まる仕組み。
アナログな仕組みですが、なかなかよくできてらっしゃる。
ハンドルは細いワイヤーで、乱暴に扱うと曲がりそう。
9cmぐらいのチェーン&フック付き。
チェーンが横滑りしないようにワイヤーがへこませてあります。
さっそく火を着けてみましょう。
土台とホヤを分離し、ろうそくがむき出しの状態にします。
ライターやマッチで芯に着火します。
新品なので芯の露出が小さく、火も小さいですね。
ホヤを上からかぶせて、土台と合体させます。
これで少しの風では消えなくなりますよ。
子どもの頃に火遊びで嗅いだ懐かしい臭いがします。
もっと燃え進むと芯の近くはお皿のような形になって、溶けて液体になったロウが皿にたまります。
これはろうそくなら普通のことで、SMプレイでは傾けてロウを垂らすわけです。
UCOキャンドルランタンですと持ち運んだり風に吹かれて揺れた時に、ガラス筒内部で垂れるという問題があります。
お湯で掃除すると落ちるので点火前の儀式とも言えますが、毎回やるのは正直面倒ですね。
なのでキャンドルランタンではメジャーな改造、オイル化に着手します!
キャンドルランタンのオイル化・メリットとデメリット
キャンドルランタンのオイル化のメリットは、先程も書いた通りロウで汚れないというのが一つ。
さらに交換用キャンドルよりも燃費が安くなります。
オイル化した場合、燃料はパラフィンオイルか灯油です。
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安いのは断然灯油ですが、臭いとススの少なさという点でパラフィンオイルがおすすめ。
ガソリンは絶対入れたらだめです。
コールマンの缶で売っているやつもホワイトガソリンなので使えませんよ。
オイル化のデメリットとしては、液体なので持ち運び時に漏れるリスクがあるぐらいですね。
ろうそくだって溶ければ液体ですけど。
オイル化にはインサートが必要
キャンドルランタンのオイル化には、ろうそく部分をオイルインサートというものに入れ替えます。
けっこう色々な商品が出ていますね。
オイル化するにあたり色々調べまして、どうも一番信頼性が高そうなのが雪丘工房さん。
一点ずつ手作りで作っており、逆さにしても気圧変化でも漏れないキャップ付き。
お値段もちょっと高くて、7,920円。UCOキャンドルランタン本体より高いです。
手作りだったらむしろ安いとも思うのですが、実用より雰囲気重視品の費用対効果としてはどうかなーと。
芯の調整や、キャンドルランタンにセットしたままフタができるとか、良いところはいっぱいなんですけどね。
そして私が買ってみたのがこちら。MT.ROCK#のUCO専用オイルインサート。
1000円以下で買える激安品よりは高い、でも雪丘さんほどではない中間の商品。
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自称漏れないことをウリにしていますが、使ってみないと分かりません。
サイズ(キャップ含む) | 84×Φ30mm |
重量 | 約40g(芯・パッキン含む) |
材質 | アルミニウム合金 |
オイル容量 | 約30ml |
持続時間 | 約5時間 |
色は黒と金がありましたが、UCOに合わせて金にしました。
UCOは真鍮なので経年変化により変色していきますが、インサートはアルミなのでほぼ変わらないです。
何年かしたら黒の方が合うようになってしまうかも。
キャップの内側には分厚いパッキン入り。
耐熱パッキンになっており、このフタをかぶせて消火できます。
息を吹きかけても消せるんですが、小学生の時にアルコールランプの授業ではフタで消すよう習いましたね。
吹いたところで燃料のオイルが飛び散って飛び火するとかはまず無いですが。
キャップはUCOの土台、バネの内側に収納できます。
外して置いておくと失くしそうなので、これは便利ですね。
入れたらちょっと取りにくくはあるのですが。
フタをしたままUCOにセットして持ち運べたら最高ですが、これは残念ながら無理でした。
微妙に閉まらなくなります。
真ん中の銀の円盤を外すと、オイルインサートをセットしたまま収納できます。
ただし使う時は円盤は必要で、これがないとインサートがガタガタします。
小さい円盤の方が失くしやすいので、使わない時はインサートは外して、別々に持ち運ぶのが良いでしょう。
雪丘工房のオイルインサートなら、これがセットしたまま持ち運べるというわけです。
芯はガラス&コットン。消耗品で、交換用の芯20cmがAmazonで399円。
燃料が残っているのに消えるのが早くなったら交換ですね。
オイルはフュアーハンドランタンでも使っている、レインボーオイルを使いますよ。
キャンプに持ち出すのはこの300mlボトルですが、買い足しているのはお得な1Lボトルです。
300mlボトルは注ぎ口が細いので、漏斗要らずです。
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オイルインサートの外キャップを開けて、さらに芯の付いたキャップも開けてオイルを補充します。
開口部がそれなりに広いので入れやすし。
芯付きキャップを閉めて、芯がオイルを吸うまでしばらく待ちます。
このキャップにもパッキンが付いていますね。
芯の隣りに穴が開いていますが、空気穴です。
フタを閉めまして、逆さまにしても漏れてきません。
とは言っても持ち運ぶ際は、なるべくフタを上にすべきでしょうね。
ちょっと分かりにくいですが、外すとパッキンの際までオイルが染みているのが分かります。
逆さまで長時間置いておくと漏れるかも?
普通にフタを上にして持ち運ぶのであれば、漏れることは無いでしょう。
やっと火を着けますよ~。
入れるオイルの量にもよりますが、30分ほど待って着火。
芯が黒く燃え焦げずに燃えれば、オイル吸収は十分です。
ホヤを上から被せたら、土台を抑えてホヤを右に回してロック。
あとはお楽しみタイムです!
ろうそくより芯が太いですし、ずっと明るくなります。
とは言ってもガスやガソリン、LEDに比べると暗いですけどね。
その暗さもまた、味と言えます。
ボヤッとごく近くだけを、優しく照らす明かり。
焚き火のお供に良さそうじゃないですか~。
リフレクターは横も上も、大して必要性は感じません。
そんなに眩しくないですし、実用性より雰囲気なので。
上のリフレクターはLEDで使っていて持っていたので、試しにつけてみます。
思った以上に下が明るくなりますね!
リフレクターを付けないと、真下などにそれなりに影が濃く出ます。
ある程度の実用性も求めるなら、リフレクターは付けた方が良さそう。
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購入情報とまとめ
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UCO キャンドルランタン・ブラスのお値段はアルミより少しお高めの4,840円ほど。
現代で最初に持つランタンとしては、LEDランタンの方がおすすめです。
熱くならないし、メンテナンスは電池の交換か充電だけ。
しかしゆらめく炎の雰囲気の良さは圧倒的で、これは燃えるランタンじゃないと中々出ません。
なのでテーブルに置いてサブランタンとして使ったり、焚き火や晩酌のお供に使うには最高ですね。
燃焼中に触ると火傷できる程度に熱くなるので、お子さんやペットには気をつけつつお楽しみください!
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