強風襲来!ペグが折れる・吹っ飛ぶ西の海キャンプ場【ソロキャンプ】
仕事が少し空いたので、山梨県の西湖にソロキャンプに行ってきました!
とはいえ天気は夜から雨予報。
本当はカヤックもしたかったのですが、雨キャンプでカヤックもしたら大変なので積み込まず。
予約なしで行けるキャンプ場を目指します。
出発が遅かったので、昼食はちゃちゃっとパーキングエリアで。
こちらは石川PAの冷や汁そば。味は普通でした。
河口湖インターを降りたら、いつもの渡辺製材所さんで薪を購入。
5月7日から、広葉樹の薪が300円から400円に値上げしたようです。
前は安かったので、平均的な値段になったというところですね。
雨予報でどれだけ焚き火できるか分からないですし、前回の余りもあるので一束だけ購入。
こちらの焚き付けは変わらず、200円。
もし冬のソロだと、広葉樹2束とこの焚き付け1束ぐらいは欲しいですね。
天気予報では最低17度の予想なので、気温的には問題なさそう。
それよりも風が5mというのが心配です。
安全に焚き火できる風速って、大体3mぐらいまでじゃないですかね。
10mまでいくと、キャンプ自体をキャンセルです。
本日のキャンプ場はこちら!って看板が映ってないですが。
「西の海キャンプ場」です。公式サイトなどはございません。
「予約不要」「穴場」という他の方のブログを見て、決めました。
湖なのに海とはこれいかに、という疑問を持つ方もいらっしゃるかもですが、私はスルーしました。
気になる方は現地に行って聞いてください。
写真左側の建物が受付になっていますので、まずはここでチェックインしてください。
大人1人、1泊1,000円です。安いですね!
子供は半額の500円。
最初に伺った際は、おっちゃんが爆睡していまして、声かけても起きないので外で待っていました。
気配を感じたのか、おばちゃんが出てきてくれて受付完了。
「今日は風強いですけど、大丈夫ですか?」と優しいお声をかけていただきました。
どっちかと言うと大丈夫じゃないですけど、ソロですしダメだったら逃げ帰る感じで。
ちなみにおっちゃんはこのやり取りの間、起きることはありませんでした。
キャンプ場は航空写真だとこんな感じ。
西湖の湖岸がキャンプサイトで、車で下りる際は浜の家キャンプ場の前あたりから。
歩きだと樹木の切れ目が数か所あります。
西湖側と道路を挟んで反対側に受付や炊事場、トイレがあります。
「浜の家キャンプ場」と隣接していますけど、そちらの宿泊はバンガローのみです。
テントを張ってのキャンプは西の海キャンプ場になります。
トイレはこちら。公園のトイレという感じ。
男女共同、4基です。
ちょっと古いですが、掃除はされていますし、紙も備え付けられています。
しかも暖房便座ですし、私としては十分です。
高規格好きな奥様は文句言いそうな気がする。
トイレの近くに炊事場。
集会用のイスが大量にあるので、団体さんがBBQとかする時はこのへんなのかも。
左側に灰捨て場が写ってますね。
こちらが灰捨て場。
他のゴミは100円でゴミ袋を買えば捨てられます。
ソロだと大した量は出ないので、持ち帰りましたよ。
炊事場。こちらも公園っぽいです。
水が欲しいだけで坂を上がってくるのは面倒なので、ウォータージャグがあった方がいいですね。
こちらはシャワーのようですが、利用しませんでした。
1回〇円という文字が色あせて読めません。
近くに日帰り温泉「いずみの湯」があるので、そっちに行こうと思ってました。
キャンプ場に100円割引券も置いてありましたので。
おっさんのソロキャンプには十分な設備ですが、万人におすすめできる感じではないですね。
古き良き感じで、空いていましたし私は大歓迎です。
実際、またソロキャンプでは行くと思います。
奥様はうるさそうなので連れて行かないですw
サイトから富士山は見えません。
天気が良ければ、坂を上がった時に先っちょだけは見えるらしい?
それにしても風が強く、湖なのに波がザブングル状態。
雨もパラパラ降っています。
他のお客さんのテントは1張、画像奥の方に写ったウェザーマスターの方のみ。
車は何台かいましたが釣りのお客さんだったようで、ほどなくして居なくなりました。
これはサイトの南側の方。
カヤックが打ち捨てられていますが、使えそうなので別に廃棄しているものではなさそう。
恐らく近くにレンタル屋さんでもあるんでしょう。
最初このへんに張ろうかと思いましたが、中学生ぐらいの子供達が湖岸で遊んでいまして。
奴らの動線を観察すると、ほど近い浜の家キャンプ場から来ている様子。
遊び場所を奪うのも悪いですし、近くで遊ばれてもうざいので、お互いのためにサイトの真ん中まで移動しました。
今回は悪天候でタープを張れないことを見越して、テントはサーカスTCです。
タープ無しでも快適に篭もれますので。
サイトは砂利なので、サンドペグを使ってみました。
3本だけしか用意してないので、風上側だけに打っておきます。
写真では半分ぐらいしか埋めてないですが、この後しっかり頭まで打ち込みました。
そしてすぐに折れていくぅー!
砂利だと鍛造ペグでも必ずしも安定しませんので、設営中にも砂利がゆるんで1本吹っ飛びました。
こんなに風が強ければ、「X打ち」を使わざるを得ない。
ということで、エリッゼステークを普通の角度で打った後、ユニフレームのステンレスペグで抑え込むように打っています。
エリッゼが浮かないよう、ステンレスがフタをする感じです。
張り綱にはダブル打ち。
この写真では小川のプラペグと、中華鍛造ペグです。
砂利や砂なら固くはないので、接地抵抗の大きいプラペグも出番があります。
力を分散できて、いい感じです。
ただし地面がぬかるんでドロドロになっていたりすると、このへんの小手先のペグ技では無理ですね。
岩や樹木、車など、重い物に括り付ける方が良いです。
やっと建ちました。ここまで1時間近くかかってます。
風上の左側だけ歪んでますね。
逆側から。張り綱も風上は多めに付けております。
吹いてくる向きが一定だったのは、不幸中の幸いでした。
テント遠景。ぽっつーん。
人によっては寂しいと感じるかもですが、嬉しいですね。
もっと湖から離れたら、ペグがそれなりに抜けにくそうな土のところもありました。
テントの右にある白いものは、ボートです。
もしかしたら、重石に使えるかなと思って近くに張ってみました。
結果として使ってませんし、ボートが風上側なので、車を風上に置きたいのに邪魔になってしまいましたが。
車は横にピッタリ付けるぐらい近付けないと、風よけとして無意味です。
風が強いながらも、雨がそれほど大した事が無かったので心折れずにいけました。
一旦区切りまして、次回に続きます!
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