新保製作所のミニ薪ストーブROSEに火入れしてきた
先日、三郷のiLBFさんにフラッと寄った時のことです。
特に欲しいものがあったわけじゃないんですが…店頭に、あったんですよ。
ミニ薪ストーブROSEとの出会い
新保製作所さんのミニ薪ストーブ、ROSE!!
新保さんのWEBサイトなんかで見ていて、窓が大きくていいなーとは思っていたんです。
窓のサイズは縦310mm×横210mmですよ。火がよく見えそうですよね。
しかし「ミニ」だと薪のサイズを選ぶかなー、と思っていまして。
実際に展示現物を見て、そのへんに転がっている薪を入れさせてもらったりして…
斜めに入れれば、一般的なサイズの37~38cmぐらいは十分入ることが分かりました。
新保製作所は北海道の小樽なので、現物を見られる機会は中々ないですよ。
これはもうiLBFさんに敬意を評して、買うしかないですよね!
在庫もあるとのことでしたので、さっくりお持ち帰りしました。
ミニ薪ストーブとはいえ、これまで使っていた焚き火の箱に比べると十分でかいです。
収納は家に余っていた、620サイズのホームボックスに入りました。
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ただし前部の窓受けパーツと、バラの取っ手は外さないと入りません。
そしてボックス内に、煙突が余分に入るスペースも無く。
炉内にはエビ曲や30cmぐらいの短めの煙突が、少しだけ入ります。
新保さんが専用のケースかバッグを作ってくれるでしょう。たぶん。
デイキャンプで燃焼テスト
仕事の合間に、若洲公園に火入れにきました~。
東京23区内でテントなどが張れて火も気兼ねなく使えるのは、ここと城南島だけですかね。
テントだけ、焚き火だけなら他にもあるみたいです。
まずは前面下部に、扉受けを取り付けます。
蝶ネジを2つ、外しまして~。
窓を開けたときに受けるパーツを取り付けます。
付けっぱなしにしたいので、専用収納ボックスの登場が待ち遠しいです。
工作が得意な人なら、自分で作るのもいいかも。
炉内を保護するためにロストルを敷くのが望ましいのですが、頼んでいる鋳鉄のものが間に合わなかったので安い焼き網を使いました。
手で直角に曲げて、嵩上げしています。
今日だけ保てばいいとしても、ペラペラで不安…
無いよりはマシでしょう。
煙突は窓を正面から見ると、左側に横出し。
今の所は、この横出しタイプしかありません。
炉内に着火剤と小割の焚付をセットして、燃やしていきます。
最初は塗装を焼き付けて安定させるため、控えめに。
小割の薪だけで、15~20分ぐらい。
火が消えない程度に、控えめに小割を追加し燃やしていきます。
独特の塗装が焼ける臭いがしてきます。
ちょっとずつ薪を太くしていきます。
ガラスにススが付いて、写真を撮っている姿がよく反射します。
今日の煙突は横引きはほとんど無く、ほぼ縦。
塗装の焼き切りがメインです。
薪は窓を正面に見て右サイドからも入れられます。
むしろ本来はこっちなんでしょうね。
調整可能な給気口もこちら。
上向きなので、薪が爆ぜても外に火の粉が出ることは少ないはず。
背面側。補強板が貼り付けてあります。
遠目に見たら分かりません。
煙突側。ここの蝶ネジを外すと、火の粉止め(中子)を交換できるようになっています。
一番火を受ける、消耗品ですからね。
天板を上から。フタは外して調理が可能です。
塗装の焼きが終わるまで、やかんや鍋は置かない方がいいそうですよ。
跡が付いちゃうようです。
小割はやや太く中割ぐらいにして、量も増やして本燃焼させます。
これで30分ぐらい燃やして、臭いもしなくなったので完了とします。
熾きと灰まじりの炉内。
ミニと言っても、けっこう余裕はあります。
この日燃やしていたのは1時間ぐらいですが、一晩ぐらい余裕そう。
ロストルにした網は、予想通りグニャグニャに。
据え付け型なら灰を敷いて保護してもいいんですが、キャンプに持ち運ぶならロストルの方がいいかなーと思います。
斜めにしたときに、汚れてしまいそうな気がして。
炉内は完璧に綺麗に清掃するわけじゃないです。
大きな熾きは崩して、冷えたらスコップで軽くすくっておしまい。
もし綺麗にするなら、100均の小さいホウキがあるといいかも。
ちょっとだけ使った感想
1回だけですけど、使ってみた感想を。
やっぱり大きな窓はいい!
火が燃えるのが見れないと、薪ストーブの楽しさは半減すると言ってもいいです。
ミニでもけっこう場所を取ってしまうので、持ち運びは決して楽ではない。
長い煙突は炉内にしまえないので、覚悟が必要です。
重さは10.2kgなので、それほどでもないです。
燃焼効率はとても良かったと思います。
実際に煙突を横引きにしたら、もう少し落ちることが予想されますが。
窓が大きく開くんですが、これはちょっと開けにくい。
赤いバラみたいな金具の取り付けを、私がミスっているだけかもしれません。
バラを動かしても、ロック金具が一緒に動いてくれないので…
(正しい取り付け方法が分かり次第、写真を更新します)
実際にテントへのインストールは、また別の記事にて!
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