CT125スライドキャリアとSP武川ピリオンシートを併用するためDIY
梅雨明け前から30℃を超えるような暑さ。
バイクで出かけようとヘルメットを被って外に出て、暑さのあまりそのまま車に乗って出かけたりしてしまいます。
ヘルメットとジャケットは脱いで後部座席にw
ソロキャンプは今月あたり、天気の様子を見ながら行けたら行く感じで。
本日はバイク関連記事、それもかなりコアな内容になりますw
ピリオンシート狭すぎ問題
以前の記事で取り付けました、こちらのスライドキャリア専用ピリオンシート。
1人で乗る時はバックレストになるというアイディアは素敵なのですが、いかんせん横幅が狭い。
座面の幅が22cmぐらいしかありません。
狭いのでケツ全体が載らずにはみ出し、パッセンジャーは足で踏ん張る時間が長くなります。
CT125のタンデムステップはスイングアームに直付けされています。バネよりも下です。
つまり路面ギャップを拾って足がガツガツ突き上げられ、ものすごく疲労がたまるという結果に。
「前のやつの方(SP武川ピリオンシート&自作バックレスト)が疲れにくかった」という長男の声を受けて、余っているSP武川ピリオンシートを改造することにしました。
スライドキャリアを後方に下げた時、レール内側の幅は約29cm。
SP武川ピリオンシートの幅は30cm。レールに当たってしまい、浮いています。
レールに体重がかかるのもあまり好ましくないですね。
ピリオンシートに下駄を履かせる
SP武川ピリオンシートの裏面です。これを嵩上げするような、下駄を履かせてみます!
シートは他でもまた使えるよう、無加工のままいってみます。
こちらが2×2(ツーバイツー)の端材で作った下駄です。漢字の「日」型。
木材同士は角でコーススレッド固定。
赤矢印の3つはノミでくり抜き、シート前方の爪が引っかかります。
青矢印の2個所は直径6mmの貫通穴。
ピリオンシート側には最初からM6用ボルト穴が2つありますので、下駄の固定に使ってしまおうと。
後方のバネフック的なやつも引っ掛ける穴を作るともっと安定するかもしれませんが、この5点留めでも大丈夫そうなので今回はこれで。
L字金具を木に打ち込み、引っ掛けるぐらいしてもいいかも。
キャリアとの接触面に、薄いゴムシートを貼り付け。
キャリア面の段差に合わせて各部ゴムシートの厚みも変えてやれば、よりしっかり載るでしょう。私は面倒だからやりませんけどw
真ん中の木についたゴム足は、ズレ防止&位置決めになります。
純正キャリアを固定する2つのボルトにアクセスするための穴、これにゴム足をハメてずれないようにしちまおうという作戦です。
写真は位置がピッタリ合うよう、マスキングテープと両面テープで木に仮止めしようとする直前。
ゴム足はΦ22mm。
下駄の側面にはM6の鬼目ナットと、余ったゴム足を取付。
鬼目ナットの位置が水平じゃないですが、キャリアのレールに現物合わせした結果です。
M6×35のボルトでレールに取り付け、固定します。
手で締めたり外したりできる蝶ネジの方が便利かもしれませんけど、目立たなさ重視で六角キャップボルトにしました。
レールに固定するのはあくまでもズレと外れることの防止で、レールに荷重がいかないよう注意!レールに人の体重がかかれば、たぶん曲がります。
荷重を受け止めるのは木材とリアキャリア面です。
もし木材が浮いていれば、クッション性のあるゴムシートなどで隙間を埋めましょう。
固定部分の拡大。ボルトにはレールに食い込み防止のためワッシャーが必要。
振動で緩まないようバネワッシャーも追加。
締め込んでいくと締め込むトルクにレールが負けて歪み始めたので、ゴム足をはさみ緩衝しました。
レール前側は歪まなかったので付けてませんが、無いよりはあった方が良いと思われます。
見た目はアレだけど断然乗りやすく
着座テスト中。腰を振ってもガタつきもなく、問題なさそうです。
座面幅も広いため、安定感があります。
木の部分に黒いペンキを塗りました。
遠目からでは下駄の存在が分からないです!
近くに寄れば、木とは分からないまでも何かあるのは分かりますね。
取り付け位置はピリオンシート単体で付ける時よりも、若干後ろに下がっています。
鬼目ナットを入れる位置次第で、多少の調整が効きます。
これで問題ないと思われますが、実走してみて何かあれば追記します!
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