バイク用品メーカーのキャンプ用ライト!K3 マルチツーリングライトのレビュー
緊急事態宣言まっただなか、キャンプの予定も立たずやきもきしています。
連休明けてもそれほど忙しくもないうち、できれば梅雨前に行っておきたいんですけどね~。
さて本日ご紹介するのは、バイク用品メーカー・キジマさんの商品。
K3 マルチツーリングライトです!
K3というのがブランド名で、バイクでのキャンプにハマるアウトドア商品を展開しています。
今回のライトもその一つ。
ハンターカブに似合いそうな四角いサイドバッグとか、今のがボロくなったら買い替えます。
マルチツーリングライトがプレゼントで当選!
3月にキジマさんのツイッターアカウント @kijima2167 で、プレゼント企画があったんです。
普段あまりプレゼントには応募しないのですが、「バイク用品メーカーが作ったランタン」というのが珍しく試しに応募してみたところ。
まさかの当選ですよ!
マルチツーリングライト本体のほかに、本革ランプシェードと分厚いカタログも。
プレゼント当選、いくつになっても嬉しいものですね。
さっそくですがスペック紹介。
材質 | ポリカーボネート樹脂、アルミニウム |
サイズ | 全長133mm×最大外径 Φ41mm |
重量 | 196g |
防水・防塵等級 | IPX7 |
照射範囲 | スポットライト 約200~300m |
内蔵電池 | リチウムイオン電池 2000mAh |
付属品 | 充電用USBコード(micro-B変換)、アルミカラビナ |
標準税込価格 | ¥3,520 |
続いて、各点灯モードの明るさ。
スポットライト | 3W(200lm・色温度7000~8000) SPOT3~4時間、点滅7~8時間 |
ボディランプ(白色) | 8W(700lm・色温度8000~9000) 最大光量で2~3時間・最低光量で25時間 |
ボディランプ(電球色) | 8W(700lm・色温度3000~3500) 最大光量で2~3時間・最低光量で25時間 |
ボディランプ(赤青色) | 144~216lm 点滅時間7~8時間 |
このへんは公式サイトなどでも分かる情報なので、実際に使ってみてナンボですよね。
マルチツーリングライト 実際に使ってみた
さっそく先日のキャンプで使ってきましたよ!
まずはライト本体。スティックのような形状。
ボディは丈夫なポリカーボネートと金属で、コンパクトな見た目よりずっしり重みがあります。
GOAL ZERO(重さ68g)などの軽量ランタンに慣れていると、あら重い?と感じるでしょう。
とは言え196gなので、バイク移動なら全く問題になる重さではありません。
ルーメナー(220g)よりは少し軽いぐらいですね。
横の白い部分が全方向に光るほか、ライトの底面部がフラッシュライトになっています。
底面にはちょっと段差が付けられており、テーブルに置いてもレンズ面が少し浮くので傷付きません。
ゴツゴツとがった岩場に置く時はご注意。
真上から見たところ。オレンジ色の部分が点灯スイッチ。
吊り下げ用の可動フックがあります。
また、この部分はマグネットになっていて鉄などにくっつきます。
先程のキャップはねじ込み式で、外れます。
外すと充電ポートと、外部出力USBポートが出現。
充電中はポートの横が赤く点滅し、充電完了後は赤く連続点灯状態になります。
真ん中の黒いぽっちは電源スイッチなので、この状態でも点灯/消灯が可能。
オプションのシェードは、一度キャップを外してセット。
シェードの取り付け布ごと締め込み、固定します。
なので強風に吹かれても、まず外れることはありません。
ただし吊り下げていたら、ライト本体ごと吹っ飛ぶことはあるかも。
なかなか可愛らしくて良いですね!
