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冬キャンプの暖房・結局どれがいいのか?

まだ2025年、キャンプ初めできておりません!

年末年始の発熱はもちろん治っているのですが、鼻詰まりが解消されなくてHPが上限まで完全回復しない感じです。

こんなときは過去のキャンプ記事からのまとめをするに限りますw

冬キャンプに最適な暖房は何か?

本日のテーマは、「冬キャンプに最適な暖房は何か?」です。

先に結論から申しますと、

「人による」

が答えになりますw

車なのか徒歩なのか、経済性重視なのか暖かさ重視なのか、キャンプスタイルが違えば全然違ってくるんですよね!

どういった暖房がどういうスタイルにハマるのか、次項から説明していきます。

薪ストーブ

冬キャンプの二大暖房の一角、薪ストーブ。

風を防ぐシェルターと併用することで、真冬でもぬくぬく暖かいキャンプが可能になります!

煙突から排煙するので、一酸化炭素中毒リスクも低いです。

ガラス窓付きの薪ストーブを使えば、炎が燃える様子を目で見て楽しむこともできます。

暖かくてキャンプ気分も最高に味わえる!というのが薪ストーブの良い点ですね。

もちろんメリットだけではなく、デメリットもあります。

薪ストーブのデメリットその1、設置がそこそこ面倒

シェルター内に薪ストーブを設置する場合、煙突の通り道を安全に確保して、テントが燃えないよう安全性を確保する必用があります。

これをミスるとテント火災まっしぐらです。まだ煙突にサーモバンテージ巻いてる人いるのかな?

(なぜか人気の間違った方法なのでやらないようにしてください)

薪ストーブのデメリットその2。燃費が悪いです。

最近は広葉樹1束1000円ぐらいもする薪ですが、2束から3束を一晩で消費します。

2000円から3000円ですよ。電源サイト使用料と比べてみたら、馬鹿らしくなりますねw

それでも使うのは、格別に暖かくて見た目でも楽しめるということに価値があるからなんです。

薪を大量に安く確保できる方法があれば、使いやすくなるでしょう。

製品は色々ありますが、ファミリー用なら煙突セットの一体型商品が使いやすいです。

私がファミリーキャンプで使っているのはワークタフストーブ380です。


レビュー記事:二次燃焼する薪ストーブ!ワークタフストーブ 380 両面 レビュー

ソロでは小さく畳めるチタンのPomolyです。

ソロ用でも使用時にはある程度の大きさがあり、薪を切らずに入れられるのがいいですよ。

レビュー記事:一式2.3kgの超軽量 窓付きチタン薪ストーブ・Pomoly TIMBER レビュー

灯油ストーブ

冬キャンプの二大暖房のもう一角が灯油ストーブです。

使用中に上着を脱げる薪ストーブほどの熱量は出せないものの、寒さで手の感覚がなくなるとか耳が痛くて取れそうになるということはなくなります。やったね!

