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ポータブル電源で使えるモバイル石油ファンヒーター!コロナ FH-CPF25A

バタバタしてる間に、すっかり冬本番です!

冬キャンプ楽しんでいらっしゃいますか~?

防寒着が一番重要なのは言うまでもないですが、暖を取る方法が複数あるに越したことはないです。

今回は比較的敷居が低いお手軽暖房、石油ファンヒーターを紹介しましょう。

コロナ ポータブル電源対応石油ファンヒーター FH-CP25Y(G)

国内の寒い地方では知らない人は居ないであろうストーブメーカー、コロナの「ポータブル電源対応石油ファンヒーター FH-CP25Y(G)」です!

購入したのは昨年ですが、ほぼ家でしか使ってませんでした。

ストーブで暖を取る、元気な頃のみーこさん。

ちなみに自宅リビングで暖房これ一つだとパワー不足ですが、床暖なども入れた上で補助的に使うと、部屋がポッカポカになります。

ぽかぽかじゃなくてポッカポカですからね。ぽかぽかの上級です。

この度やっと外で使っての撮影ができたので、記事になったってわけですよ。

色はグリーン。オリーブドラブ的な、濃く深い緑です。

コロナストア限定でベージュ色「FH-CPF25A(CF)」、Amazonで鹿番長キャプテンスタッグコラボのベージュ色「FH-CP25CS」、新色ナイトブラック「FH-CPF25A(KN)」などのバリエーションがあります。

中身は同じもので、価格も大体同じぐらい。緑が他より安くなりやすい気はします。


使う前に各部の紹介

実際に使ってみる前に、各部を紹介します。

ON/OFFスイッチやタイマーなど、操作系はすべて前面上に集中しています。

詳しくは取扱説明書をご確認ください。

「ボク説明書読まない人なんだよねー」って人も火器で危険性のあるものですから、がんばって読みましょう!

WEBでも公開されています。リンク先で FH-CP25Y をコピペし検索してください。

操作についてですが、キャンプでしか使わない方はON/OFFと、標高500m以上で使う時は左下の山ボタンを押すということだけ覚えておけばいいです。

背面側。使用時は壁との間隔を15cm以上開けましょう。

上の銀色部分が温風空気取り入れ口、下の黒い丸が燃焼用空気取り入れ口です。

どちらもホコリがたまらないよう、たまに掃除機で吸いましょう。

背面左下に水平器があります。

水平器を真上から覗き見て、三角コーンの下が赤い丸の中に収まる状態で使用しないといけません。

上の写真のように赤い丸からはみ出している状態では、本体が斜めということになり不完全燃焼につながるため、使ってはいけません。

段ボールの切れ端などを地面との間に噛ませて調整しましょう。

前面。黒いスリットから温風が吹き出します。

ルーバー角度は固定で変更不可。

前面の空間は1m以上開ける必要があります。

温かいからといって足をくっつけたりしたら駄目で、タオルを乾かすために近づけすぎるのもNGです。

炎が剥き出しにならないので、他のストーブに比べると安全な暖房ではあるのですけどね。それでも炎ですので。

灯油タンクは別体式。コロナの「汚れま栓」で、扱う際に手が汚れにくいタンク。

給油時はタンクだけ抜いて、タンクのフタを開けて給油します。

運搬時にはできるだけ灯油を抜いて、この黄色いキャップを付けます。

黄色いキャップが付いていれば、脱着できる灯油タンク内には灯油が入ったままでも大丈夫。

燃焼させる時は白い灯油フィルターに付け替えると、灯油タンクから本体に灯油が流れる状態になります。

白いフィルターと灯油を抜く用のスポイトの2点を、ストーブと一緒に持ち運ぶことになります。

専用ストーブケースにはコレ用の別体ポーチも付いてきます。


私はこのケースまだ買っておりません。もう少し安くて良いケースが無いかなーと探して、1年以上段ボールのままですw

ハード、ソフト色々探していますが結局純正を超えなさそうなんですよね。

ポータブル電源で使ってみる

長らくお待たせいたしました。いよいよ点火です。

オイルフィルターは黄色から白に付け替え、灯油タンクセット済み。

ポータブル電源は、AC出力が100Vで200W以上あれば使えます。

けっこう小型のポータブル電源でも大丈夫ですね!