写真の本革シェード(タン)のほか、フェイクレザーのシェードもありますよ。
もちろんシェードは装着せず、ライト単体でも普通に使えます。
シェードがあった方が、ランタン使用時に横方向への光の拡散が抑えられます。
下方向への光が増す、リフレクター効果も多少あり。
ランタンモードは白色と暖色の切り替えが可能で、好みに応じて切り替えられます。
一杯ひっかけながらくつろぐ時は暖色、地図を見たりアリの巣を探す時は白色の方が向いているでしょう。
となりのサイトまで照らしてしまうことを抑制できますし、吊り下げる位置を低めにすれば、自分の目に直接入る光も軽減できます。
結論としては、キャンプに使うならシェードもあった方がおすすめ。
吊り下げ用のカラビナが付属します。
テントのランタンフック、ロープ、枝、色々なものをハンガーにできます。
バイクのフロントキャリアに吊り下げてみました。
やだ何これかっこいい...
使うほど色が濃くなる革というのも良いですな~。
吊り下げず、マグネットで直接バイクの金属部分に貼り付けることも。
これをする時は、シェードは外した方がいいですね。
マグネットは暗い中での緊急メンテナンス時に役立ちそうですよ。
このライトはサイドバッグなど、取り出しやすい位置に入れておきたいです。
フロントバッグに入れてケーブルを繋いでおけば、走りながらUSB充電もできますね。
長旅でも昼間の走行分で夜の電力がまかなえる。
キジマさん、永久機関を開発!?(ちがう)
底面のフラッシュライト、これは暖色がなく白色のみ。
暖色のフラッシュライトは意味がないので、十分です。
けっこう明るくて、200lm。照射距離も200~300mと、かなり長いです。
地面の落とし物を探す時などに、十分な明るさです。
もちろんアリの巣も探せます。
点滅するストロボモードに切り替えが可能。
もう一つ、赤と青のストロボ点滅モードもあります。
これは事故を起こした時に目立たせて周りに知らせるなど、緊急時に使えそう。
高速道路での事故など、後続車に早めに知らせないと危険ですからね。
キャンプで多用するのは、サイドを光らせるランタンですね。
明るさはボタン長押しで無段階に調光できます。
調理の時は明るい方がいいですが、終わったら暗めにしておくと翌朝まで光ってます。
防水なのもキャンプではありがたいです。
雨が降っていればあえて外に晒すことはしないと思いますが、夜露などでも普通に濡れますので。
寝る時はスマホを繋いで充電ということもできますが、電池容量は2000mAhとそれほど大きくはありません。
非常時には使える、というぐらいに考えておきましょう。
実際私も外部出力ポートのあるGOAL ZEROを持っていますが、スマホ充電に使ったことはないですw
購入情報とまとめ・かなり良いライトでした!
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特に深く考えず応募したプレゼントでしたが、思ったよりずっと完成度が高いライトです。
充電式、高い防水性、色切り替え&無段階調光、スポットライトとまさにマルチに使用可能。
サイズ感とマグネットなど、バイクとの親和性の高さもさすがです。
価格も高すぎず安すぎない、絶妙なラインですよね。
ライトは安けりゃいいってもんじゃないのは、キャンプ沼に首まで浸かった方なら分かっていただけるはず。
最近販売開始されたようですが、電池容量が3000mAhに増えたバージョンもあるようですね。
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2000mAhでも1泊ぐらいなら全然余裕ですが、スマホ充電などにも使いたい方は3000mAhを選んでおくと間違いないでしょう。
価格も数百円しか変わりません。
バイクにスマホ充電ポートがある方なら、どっちでも良いと思います。
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ランプシェードは使わない時は薄くなりますし、あった方が良いです。
本革は革の素材色を生かしたタン1色ですが、フェイクレザーは5色あり。
これは好みもありますので、どれでも好きな色で良いかと。
愛車と同じ色を選ぶのも良いんじゃないでしょうか。
長持ちと経年変化を楽しむなら本革です。
機能と価格、性能とデザインと良いバランスでまとまった商品。
特に欠点らしい欠点は無いです!
充電する時に防水キャップを外すのは手間と言えなくもないですが、ポートむき出しで水に弱くなるよりずっと良いと思うんです。
IPX7だと、誤って水中に落としても大丈夫ですからね。
ツーリングはもちろん、普通のキャンプにも、夜間走行の多い方は緊急メンテ用にも。
マルチな用途で、安心して使えるライトですよ。
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