灯油ストーブの機種にもよりますが、燃費は薪ストーブに比べると優秀です。

最近は灯油も高いですが、それでもなお灯油のほうが安価です。

私が使っているフジカ・ハイペットですと、一晩で5Lあればお釣りがきます。

灯油1Lが100円としても、500円で済む。

もっとハイパワーな大型灯油ストーブでも、10Lあれば足りてしまいますね。

灯油ストーブは設置も簡単です。箱から出して灯油入れるだけですから。

デメリットとしては一酸化炭素中毒リスクがあることと、結露が出やすいことぐらいですね。

十分な換気をしながら使えば大丈夫です。結露はある程度諦める。拭いて風通して乾かしましょう。

私が使っているのはこちらのフジカハイペットです。いつの間にかAmazonで売られるようになっていました。

火力としては少し低めながらも、サイズ感といい燃料の漏れにくさといい、ことキャンプにおいて最高級の灯油ストーブです。

レビュー記事:フジカハイペット 7年使用してレビュー

電気暖房

続いては電気の暖房。電気ストーブやホットカーペットです。

一酸化炭素を出さないので、閉め切ったテント内でも使えるのが最大のメリット。

電気ストーブは火災リスクがあるので、近くに燃えやすいものを置かないという注意は必要です。

ホットカーペットは安全性が高いので、寝ながらでも使えます。

こたつも電気暖房ですね。ホットカーペットの上でこたつ布団をかけたテーブルを使うだけです。

電気の暖房で空間全体を温めるのは難しく、身体を温めるのが目的となります。

そのため他の暖房、灯油ストーブなどと併用するパターンが多いと言えます。

大容量のポータブル電源があっても一晩で使い果たすので、電源サイトで使うのが手っ取り早いです。

電気毛布など省電力な暖房器具なら、ポータブル電源でも大丈夫。

カセットガスストーブ

ラストの暖房器具はこちら、カセットガスストーブ。

カセットガスボンベを使う、お手軽なストーブです。

お手軽な分、熱量は低めで燃費も高くなりがちですが、持ち運びやすいので補助暖房として人気があります。

一酸化炭素中毒リスクも火災リスクもあり、ごく低温では使えないなどメイン暖房にするにはちょっと頼りない点もありますね。

ただとにかく手軽で素早く暖が取れるのがメリットですから、使い方ですね。

早朝に他のストーブで空間が暖まるまでのつなぎですとか、焚き火と併用するとか、機動力を活かした立ち回りができます。

大きさもそれほど大きくなく、カセットガスはどこでも買えるので非常用としても優秀ですね!

私が使っているのはイワタニのFORE WINDS アウトドアヒーターです。


ユニフレームのUH-C(廃盤)よりサイズが大きく、暖かさも大きいです。

発売時よりもけっこう安くなっていますね。

レビュー記事:イワタニ FORE WINDS アウトドアヒーター レビュー

焚き火はどうなのか

焚き火も古来から暖を取る方法として使われていますので、もちろんアリです!

大人数でのグループキャンプなど、シェルターも限られますから焚き火になっちゃいますね。

焚き火の炎だけで暖かさを得ようとするとかなり炎を大きくする必要がありますので、耐寒性の高い服を着ておくことが重要になります。

天候によっては焚き火できなくなることもあるため、焚き火ができなくても凍えない防寒対策が望ましいです。

もっともキャンプらしさを味わえるのが焚き火ですが、風を遮る方法ぐらいは目星をつけておいたほうがいいです。

タープを風よけに張るとか、林間サイトを選ぶとか。

あとは温泉に入って、身体が暖かいうちに寝る!

暖房の話じゃなくなっていますねw

まとめ・自分のスタイルに合う暖房を選ぼう

一覧表にまとめました。

設置難度暖かさ運搬性燃費一酸化炭素
薪ストーブ高いとても暖かい中~悪高額低い
灯油ストーブ低いやや暖かい低額高い
電気暖房低い少し暖かい低~中低い
ガスストーブ低い少し暖かい中~高高い
焚き火炎の大きさ次第薪次第高額低い

車で行くオートキャンプで、設置と撤収の時間が十分に取れて、お金がかかっても暖かいのがいい!ということでしたら薪ストーブ。

面倒くさいのは嫌だからそこそこ暖かければいいかなー、車はあるよ!ということでしたら灯油ストーブ。

電源サイトを抑えられて、小さい子連れなど安全性を重視するなら電気ホットカーペット。

ガスストーブは補助暖房や、ソロでちょろっと使うには最適。徒歩でもどうにか持てる。

焚き火は服で防寒できていないとつらい。現地で薪を調達できれば荷物は少ない。

冬キャンプは防寒具や寝袋で荷物量も増えます。キャンプ場で暖房器具のレンタルなどもありますので、そういったものを使うのもいいですね。

キャンプ自体が初めてでしたら、暖房付きのバンガローなどにしておくといいですw

安全に冬キャンプを楽しんでくださいね!

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