スイッチを入れると予熱が始まり、PRESETに設定温度、ROOMに現在の室温が表示されます。

5分~7分ぐらい待っていますと、ビーという音とともに燃焼がスタート。

予熱から燃焼開始して数分までが電力消費が大きいタイミングになりまして、168Wぐらい消費してました。

設定温度に近づき安定燃焼状態になると、消費電力は限りなくゼロに近くなります。

スペック上は14W消費とのことですが、そこまで行くことはほとんどなく。電力消費は驚くほど低燃費です。

屋外の開放空間で使っても吹き出し口付近しか暖かくないので、せめて風よけしたところ(シェルター)で使いましょう。ストーブは防水ではないので、屋根も要ります。

隙間だらけのカーサイドテントで使ってみましたが、けっこう温かさを感じます!

防寒着を脱げるほどではないですが、凍えることもなく心穏やかに過ごせますよ。

隙間だらけなので、一酸化炭素中毒の心配も少ないですね。ゼロとは言ってない。

この石油ファンヒーターですが、キャンピングカーや車中泊で使われている方も多いんですよね。

密閉空間での使用はメーカーが禁止しているため、窓を少し開けて換気しながら自己責任で使うことになります。

私もステップワゴン車中泊でやってみましたが、30分も使うと暑いぐらいに暖まります。

熱が出るのは前方だけなので、かなり扱いやすいですね。

燃えやすいものを遠ざけて、水平をしっかり取って、換気をしながら、一酸化炭素警報機も使い、そばを離れる時や寝る時は消す。これらを守った上で、自己責任で使うことになります。

事故が起こっても自分のせいですから、自分の身は自分で守りましょう。

撤収して持ち運ぶ前に灯油抜きが必要

使い終わって持って帰る前に、灯油抜き取り作業があります。

タンクを取り出してオイルフィルターを外すと、下に灯油が溜まっているのが見えます。

スポイトでできるだけ吸い取りましょう。

抜いた灯油は灯油タンクにでも戻しておきます。

完全にゼロの乾燥状態にしなくても大丈夫です。黄色いキャップを付けて、なるべく傾けずに持って帰りましょう。横倒し厳禁。

抜き取りはそれほど難しくはない作業ですが、地味に時間はかかりますね!

付属の小型スポイトじゃなく、大型で吸いやすいスポイトが欲しくなります。

そうすると持ち運ぶ時に邪魔になるというジレンマ。

本体タンク内の灯油を簡単に外に出せるドレン蛇口みたいなの付けてくれませんかね。

まとめ


ソロ~デュオぐらいの少人数キャンプにちょうどいい、省電力の石油ファンヒーターです。

前面以外は熱くならないというのが、キャンピングカー適正高いですね。

大型ツールームテントをこれ1台で暖めるにはパワー不足ですので、他の暖房(対流型石油ストーブですとか、ホットカーペット、電気毛布など)と併用して使うと良いでしょう。

少し大きい3.3kwタイプもあり、家族でしか使わない時はこっちがいいですね。

ソロだと3.3kwは使いにくくなりそうです。特にキャンピングカーや車中泊では、大きさがアダとなるでしょう。


専用ケースはもう少し安くしてほしいところですw

バラで買うと3.7万円~4万円ぐらいするのですが、セットで3.3万円というのもありました。ご検討ください。


持ち運び前に灯油を抜くというのがちょっと面倒ですが、しっかり暖かくて安全に扱いやすく、低電力。他は特に大きな不満はないですね!

今後も家でキャンプで、活躍してくれることでしょう。

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