【2019冬】グリンヴィラで快適・平和なキャンプ初め【後編】
大子広域公園グリンヴィラのキャンプ、後編です。
前編はこちら
【2019冬】最強の高規格キャンプ場、グリンヴィラでキャンプ初め【前編】
1月は日が暮れるのも早いので、晩ご飯も早めに準備します。
薪ストーブに火を入れ、ダッチオーブンで調理を始めます。
この日のメインはポトフですよ。
ウインナー、ベーコン、キャベツ、ニンジン、じゃがいも、玉ねぎを切ってブチ込み、コンソメと塩コショウを味見しながら適当に。
とっても簡単です。
もう1品、俺だよ俺、ハンバーグだよ!
冷凍のハンバーグを、ユニフレームのちびパンで両面焼いて、黒瀬スパイスをかけただけ。
これだけですが、かなりうまいです。
ちびパン、なかなか使い勝手が良くて最近よく使います。
|
2枚セット、フタ付きがおすすめ。
4人家族でも1人1枚は不要ですし、ソロでも2枚あれば洗わず色々できます。
あとは白米も。今回ちょっと焦げました。
簡単な料理ばかりですが、すごくうまい。
何なんでしょうね、キャンプというのは魔法ですね。
都内で高い肉とか食っても普通にうまいんですが、それを安い料理で簡単に超えることができるのがキャンプだと思います。
レストランでは「うん、うまいね」ぐらい。
キャンプだと、「ウンマァァーーーーー!!!!」
じゃないですか?
もちろん、調理失敗すればマズいものもありますが。
食後は家族全員で洗い物。
正直なところ2人もいれば余裕ですが、あえて子供にも手伝わせています。
洗いは大人、次男がすすぎ、長男が拭き上げと作業分担しています。
炊事場は熱めのお湯が出るので、ハンバーグを焼いて油ぎったフライパンも余裕です。
もちろん温泉も入りましたよ。
19時すぎに入ると、割と空いてました。
寝る前に温まりたい人が多いので、遅い時間ほど混みます。
センターハウスにセブンティーンアイスの自販機があって、思わず買ってしまいました。
温泉で温まって、アイスを食べて、また薪ストーブで温まる。
なんと贅沢なんでしょうか。
戦時中なら非国民と批判を受けることでしょう。
オガライトと針葉樹の薪を交互ぐらいに足していきます。
オガライトの方が断然火持ちいいですね。
燃えカスが長く残ってしまいますけど。
|
ネットで買うより、ホームセンターの方が安いはず。
奥様と子供たちは身体が温まっているうちに寝る、と22時前には寝る体制に。
これは次男の寝床です。
ローコットにサーマレストのZライトソルを敷いた、断熱&くそ寝相対策。
寝袋はモンベルの-1℃対応封筒型ファミリーバッグ#1に、ボアフリースインナーを重ねて。
|
一応電気毛布も併用しました。
ヒートテックのシャツに、フリースと暖パンという冬にしては軽装で、全然寒くなかったそうです。
むしろ暑そうでした。
長男と奥様はエアーベッドに電気毛布。
寝袋はモンベルのバロウバッグ#0と、イスカのアルファライト1000EX。
ともに限界温度は-10℃以下の低温に対応できるものなので、暑かったはず。
実際長男は、途中で寝袋から這い出てきていました。
寒がりの奥様も、さすがに全然寒くなかったそうです。
寝ている家族の横で、私はもう少し飲みます。
温めるだけでホットワインになるグリューワイン、今日は白。
シェラカップに入れて、ストーブ天板で温めて頂きます。
赤よりクセがなく、飲みやすかったです。
首都圏によくあるコーヒー屋のカルディで、大が1,000円、ハーフが400円ぐらいで売ってます。
いい感じに酔って眠くなったので、いつもより早めに就寝。
この時の外気温は1℃、テント内は15℃ぐらいです。
ちょっと風があって、外に居るとすごく寒く感じます。
私の寝床はローコットに電気毛布、そこにナンガのオーロラ450STD。
コットに敷くのが電気毛布だけですと断熱ができず、朝方は普通に寒かったです。
|
断熱さえできれば、ちゃんと快適使用温度の‐4℃は大丈夫なはず。
ヒートテックにフリースという薄着だったので、もう1枚着ていれば良かったという説もあります。
寒くて目が覚めましたが、それほど冷え込んだわけではなかったです。
曇りだったおかげで放射冷却が起こらなかったんですね。
最低気温が-1℃だったようですが、テントなどは凍っていません。
朝はセンターハウスで、地元のパン屋さんのパン販売があります。
寝ぼけて写真撮り忘れたので、去年の写真になります。
販売時間が短く、美味しそうなパンは売り切れるので行列ができます。
子供たちはアスレチックに行かせて、のんびり撤収作業を始めます。
新しく買った冬用寝袋は、近々詳しくレビューしますよ。
薪ストーブもススを払いながら片づけます。これが毎回けっこう面倒です。
組み立ては慣れたので気にならないんですけどね。
煙突にべったりと付着した、黒いタール。
薪は乾燥していましたので、冷たい風で煙突が冷やされて、煙も冷えてしまったためです。
これを防ぐには2重煙突にして保温するといった対策がありますが...
キャンプで使うにはどうしても避けられない部分もあるでしょうね。
以前、この写真のように煙突の大部分がテント内に納まる出し方の時は、タールの発生はほぼありませんでした。
面倒だけど、タケノコテントの屋根に穴を開けるしかないか...?
当面は毎回使用後の掃除で対応するつもりですが。
レイトチェックアウトにしまして、のんびり13時頃に撤収。
冬は16時までの延長が1,300円です。
フォレスパ大子も行きたかったんですけど、あまり気温が上がらず寒くてやる気が起きませんでした。
帰り道で茨城のソウルフード、坂東太郎の煮込みうどんをいただきます。
うどんにしてはお高めですが、うまかったです。
帰りは特に渋滞もなく、夕方には家に到着。
日曜でもあまり混まない、常磐道の良いところですね。
まとめ
大して冷え込まず、また大して事件もなく、快適かつ平和に過ごせました。
もちろん事件は無い方がいいんですが、ブログ的には淡々とした感じになってしまうのが困るところです。
以前の修羅場:最高のキャンプ場グリンヴィラで、最低な夫婦ゲンカ
最近のキャンプでは、奥様も過去の蛮行を悔い改めたのか、色々と手伝ってくれるようになりまして。
炭の処理なんかもできます。
寝袋も畳めます。
自分が座る椅子を広げるだけだった頃に比べると、すごい進歩ですよ。
煙突のタール問題がありましたが、これは人の性格と違って、工夫でどうにでもなりますからね。
しかし帰り際。
「このクツ、脱ぎ履きしにくいわ。新しいの買ってもらうけんの」
...こういうところはあまり変わっていませんでした。
Sponsored Link