バイクドーリーで狭い駐車場での移動を楽ちんに!
今年は11月でも異例の暖かさで、バイク乗りには嬉しいですね!
日によって寒暖差が激しく、服装が難しいところです。
今回はバイク関連記事ですよ~。
うわっ...私の駐車場、狭すぎ?
現在のバイク駐車状況ですが、上図のような感じ。道路は左側で右は隣家、行き止まりです。
カーポートの奥のスペースに置いています。
車が停まっていると中での方向転換は難しく、何度も切り返しが必要です。
そんな狭い場所でもバイクを移動させやすくするのが「バイクドーリー」というアイテムです。
一応サイドスタンドを軸にして車体を回す技もありますが、駐車場コンクリを傷付ける&サイドスタンドに過負荷がかかるので非推奨。オフ車に乗っていた時はよくやっていました。
CT125ハンターカブで使えるバイクドーリー
用意したのはこちらの、左右非対称のバイクドーリー。
耐荷重130kgまでで、CT125は120kgなのでギリいけます。
Amazonで購入しました。6,650円。
記事作成時、Amazonでは売り切れていますが。
楽天だとジャッキが付いてくる店がありましたが、こちらも売り切れ。
モノタロウにあるコレが同じものと思われます。
似たものと間違わないように注意ですよ。
左右対称なやつは、センタースタンドの足掛け金具部分が引っかかるようです。
非対称のコレは大丈夫。移動しないよう簡易ロックもかけられます。
手前にあるレバーを起こすと、車輪が4つ中2つが浮いて動きにくくなる仕組み。
ロック部分。床とこすれて傷が入ります。
駐車場コンクリも傷が入ります。気になる人はゴムか何か貼りましょう。
キャスターはかなりちゃちい、ベアリングも何も入っていないプラキャスター。
長く使うなら、交換した方が良いと思います。私は替えていませんがw
段差にも弱く、駐車場の目地などでも引っかかってモタつきます。
キャスターを外すには薄い板レンチが必要。ナットは11mm。
もし交換される場合は、低床キャスターの50mmぐらい、ロック機構なしが良いと思います。
ロックありだと360°回転させる時に引っ掛かるはず。
私はまぁ、壊れた時に替えようかなとw
使い方は簡単で、センタースタンドの下に置いて、動かないようドーリーをロック。
あとはセンタースタンドで踏むように立てるだけ。
ロックを解除して、好きな位置に動かします。
この前寄りの位置で立てるなら、左右対称のバイクドーリーでもスタンドの足掛け部分が干渉しない気がする。
非対称のバイクドーリーの場合、後ろ寄りでも干渉を気にせず立てられます。
手前の足掛け棒部分は、低くなった部分でうまく避けてくれますよ。
CT125の場合、荷物を無積載だとフロントタイヤが接地してリアタイヤが浮きます。
フロントタイヤをコンパスの針として、車体後ろが回せるように。
荷重をリアに少しかけてフロントとリア両方のタイヤが浮いた状態にすると、その場で360°回転させることも可能。
車体を水平に保ちつつ回転させるため、多少の腕力は必要になります。
リアキャリアあたりを持ってやると、動かしやすいです。
普段なら切り返しが面倒な、壁際ギリギリにも駐車できるように。
移動はバイクにまたがらずに腕でやります。
またがるとドーリーの耐荷重130kgを超えますので。
使わない時は、整備中の作業台にも!
色々工具や小物を載せて丸ごと移動させられるので、意外と便利です。
バイクドーリーで狭い隙間を通る
ここまでは一般的な使い方。作業台は一般的ではないですが。
私の駐車状況の問題がもうひとつあります。
これです。「車を停めているとバイクが出しにくい問題」。
出しにくいというか、出ないです。
車をおもいっきり右側に寄せた状態で、左側に残る通路幅が70cmぐらい。
CT125の車幅は80.5cmありますので...
バイクに乗る時は一度車を出して、バイクを出して、車を戻す。
帰ってきた時もまた車を出して、バイクを入れて、車を戻す。
面倒くさいことこの上なし!
バイクはハンドルを左右どちらかに目一杯切ると、車幅も狭くなります。
これを利用して、ハンドルを切ったまま前進すれば良いのではないか?と考えました。
そう、バイクドーリーでね!
まずバイクドーリーに乗せたら、ハンドルを左いっぱいに切ってハンドルロックをかけます。
ドーリーのロックを解除したら、リアキャリアを押し下げてフロントを上げ、後ろから押していきます。
70cmの隙間も、余裕をもって通れました!
サイドバッグがあると少し邪魔。
車のサイドミラーをかわせば、もうゴールは間近。
ドーリーに乗ったまま敷地外まで出庫はできません。
角度があって無理なんです。
バイクドーリーの最低地上高は2cmぐらいしか無いので、坂道・段差はNG。行けるのは平坦のみです。
ドーリーにロックをかけて、ハンドルロックを解除。
センタースタンドを解除して、ドーリーを抜き取って終了です。
出庫時は車を一度出すよりも断然速く、1分ぐらいで出られるようになりました!
「出庫時は」とあえて書きました。入庫時は、勝手が違うんです。
駐車場入口が坂なので、駐車場の平坦部分まではバイクを進入させないとドーリーにセットできません。
この狭いスペースにバイクを停めてセンタースタンドをかけるというのが、できなくはないのですが面倒です。
センタースタンドをかける時は車体の横に立って行いますが、立てるスペースが無いので時間が少々かかります。
潜り込むようにしてバイクドーリーを車体の下まで転がしたりw
お尻からバックで入っても同じです。
ドーリーからの解除は押すだけなので、勢いでいけるんですけどね。
車とある程度離れて平坦箇所のスペースが広い人なら、問題なく運用可能でしょう。
本来の用途では満足
安っぽいキャスターなどは気になりますが、CT125クラスのバイクであれば十分使えました。
本来の用途以外の、狭い通路を通せるというのも「超便利!」ではないけど「やればできる」。
通路問題は、そのうちハンドル幅を詰めようかと思いますw
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